はじめに
北海道紋別郡滝上町はオホーツク海側にある紋別から山に向かった場所にあります。ここは芝桜が有名で5月中旬から6月上旬までの期間限定で開花します。他に見所もあまりなさそうな場所ではあるので少々時期の調整は難しいですがこの時期に訪問してみます。
旅程
1日目
滝上町へ
羽田空港
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羽田空港第2ターミナル |
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羽田空港第2ターミナル国内線 |
NH61
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羽田空港58番ゲート |
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JA744A |
11:11
少々遅れ気味で58番スポットを離れました。隣の飛行機に干渉するためなのか誘導路までのロングプッシュバックとなりました。更には滑走路混雑で離陸滑走は11:39になりました。これは到着が遅れそう。離陸はRWY16Lからとなりました。南向きですが離陸後すぐに北に向かいます。
新千歳の今日の滑走路はRWY19Lでした。遅れているときに限って南向きです。
9番スポットに到着することには遅延は25分になってしましました。これ以上遅れるとお昼抜きなのですが、なんとかギリギリかな。
滝上へは札幌駅前からバスに乗るので札幌駅まで快速エアポートの札幌行きに乗ります。
北海道といえば冬の保温のためにデッキ車が普通でしたが、今はデッキなしの通勤形が増えましたよね。半自動ドアで保温されるようになったのと扉付近の暖房でうまくやってるのでしょうね。
14:08
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733系 |
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札幌駅 |
札幌駅に到着しました。
北海道の都市間輸送は鉄道からバスへの移行が激しいので、札幌駅前に巨大なバスターミナルが、と思ったけどないな。
流氷もんべつ号の紋別行きに乗ります。運行は道北バスのようですね。
途中の納内で乗務員交代があって、比布大雪で休憩時間が取られました。
乗客は14名といったところです。もう少し利用があると思ったのですがこの人数だとバスも大変そう。
バスはトイレと充電ポートとWiFi付きなので快適に過ごせそうです。
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比布大雪パーキングエリア |
切符は宿近くの道の駅までだったのですが、手前の旭町バス停で下車しました。
晩御飯のために近くのセイコーマートによっていきます。
道の駅は5月だけの臨時停車となるので案内がなくて、旧滝上駅で降りようとしたら運転手さんがこっちのほうが近いと教えてくれました。ありがとうございます。
ホテル渓谷
進次郎のせいでコンビニ利用時にはレジ袋を要求するという手間がかかるようになりました。しかし、セイコーマートは進次郎対策としてレジ袋を無料にしていました。素晴らしい。
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ホテル渓谷 |
外観が随分と凝っています。滝上は童話村としての売りもあるようなので、このホテルだけでなく道の駅などの建物も欧風にしてるものが多いです。
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ホテル渓谷 洋室 |
このホテルには大浴場があるので、晩ごはん前にお風呂に行ってきます。
ホテルにはレストランも併設されているようで、晩御飯はこちらでも良かったかもしれませんね。到着が19時くらいになる予定だったのでセイコーマートにしたのですが、この時間でも利用に問題ないようでチェックイン時に案内がありました。
それにしても朝4時にはすでに明るくなっていました。今日の日の出は3時59分だったらしいです。夏の北海道は朝が早いですが、早すぎです。
錦仙峡遊歩道
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錦仙峡遊歩道 |
宿の尖塔が見えます。
右岸側は用水路沿いになっていました。最初は農業用水かと思ったのですが、どうやら水力発電用の導水路みたいです。
20時をすぎると新千歳空港のお店は閉まってしまうのですがANAのお店がまだ開いていたので晩ごはん代わりにお弁当を買ってきました。量の割になかなか高めですがサーモンが美味しいです。
21:49
お土産は芝桜にちなんだものですね。これらは期間限定品のようです。
計 60,061円
人工的な堰のようですが、雪解け水の影響で水量がすごい。
広い敷地に芝桜がきれいに咲いています。数が多く香りもかなり強い。ここまで見応えがあるとは思わなかったです。
滝上公園
チェックアプト時間ギリギリにチェックアウトしてこの旅の本命である芝桜を見に行きます。
広い敷地に芝桜がきれいに咲いています。数が多く香りもかなり強い。ここまで見応えがあるとは思わなかったです。
始めからこの広大な面積で咲いていたわけでなく花壇レベルのものを50年かけて育てていったらしいです。
公園の前には水力発電所があります。すぐ上流の渚滑川とサクルー川の合流部から取水して発電を行っているようです。渚滑川にはこの小規模な水力発電所があるみたいです。東京の電力は北海道から供給されるものも多いのでココの電力も届いているのかな。
公園の前の中央橋は構造的に元鉄道橋かな?今は人道橋になっています。
こちらも人道橋のリバティ橋です。ちょっと面白くて交流プラザに直結しています。これも鉄道橋だったんだろうか。
虹の橋は童話村の装飾になっています。こっちは国鉄渚滑線の第三渚滑川橋梁だったらしい。今は人道橋ですね。
滝上観光
たっぷり4時間以上滞在して14時過ぎに公園を後にしました。バスは16時なのでのんびりバス停のある道の駅に向かいます。
バスの時間の都合で4時間も公園にいたのですが2時間もあれば十分かな。寄り道をしながら道の駅を目指します。
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滝上芝さくら発電所 |
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中央橋 |
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リバティー橋 |
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虹の橋 |
渚滑線は名寄線の渚滑から分岐し渚滑川を沿って滝上まで伸びていました。計画では峠を超えて石北線までつなぐ予定だったとか。今は名寄線もなくなってしまいました。
交流プラザもメルヘンな面持ちです。
帰路は道の駅から乗車します。最近の道の駅は色々と施設が巨大化していますが、ココの道の駅は限定的という感じですね。お土産売り場もそれほど大きくはないです。
16:14
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交流プラザ |
帰路
流氷もんべつ号
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道の駅 香りの里・たきのうえ |
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JR北海道バス |
流氷もんべつ号で札幌を目指します。帰りの運行はJR北海道バスのようですね。
19:46
調べてみると事故で通行止めらしい。飛行機の乗り継ぎは25分程度の余裕しかないのでこれはちょっとまずいかな。
帰りも比布大雪パーキングエリアで休憩が行われました。乗務員さんに聞いてみると遅延は10分程度で回復運転中なので到着は定刻になりそうということでした。おまかせしましょう。往路と違うのは交代の運転手も同乗していてここで乗務員交代となりました。
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札幌駅前バス停 |
4分の早着で札幌駅前のバス停に到着しました。
アクシデントがあったにも関わらずありがとうございます。
快速エアポートで新千歳空港に向かいます。
新千歳空港に到着しました。
帰りの飛行機の1時間前に到着することができました。無事に東京に戻れそうです。
NH988
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石狩鮨 |
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新千歳空港8番ゲート |
搭乗開始になったので飛行機に乗り込みます。
NH988便は休日のみの運行のようで最終便になります。平日の最終便はNH84便でNH988便の25分前の出発です。つまり、平日だと滝川から戻ってくるのは難しいです。
この日のNH84は遅延していてちょうど折り返しが到着したようです。
強い南風の影響で速度がでなくて羽田空港の管制順の影響もあり到着が遅れました。
残念ながら終電は行ってしまった感じですね。さてどうやって帰ろうかな。
今回の旅はここまでになります。
お土産
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お土産 |
費用
- 交通費
- ANA
- 羽田空港→新千歳空港 12,970円
- 新千歳空港→羽田空港 12,970円
- JR
- 新千歳空港↔札幌 2,460円
- 北海道中央バス
- 札幌↔滝上 9,300円
- 宿泊費
- 1日目 11,820円
- 食費
- 1日目昼 1,100円
- 1日目夜 1,692円
- 2日目昼 1,900円
- 2日目夜 1,311円
- その他 1,008円
- その他
- 芝さくら滝上公園 500円
- お土産 3030円
計 60,061円
新たに追加された訪問地
- 北海道
- 三笠市
- 紋別郡
- 滝上町
あと38市町村
さいごに
北海道の滝上まで行ってきました。芝桜がとてもきれいだったのが印象的です。ただ、これ以外の見どころは少ない感じなので観光としてはレンタカーを利用して周辺の観光模するのが良さそうです。公共交通機関は旧国鉄の廃線代替バスで朝夜夕方にしか運行がなくやや不便です。それでも芝桜のシーズンは停留所が増えるなど一様の考慮はあるのですが、利用者の数を見るに維持も困難そうでした。帰りのバスが遅延したのはかなり焦りましたがなんとか無事に東京まで戻ることができて月曜日の仕事も休まずにすみました。ただ、帰宅できたのは翌月曜の1時だったので眠かった。