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2019-08-29

餅入りミートソースグラタン

はじめに

なんとなくミートソースが作りたかったので作ってみましたが、その後のことを何も考えてなかったのでグラタンっぽくしてみました。ここで止めておけばよかったなあという一品。

外観


レシピ

  • トマト缶 1つ
  • 豚ひき肉 180g
  • 玉ねぎ 2個
  • コンソメ 2個
  • 溶けて流れる方のスライスチーズ 6枚
  • 正月に余ったお餅 6個
  • 香辛料(塩・胡椒・大蒜・オレガノ・タイム)
3食分くらいになります。
ミートソース作るときはトマト缶が最小単位になるから作り過ぎちゃうんですよね。
かと言って、トマト1個買ってきて湯剥きするのは面倒だし

作り方

  1. 玉ねぎを木っ端微塵切りにして炒めます。
    カロリーを抑えるために玉ねぎ多めで油も引かない。焦げやすくなるので火加減に気を配ります。
  2. ひき肉を投下して火を通します。本当はひき肉単独でさっと炒めるのがいいのですが、油を使わないと間違いなく炭になるので、そのまま投入。
  3. トマト缶の中身を入れる。トマトは念入りに潰す。
    いつもホールタイプを念入りに潰してるけど、どうせ潰すならカットタイプでもいい気がします。でも、なんとなくホールタイプを買ってしまう。
  4. トマト缶に水を入れて缶の内壁にくっついたトマトとともに水を投入。
  5. コンソメ投下
  6. 香辛料投入
  7. 煮詰める。
    やりすぎたかな。と思うぐらい煮詰めるとだいたい丁度いい。木べらで混ぜてて、そこが見えるくらいになると焦げやすくなるので、よく混ぜる。
  8. オーブン耐える容器に入れる
  9. お餅を乗せる。
  10. チーズを乗せる。
  11. パン粉を散らすと、焦げ目がきれいにできやすい。
  12. オーブンで焼く(180度10分くらい)
  13. 失敗する。

総括

ご飯もマカロニもなくてお餅を入れてみたのですが、これがいけなかった。お餅の熱容量が半端ないです。
天火でチーズがちょうど良くなってもお餅には全く火が入ってない。
仕方ないのでコンロで下から追加で加熱、ようやく食べられる状態になりました。
たくさんあるので残りを翌日に回しましたが、お餅は再び硬化、底面から加熱するも焦げるまで加熱してもお持ちは硬いまま・・・
アツアツトロトロになる予定だったんですけどね・・・

2019-08-25

はじめてのMRI体験記録

胆管及び膵管の検査をするためにMRIが必要ということだったので、人生で初めてMRIを経験してきました。ちなみに、一切の金属は持ち込み不可なので写真などないです。
午前中の検査だったので朝食は抜きです。まあ、普段から食べてませんが、この種の検査では基本ですね。朝ごはんを写真に撮ったところで嬉しくないですからね。
撮影したい場所にもよりますが、今回のように胆管の撮影を目的とする場合は造影剤を飲みます。経口摂取の造影剤でレトルトパックした感じの250mlのものでした。既に水に溶解した状態のものをパックしてました。これは取り扱いが楽でいいですね。もう少し少ない量だと簡単ですが十二指腸まで流す必要があるのでこの程度の量は必要なのかな。冬場で水分摂取が減るときはちょっと大変かもしれません。
ちなみに、味はついてません。蒸留水飲んでいる感じ、有り体に言えば美味しくない。
技師さんに「味ないですね」と伝えたら、「薬ですからね」と返された。それもそうか。
次に検査着に着替えます。ヘアピンと金具のついた下着は絶対に外すように言われました。専用の検査着に着替えるのも服に金具や金線が入ってる可能性があるからでしょうね。強力な磁気を使うので当然ですね。案内のVTRでは映像が乱れるからと強調してましたが、強力な稼働中の電磁石に金属を近づけるのは自殺行為でしかないです。もっと強力な物理実験用のやつだと、指輪してると指が飛んでいき、ネックレスしてると首が締まって死にます。
着替え終わったら制限区域へ
制限区域前の扉、扉の奥のランプのところが検査室で磁気シールド扉になってます

検査室前で空港のセキュリティチェックのような金属探知機で再チェック、全身くまなく探られます。
世間的には放射線を使うCTのほうが危険な印象がありますが、私に言わせてみれば直進しかしなくて、鉛で容易に防御できる放射線のほうが安全です。地場の遮蔽は本当に難しいです。金属板で一時的に防壁されますが、そのうち磁化されて素通しになりますしね。
MRIはとにかく狭かったです。筒に投入されたら目の前は壁でした。
あとはとにかく音が大きい。ヘッドホンがないと技師さんの指示は聞こえないですね。
検査は30分程度でした。技師さんの指示に従って、息を止めたり、一定速度で呼吸したりします。特に指示がないタイミングもあります。写真を取るとありますが、実際は1点の情報を取得してそれを上下左右に動かして走査するので、1枚の写真を取るのに一定の時間が必要になります。多分10~20秒くらい。
そして途中で寝る私。いや、朝早かったので早起きしたもので・・・
私は機械が発する一定リズムの音って気にならないんですよね。技師さんの声で起こされましたw
検査が終わったら、着替えてお金払って終わりです。結果は後日受け取る予定です。
ちなみに、お値段は2,308点で7,000円ほどになりました。この7割ほどが造影剤の薬価になります。MRI安い。

2019-08-14

鹿児島県枕崎旅行

はじめに

夏の18切符の季節になったので、今回は鹿児島県薩摩半島を目指します。
鹿児島と宮崎は18切符で行くには非常に困難な土地です。
九州新幹線が開通して、18切符が利用できる経路は肥薩線と日豊線の2経路だけになりました。その上、肥薩線の人吉-吉松間は1日3往復、日豊線の重岡-延岡間は1日1往復半しか利用可能な列車がありません。
今回、私が利用したのはどちらでもありません。
利用すると連休中に東京に戻れないんです。

旅程


1日目


  • 品川
    今回の旅では東海道線を利用するので品川起点となります。
    8時台の電車なので熱海行きを利用します。
    朝早いと沼津行きとかもあります。
    しかし、休日のため尋常じゃない人の数が、これは熱海が悲惨なことになりそう。
  • 熱海
    予測通り熱海は身動きできないほどの人の多さでした。
    熱海からは本数両数共に減るので18切符シーズンの混み方はなかなかの異常事態です。事前予測は可能だったので1本パスして静岡行きに乗ります。
  • 静岡
    静岡までの途中の興津で結構降りる人が、この人達は興津発の電車狙いですね。このあたりは3両編成になることもあるので熱海の次くらいに大変です。
    私は静岡でお昼にする予定なので静岡まで行きました。
    お昼は「卵と私」でオムライスを食べました。
    食べたら静岡発浜松行きに乗ります。

  • 浜松
    浜松から岐阜行きに乗り換え途中の豊橋で降ります。
    豊橋発の電車に乗るためです。
  • 豊橋
    豊橋から快速米原行きに乗ります。
    関東圏って快速電車ってないですよね。
    かつては大垣行きでしたが、今は米原行きがパターンダイヤで差し込まれているので大垣で走ったり時間調整しなくて済むようになりました。
  • 米原
    米原で晩ごはんですが、米原って駅周辺に本当になにもないんですよね。
    どうしたものかと思ってましたが、駅前広場で今日限りの屋台を出してるとかいう人たちと話し込んで屋台の食材を食べて晩ごはん代わりとしました。
    明らかにお客よりも売り子が多く、焼き鳥も過剰に焼いてましたが、焼いた橋から焼いてる人たちで食べてました。まあ、リノベーションプロジェクトだそうなので、採算度外視なのでしょう。
    ここからは新快速播州赤穂行きで一気に姫路です。
  • 姫路
    姫路岡山間は赤穂線もあるのですが、今回は接続の関係から山陽線でそのまま行きます。
  • 岡山
    三原行き電車を待ってると同じホームから伯備線の最終が、しかも関東の満員電車くらい詰め込んでました。今日は何かあったのでしょうか。
  • 三原
    日が変わることに三原に到着して宿へ

2日目


  • 三原
    時間があったので糸崎に戻ります。次の岩国行きが糸崎からです。
    糸崎に宿を取りたかったのですが、糸崎に宿はなし。
  • 糸崎
    糸崎でちょっと駅を散策してたら下り列車が先に来てしまいました。
    岩国までは補助席でがんばります。
    途中の広島と宮島口の間はかなりの混み具合。ここはいつも多いですが、欧米人が多いのが特徴かもしれません。厳島神社は行ったことがありますが、また行きたい。
  • 岩国
    岩国で早いですが昼食にします。
    昼食は駅構内にある「IWAKUNI COFFEE」っていう喫茶店です。ランチも食べれてとても美味しいです。春の福岡旅行時も利用しました。
    そして地味に長い山口県横断にかかります。

  • 下関
    下関から関門トンネルを通過する小倉行きに乗ります。
    昔は関門トンネル専用車両とかもあったのですが、今は交直両用ぐらいが制限ですかね。
  • 小倉
    小倉からは区間快速で一気に大牟田まで行きます。大きな都市圏は快速に乗って通過ができるので楽でいいです。
  • 大牟田
    大牟田で晩御飯にします。
    お盆休みもあってお休みのお店も多い中、「洋風かつ丼」という謎の幟を見つけたのでお店に吸い込まれることに。
    かつてデパートで提供されてたものを復活させたもので大牟田名物にしてるとか
    知らなかった。
    卵で閉じたカツ丼よりもソースカツ丼の方近いかな。

  • 八代
    大牟田で八代行きに乗って八代まで来たものの。次を考えるなら新八代で良かったかな。八代からは新幹線開業に伴いJRから外れた「肥薩おれんじ鉄道」を利用します。
    ご多分に漏れず運賃はとても高い。
  • 出水
    ローカル線乗っていると乗客が私一人になるときがたまにあります。
    このときもそうでした。途中の水俣でみんな降りてしまった。県をまたぐの仕方ないかもしれません。運賃は高いですが、運転士の人件費分にもならないですね。JR貨物が利用しているみたいなので廃線は免れそうですが、電化されているのに維持費の関係から気動車・・・


3日目


出水駅で見つけたファミマラッピングトレイン
微妙に間がある通り2両は連結してません。
しかも手前の110Aはがっちり車止めしてあります。動かしてないんじゃなかろうか・・・
  • 出水
    川内まで引き続き肥薩おれんじ鉄道を利用します。
    昨日は100系でしたが、今日は150系でした。シート的にこちらのほうが乗りやすいですね。乗客数はまあ昨日よりは多かったですよ。
  • 川内
    川内では肥薩おれんじ鉄道専用の出口はなくJR直結でした。
    切符を渡してそのまま行こうとしたら精算証明書を貰いました。
    今日分の鋏を入れてもらうために一度改札まで行ってから鹿児島中央まで電車を使いました。川内から鹿児島中央はJRなんですよね。黒字区間なんでしょうね。
  • 鹿児島中央
    鹿児島中央から枕崎までは鹿児島交通のバスを利用しました。
    往復共に枕崎線でも良かったのですが、滞在時間を長くしたいのと、路線が南さつま市経由だったからです。
  • 枕崎
    到着してから知ったのですが、鰹が有名らしいです。
    お昼は鰹にしました。タタキと卵はわかったのですが、ほかは皮の天麩羅(初めて食べた)と内臓煮(甘く煮ていて美味しい)と鰹味噌(よくわからない)です。
    枕崎駅を写真に撮って列車の時間になるまで港まで散策してました。
    私にしてはとてもいい天気だったので日焼け止めは追加投入でした。これがあるから夏はちょっと面倒。
お昼の鰹
端っこ枕崎駅
駅前の灯台のレプリカ
枕崎港
  • 鹿児島中央
    枕崎から鹿児島中央まで冷房の効きの悪い汽車に揺られて2時間半でようやく鹿児島中央に到着。中で熱射病になるかと思いました。途中の西大山駅は最南端駅ということもあって人が多かったですが、乗ってくる人は殆どいないという。まあ、車のほうが早いしね。ローカル線は衰退していく一方です。
    鹿児島中央駅の天文館むじゃきをチラ見したのですが、待ってる人の名簿が3ページめに突入してるのを見て断念しました。帰りの飛行機の時間があるし
    特にどこかに寄ることもなく、鹿児島空港へバスで向かいます。バスで40分。もうちょっと近くで良くないですか?
  • 鹿児島空港
    鹿児島空港でちょっと早めの晩御飯として黒豚を食べました。鹿児島名物だしね。
    ついでに白熊がメニューにあったのでそれも注文しました。
    黒豚の焼き肉は美味しかったけどこんなものかなって感じでしたが、白熊は食べごたえ(難易度的な意味でも)バッチリでとても美味しかったです。ここの勝負は白熊の圧勝といったところです。次は天文館むじゃきの時間を十分確保しておこう。
黒豚
白熊
  • 羽田空港
    ANAで鹿児島空港から1時間半で羽田空港に移動して、今回の旅は終わりです。
    それにしても2日半の移動を1時間半とは飛行機は早いですね。

費用

  • 交通費 34,380円
    • 青春18切符5日分の内の3日分 11,850円×(3/5)=7,110円
    • グリーン券 780円
    • 肥薩おれんじ鉄道 2,160円
    • 鹿児島交通 2,490円
    • ANA 21,840円
  • 宿泊費 13,600円
    • 1日目 7,500円
    • 2日目 6,100円
  • 食費 8,372円
    • 1日目昼 1,296円
    • 1日目夜 800円
    • 2日目朝 657円
    • 2日目昼 1,003円
    • 2日目夜 970円
    • 3日目朝 369円
    • 3日目昼 1,620円
    • 3日目夜 1,990円
    • その他 434円
  • その他 2,169円
    お土産など
計 58,521円

新たに追加された訪問地

  • 福岡県
    • 福岡市南区
    • 春日市
    • 大野城市
  • 熊本県
    • 荒尾市
    • 玉名郡長洲町
  • 鹿児島県
    • 枕崎市
    • 指宿市
    • 南さつま市
    • 南九州市

さいごに

今回全行程に置いて天候はほぼ晴れという、私にしてはありえないくらいの恵まれた状況でした。日焼け止めがこれほどまで活躍するとは思いませんでした。
ただ、目的地の鹿児島に用意できたのは半日でした。1日あればもっと観光もできるのですが、移動を楽しむ私の旅だと目的地の観光はどうしても控えめになってしまいますね。
今回で枕崎を制覇したので稚内から枕崎までJRは制覇したと言っても過言ではない(かも)。
課題点としては、気温30度を連日大きく超える中でスマホが度々熱暴走で落ちた点ですね。最終日枕崎ではどうしても写真が取りたかったので、最寄りのスーパーで氷を買って冷やしながら写真を撮ってました。写真だけならカメラを持つというのもありですが、移動メインの旅で荷物を増やすのは得策ではないし悩みどころです。

2019-08-07

USB電源負荷試験用抵抗器

外観


目的

USBの電源供給装置を作るとしても、きっちり供給できるかどうかの試験はしなければなりません。
よくある急速充電モードだと、5V2Aを供給する必要がありますが、2Aというのはなかなか怖い数字ではあります。
そのへんのもので代用するのも難しそうなので、専用の負荷機を作ってしまうことにします。

製作過程

今回は想定される試験パターンとして以下のものを考えます。
  • 5V 500mA 2.5W
  • 5V 1A 5W
  • 5V 2A 10W
なかなかのハイパワーです。
1W以下であればカーボン抵抗器で問題ないですが、数W級になると金属皮膜抵抗器が必要になりますし、10Wとなるとセメント抵抗器かメタルクラッド抵抗器が必要になってきます。
メタルクラッド抵抗器は高いので安価なセメント抵抗器を使うことにします。
幸い規格に5Ω5Wのものがあります。これで5V1AはOKです。
中間値が満たせると今回は楽で、2本直列にして10Ω5Wとすれば5V500mA、2本並列にして2.5Ω10Wとすれは5V2Aを満たせることになります。
(本来であれば抵抗器の誤差も考慮する必要があります。セメント抵抗器は安価ですが許容誤差が大きいのも特徴です。今回調達したセメント抵抗器の許容誤差は5%なので、抵抗値が許容最低値だと5.26W必要になります。半導体ではないし、連続使用することもないからいいかという判断)

配線がむき出しのものだと、取り扱うときに気疲れしてしまうので、容器も作ってしまいましょう。

こんな感じに抵抗器が2本収納できる容器を3DCADでデザインします。
プリンターで印刷して設計に問題ないかを確認します。
微調整して3個分を量産します。

ケースの中に抵抗器を直列で2個、1個、並列で1個といれてはんだ付けして蓋を締めて出来上がり。

動作確認

確認してみると次のとおりになりました。

  • 0.5A→0.47A
  • 1A→0.93A
  • 2A→1.76A
誤差大きい・・・

抵抗値と抵抗器の誤差を考えてみると
  • 10Ω±0.5Ω→10.6Ω
  • 5Ω±0.25Ω→5.38Ω
  • 2.5Ω±0.125Ω→2.84Ω
という感じになります。
0.3~0.4Ωほど多い?

これはプラグとケーブルの損失かな。

2019-08-04

バナナ付きUSB電源プラグ

外観

目的

USBの電源供給を利用する機器が一般的になり、そのような機器を製作する機会が増えました。実験用の安定化電源から手軽にこれらの機器へ電力供給する事が可能なように、バナナプラグを持ったUSBプラグを製作しました。

製作過程

バナナプラグとUSB延長ケーブル(Aタイプ)を用意します。
オス側は今回は使わないので切り捨てます。
コードとプラグから自作すると無駄なプラグが発生しないのですが、USBケーブルはよっぽど特殊のものでなければ安価で良質のものが手に入るので、不要なプラグを切り捨てるの方式のほうがいいです。
切り取った側のケーブルにバナナプラグをはんだ付けします。
今回用意したケーブルは全結線タイプの2.0規格なので、電源のVとGNDの他に、信号用のD+とD-もありますが、必要ないので剥いたところで切断します。
電源ラインが細いので熱収縮チューブで補強し、剥いたところも同様に保護して出来上がり。

動作確認

テスターで極性を間違えてないか確認をします。
問題がなかったのでスマートフォンをつないで見る。
電源装置は5V0.47A表示。スマートフォン側は低速充電中と表示。これは5V500mAのモードになってますね。
電源装置は最大5Aまで供給されるはずなので(シナ製で限界動作を確認してないので本当かはわからない)、スマートフォン側か何らかな理由で2A供給をためらってる模様です。
なぜかな?デバイス側がホスト側に通信で要求してホスト側の回答によって動作を変えてるとしたらちょっと面倒なことになりそう。