.NET 5 SDK をインストールする
ダウンロードしてインストールする。
まあ、これ忘れることはないと思う。
.NET Core 3 から .NET 5 へ
ターゲットフレームワークを変更する。
ちなみに、名前順なのか「.NET Core 1.0」よりも上にある。
プロジェクトファイルは次のような感じになる。
<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">
<PropertyGroup>
<TargetFramework>net5.0-windows</TargetFramework>
</PropertyGroup>
</Project>
TargetFrameworkは自動で変換してくれるが、ProjectタグのSdk属性は手動で変えないといけない。
コンパイル場所の既定は「bin/Debug/net5.0-windows」となる。もう深すぎてめんどくさい。いい加減発行手順の手抜きはするなということかなあ。
Xamarin.Forms 5.0 にする
これは必須ではないんだけど、Xamarin.Forms 5.0も使えるようになった。
これも.NET 5と同様に使っていきたい。
注意が必要なのはAndroidXしか使えないこと。Android.Supportからの移行が必要になります。
また、最小APIが29となる。OSだとAndroid 10となるので、旧いスマホは要注意となる。というか、旧いスマホのOSのバージョンアップができないのは端末を買ってるのにおかしいと思う。所有権じゃなくて使用権でも売ってるつもりかよ。
移行方法の詳細はMicrosoftがDocsで発表している。
Azureをつかう
Azure Web Apps は現段階で .NET 5 はEarly Accessとなっている。
利用に大きなトラブルはないようだが、利用は自己責任の範囲が大きくなるので責任あるアプリケーションのバージョンアップは避けておいたほうがいいと思う。
Azure Functions は.NET 5は未対応。
全く動かない。少しも動かない。エミュレータすらも動かない。
しかも、コンパイルできるのに動かないと来たもんだ。
githubのissueでも論争が繰り広げられているのですが、「対応未定」とか「対応中」とかそういう次元ではなく「対応しない」予定らしい。
Azure Functions はバージョンアップしてはならない。私はやってしまったので後で戻さないと・・・
まとめ
特に大きな作業の必要なくバージョンアップ自体はできると言えます。
ただし、Azureを利用するものはしばらく様子見をすることを推奨します。