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2021-08-29

パソコン新調しました

パソコンが処理落ちしてコマ送りになることが増えてきたので新調することにしました。
前回や前々回は手間を惜しんでBTOにしたのですが、久しぶりにパーツ単位で購入して組み上げてみることにしました。ちなみに、昨今はBTOのほうが安く済むことが多いので自作にあまり意味はないですね。

買ってきた(というより通販で届いた)パーツはこんな感じです。
パーツ一式

マザーボード
アスロック製マザーボードでmicroATXです。マザーボードも進化が進んだのでグラフィックボードくらいしか追加するボードがないです。このためmicroATX規格で十分なサイズになります。CPU内臓のGPUで事足りるならPCIも不要なレベルです。マザーボードはCPUと各種スロットルの量で選定します。

CPU
Intel製CPU。私は昔からIntel派です。最新のRocket Lake世代のCore i7機です。マルチスレッドがうまいプログラムは難しいのでシングルスレッド性能が高いことは重要です。8コア16スレッドです。

簡易水冷キット
前回に引き続き今回もCPUは簡易水冷化します。冷却性能とか言うよりCPUファンがグラフィックボードや5インチベイの光学ドライブに干渉することを防ぐ目的です。CPUの空冷ファンの強制通風でマザーボードのチップセットを冷却していた時代がありましたが、マザーボード側もCPU水冷を考慮した設計にしてくれるようになったのでそういったトラブルも減りました。

SSD
1TBのM.2のSSDです。このサイズで1TBのEEPROMってのが恐ろしい。しかもEEPROMの性質考えると多分内部は1TB以上あるはず。ATAより高速なPCIバスを利用してアクセスを高速化するっていうのを実際にやってしまった点がすごいと思う。容量とアクセス速度と値段で選定します。

メインメモリ
メモリは容量と2枚組になるように注意してあとは値段と相談して選定します。2枚組にするのはマザーボードが2枚セットで動かしてくれる可能性があるからです。

グラフィックボード
グラフィックボードはGeForce派です。エンコードなどでCUDA技術を利用するためです。ミドルハイともよばれる60クラスが個人的に電力やお財布に丁度いいので選んでます。ただ、今回は支那人のマイニングで買い占められいて市場が高騰しており完全に予算オーバーになってしまいました。食料だけでなく半導体も爆買ですか、本当に地球に巣食うウィルスですよ。

OS
Microsoftへのお布施な感じでWindowsも購入しました。使わないPCから持ってくればいいのですが、.NET CoreがLinuxで動くようになったのでLAN内からWindowsがほとんど駆逐されてしまったのでHome Editionに挑戦してみようかと思いました。

パーツ揃ったので組み立てます。
前PC内部
筐体と光学ドライブと電源装置と配線は流用するので前のPCを解体します。
増設したストレージがひどいですね。HDDは低速大容量テンポラリ用だったので故障しても気にならないので平積み状態です。ちなみに1台2TBなので今回購入したSSD2個分がこのサイズという技術進歩を感じます。SSDは回転部品がないので平積みよりもひどい斜め積みです。ちなみにHDDを斜め積みするとディスクとヘッドが干渉するので使うたびに不良セクタが増えていきます(実際にやってみたことがあります)。

お掃除完了!
旧パーツをすべて外してきれいに掃除します。ホコリは電子部品には良くないですが、空冷の際の流れが悪くなって排熱不良を起こす以外のトラブルにはまだ出会ったことがないです。空冷はホコリのトラブルより前に回転部品が寿命を迎えることが多い気がします。

電源装置
グラフィックボードの消費電力が増えていて追加電源ラインの供給電力が不足しそうだったので電源も新しくしました。ちなみに電源装置も酷使される回転部品のひとつなので使い回しはあんまり良くないです。
私の体験した過去のトラブルだと、冷却ファンが寿命を迎えて停止→素子の排熱不良からの焼損というのがありました。パソコンから比喩でなく煙が出ました。素子周りに着火するものがなくて素子だけが燃えたので延焼しなかったのが幸いでした。メーカーもある程度は考慮していた構造なのかもしれません。

電源装置組み込み
電源装置を組み込みます。上下逆さまに見えますが、筐体が電源を下置きする構造になっているからです。個人的に電源は下置きがおすすめです。電源周りの配線がちょっと面倒になりますが、重量物の電源が下にあることで重心が下がりパソコンが安定します。
まとめるとこんな感じです。
  • 電源装置が下置きであることのメリットとデメリット
    • メリット
      • 重心位置が下がるので横から加速度に耐性が高い。転倒しにくい。
    • デメリット
      • 配線がやや困難化する。マザーボードの追加電源コネクタが下からだと遠い。
      • 電源の吸気が床からになるので通風性能が落ちる。

マザーボード設置
バックパネルを交換してマザーボードを設置します。マザーボードのネジは接地になるので、全て止めます。マザーボードによっては接地固定と非設置固定があります。接地固定はネジ穴の周囲がハンダ面になっているのが特徴です。非設置固定はプラ固定にするか、いっそ固定しないといった選択が必要になります。金属ネジでパターン名を傷つけないためです。

CPU固定
最近地味に怖いのがこのCPUの固定作業です。現在のソケットはCPU側は平面になっており、ソケット側に三角のピンがたくさん並んでいる構造になっています。この三角のピンにCPUが押し付けられることによって三角の頂点が少し曲がることで接地面を増やす構造になっています。つまり、あまり着脱の回数を増やせられないということです。

CPUクーラー固定
水冷キットを固定し、配線を行います。このあたりはキットメーカーの説明書を参考にします。

配線
メモリとSSDを取り付けて配線を行います。メモリはマザボの説明書を読んでスロットを間違えないようにします。間違っても動作しますが、パフォーマンスがフルで発揮されないです。
SSDの取付箇所はちょっと探しました。専用の放熱板の裏でした。CPUの下です。

グラフィックボード設置
最後にグラフィックボードを取り付けます。大きいので最後になります。また、グラフィックボードのファンに配線が接触しないかの確認も行います。このグラフィックボードは下面から吸気する構造です。パソコンを正位置にして配線が動いても接触しないかの確認も行います。

電源投入試験
再度、配線を確認してBIOS画面が確認できるようにモニタに仮接続して電源投入してみます。
なんかめっさ光りますね・・・
このあと蓋してしまうので光らなくていいんですけどねえ。

CPUベンチ
OSをインストールしてCPUベンチマークを実行します。スコアを追求するためではなく、CPUを高負荷状態にするのが目的です。

CPU温度
CPUの全てのコアに負荷をかけても温度が安定していることを確認します。温度が上がり続けるならCPU冷却系の異常です。クーラーの設置が不十分かクーラー自身が正常に動作していません。今回は70度付近で安定したので問題ないですね。
最近のCPUは低負荷時の消費電力が極めて低くなるように設計されているので負荷をかけるまで問題に気が付かない場合もあります。CPUベンチもマルチスレッド対応されてない物があるので全てのコアに高負荷がかかるように試験する必要があります。

GPUベンチ
GPUベンチでグラフィックボード側も確認します。グラフィックボードは冷却系が一体化しているので初期不良でもない限りは冷却で問題は起こりにくいです。しかし、補助電源が十分でない場合は高負荷時に問題が生じるので念の為に確認を行います。

ストレージベンチ
ついでにM.2の速度を確認します。2000MB/s出てますね。PCIexGen3なのでこのくらいです。Gen4ならもっと出ますが、容量とお財布から妥協しました。それでもSATAとは桁違いの速さですね。

大きなトラブルなしに組み上がりました。お値段は予算の20万円をオーバーした212,647円となりました。まあ、楽しかったし出来上がったパソコンは十分満足できる性能が出ているのでヨシ。

2021-08-23

第4次緊急事態宣言の影響 その3

4回目の緊急事態宣言は再び延長されて9月12日までになりました。医療機関の逼迫度具合からもこれは致し方ないところです。

こんな時でも脳筋祭はやるらしい。
担当大臣は脳筋祭と流行には無関係だと言ってましたね。私も関係性はないと思います。実際のところ感染者の増加から感染者が脳筋祭とは関係なく感染していることは一目瞭然ですからね。ただ、脳筋祭実施で自粛を辞めた人は多いみたいです。これを関連性があると言えば、「風が吹けば桶屋が儲かる」も関連性があるということですね。

職場では数人の感染者が一度に出ました。全員営業部門だったので外部から持ち込み広めてしまったらしい。その影響で週1出社義務が無くなりました。

9月の連休は出かける予定を立てて予約も入れてたのですが、流石に無理かな。緊急事態宣言が12日までだったとしても蔓延防止等重点が発令されるような気がします。どっちにしても移動制限がかけられるので同じですね。

2021-08-09

モデルナ製ワクチンを接種してきました(1回目)

モデルナ製の対武漢ウィルス用ワクチンを接種してきました。
世の中には欧米のワクチンが日本に広まると困る集団が住んでいるようで、ワクチンに否定的な情報が溢れています。私からのレポートは比較的客観的な部分のみをお伝えしようかと思います。

現役サラリーマンだと接種は、「病院に直接予約する」「自治体の集団接種」「国の集団接種」「勤務先の職域接種」の4種類になります。私が予約できたのは「自治体の集団接種」になります。インターネットから簡単に予約できました。
ファイザーのワクチンは供給量が限られているようでこちらの選択は難しいようでうが、モデルナのワクチンは武田製薬経由で供給されることもあり、かなり潤沢に供給できているようです。
ファイザーの予約が難しいいのはワクチン接種後の反応がモデルナより低いという報道の影響だと思われます(これは主観です)。自治体ごとに摂取状況がばらつくのは人口あたりの医師・看護師の確保量と自治体の金銭的余裕具合に依存していますね。やはり住むなら自治体の資金が潤沢な都会に限ります。

以下は時系列の流れになります。
・1日目15:45(T-17分)
接種会場の多目的ホールに到着
予約は16時で30分単位に区切られてました。到着時間としてはかなり早いですが初めて訪問する場所なので早めに移動しました。
ホール入口から会場までの案内の人は10人。要所どころでないくらいの量です。これは一般人と動線を分けるという意味合いもあるのかも。
開場前の通路で順番待機。16時組の中では14番目。みんな早いところが報道と違ってワクチンにかける期待が大きいことが伺えます。
待機中に係員が身分証明と予診票の記入のチェックをしていきました。

・1日目15:52(T-10分)
前の組が終わったということで入場。
入場時に体温チェック(36.4度だった)と手の消毒があります。
その後、問診前の待機場所で待機となります。

・1日目15:58(T-4分)
医師による問診を受けます。特に問題ないので問診後は摂取前の待機場所に移動。
問診と接種はそれぞれ4系統確保されていました。

・1日目16:02(T0)
演習開始。
看護師によりワクチンを左上腕部に接種します。注射の種類としては量も場所もインフルエンザワクチンと変わらない感じです。
この看護師さんは腕が良くて痛みはほぼなかったです。毎年やってるインフルエンザワクチンのほうは腕が悪くて結構痛いんですけどね。
このあたりの痛さは純粋に打ち手の技術に依存するみたいです。
記録によるとLot番号は3004497らしい。
急性アレルギー症状が出ないか観るため接種後待機場所に移動します。

・1日目16:20(T+18分)
特に痛みも目眩もなにもないので接種自体はここで終了となりました。

・1日目17時30分頃(T+1.5時間)
仕事は休暇をもらったので、帰宅しました。
体温は36.6度
痛みなどの特徴的な症状はなし。

・2日目0時頃(T+8時間)
就寝
体温は36.6度
痛みなどの特徴的な症状はなし。

・2日目7時頃(T+15時間)
起床
体温は36.0度
左上腕部の注射箇所の筋肉が筋肉痛の症状を呈する。動かすと痛い。左腕が水平より上に上がらない。

・2日目13時頃(T+21時間)
体温は36.4度
筋肉痛は継続中。腕の可動範囲も朝と変わらない。

・2日目20時頃(T+28時間)
体温は36.8度 微熱
筋肉痛は継続中。

・2日目21時頃(T+29時間)
室温以上に熱を感じるので体温を再計測。
体温は37.7度 明確的な発熱
筋肉痛は悪化も改善もせず。
市販薬のイブプロフェン150mgを経口投薬。
氷嚢を準備し、就寝する。

・3日目7時頃(T+39時間)
起床
体温は36.4度
筋肉痛は継続中。
記録によると朝4時ぐらいまでは発熱していた模様。7時間位は発熱していたことになる。

・3日目16時頃(T+48時間)
体温は36.6度
もう発熱はしない模様。
筋肉痛は軽減して腕も真上まで上がるようになった。

・4日目16時頃(T+72時間)
左上腕の筋肉痛は圧迫することでしか痛みを感じることはなくなった。炎症自体は収束して組織のダメージが残っている感じだろう。

・5日目16時頃(T+96時間)
左上腕を圧迫しても痛みを感じることはなくなった。
演習終了。

以上が時系列です。

発熱症状は突然始まる。継続は7時間で突然終了する。
筋肉痛は4日間続く。
他の症状なし。
という感じでした。
発熱も筋肉痛も正反応なので副反応は発生しませんでした。報道ではこれらは副反応だとデマを流していますが、発熱も炎症も正常な免疫反応なので異常なことはなにもないです。ただ、mRNAワクチンの特徴なのか、発熱が突然始まるのは要注意と言えます。事前に発熱に備えて、発熱しても大丈夫な場所にいるようにすることは重要と言えるでしょう。
呼吸器系の反応がないのは炎症箇所が呼吸器でないからでしょうね。
免疫機構の演習としては申し分ない結果と言えます。
2回目が楽しみですね。

2021-08-02

第4次緊急事態宣言の影響 その2

4回目の緊急事態宣言は8月22日までの予定でしたが、微妙に延長されて8月31日までになりました。脳筋祭が終わるまでは特に移動する予定ではなかったので、そういった意味での影響は出ませんでした。脳筋祭は9月5日までの予定なのでこの延長は教育機関の夏休みに合わせたのでしょうね。
私は1回目の緊急事態宣言のときは自宅と買い出しくらいしか外出してませんでしたが、2回目以降はこれに職場が増えたくらいですかね。職場との往復は武漢ウィルス蔓延前には電車でしたが、電車内での感染リスクを避けるために徒歩に切り替えました。おかげで時間がかかってしょうがないです。
往復時の人通りはもう自粛してるとは思えないくらいですね。

休業養成でなく休業命令とすべきでした。
休業に保障をつけるべきでなかった。
給付金なんて配るべきでなかった。
いち早く私権制限をできる法律を作るべきだった。

反省点は多いですが、これが日本の政治制度の限界点なんですかね。選挙のたびに消極的な(こいつよりはマシ的な)感じで投票せざるを得ないです。小池とか

脳筋祭明けの9月からは旅行に行くつもりで計画を立ててます。さあどうなりますか。