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2020-10-29

沖縄県久米島旅行

はじめに

SFC修行の方は予定を前倒しで終わってしまいましたが、予約した沖縄行きをどうするべきか。聞くところによると羽田-沖縄のプレミアムクラスはプレミアムクラスの中でも別格らしい。沖縄便の体験とANAの売上貢献のためにキャンセルせずに行ってみることにしました。

旅程


出発前

1週間前、目的地の久米島の天気予報はというと、
まずまずなんだけど、この風は何?台風でも来るの?

しかし、1週間頑張ってお仕事に励んでいると、前日にはこのような予報になってました。
素晴らしいお天気じゃないですか。これはすごく楽しみです。

残りの懸念事項は前日の久米商船が欠航したくらいですね。

1日目

京急空港線の初電

この日に利用する那覇行きのANA461便は羽田空港6:10発です。これは石垣に行く時に利用したANA89便と同じ時刻ですね。ちなみに、我が家から早朝最速で行っても羽田空港には5:41にしか到着できません。羽田空港の保安検査場の締切は20分前なので、猶予は9分です。地下から駆け上がればもしかしたら・・・。流石に出だしから挑戦的すぎるので、石垣行きと同じく早めに出て京急空港線の初電を使います。これなら羽田空港には5:29に到着するので猶予は21分になって余裕で間に合います。
この日のこの電車はそれなりの乗車率でした。尤も半分以上は空港職員のようで、Staff Onlyの扉に消えていきました。今日もお世話になります。早朝や深夜に営業時間のある職場で働いたことがないのですが、きっと不規則な勤務時間になるのでしょうね。頭が下がります。私はちょっと続けられる自信がないです。

ANA461便とプレミアムクラスの全力

この日のフライトもかなりの搭乗率でしたが、そもそも機材変更で737-700になってました。難点はWiFiが使えないこと。ANAの国内線でWiFiが使えない機材にあたったのは久しぶりですね。機内で久米商船の運航を確認したかったのですが、仕方ないです。那覇空港に到着してから考えることにしましょう。
さて、別格らしい沖縄航路のプレミアムクラスの朝食はどんなかな。
お皿に盛りつけされている!?
内訳は他の航路と同じ感じがしますから、これはギャレーで手間を掛けて盛り付けたということかな。陶磁器のお皿は損耗という点を考慮するとコストの高い道具な上に、破損を考えると多めに搭載してると思われます。少しでも軽くしないといけない飛行機では贅沢品ですね。
それにしても、このお皿を割って武器にするハイジャック犯とかいないのでしょうか。それとも極めて割れないような作りになっているとか?割れても角ができないとか?謎です。
カトラリーが金属製だからそっちのほうが危険かな?
朝が早かったので一眠りしたらもう最終アプローチでした。
武漢ウィルスで機内サービスが限定されている中でもプレミアムクラスは快適性は極めて高いと言えます。

那覇空港での作戦会議

めんそれーたむ沖縄
今年は何度も沖縄県を訪ねてますが、沖縄本島は9年ぶりです。

普通に見落とす水槽も健在です。石垣島ぐらい目立つようにすればいいのに。

さて、本日の久米商船は?
大勝利です。港に向かいましょう。
沖縄港は広いですが、久米商船は毎日泊から出港します。泊には大きなフェリーターミナルがあって「とまりん」の名前がつけられています。ところが、モノレールの路線からは外れているんですよね。このあたり沖縄は何を考えて路線選定したのかわからない。バスならとまりん前の道路を通るのでバスを利用することにします。しかし、フェリーターミナル行のバスはないという。観光か防衛しか産業ないんだから整備してよ。有り余る交付金と振興費を何に使っているんですか。
バスは120番の「名護バスターミナル行き」を利用するらしいので、案内を見ると3番乗り場ということがわかりました。3番乗り場に行きます。
20分後らしいので、バスはまだ到着してないみたいでしたが、左を見ると「名護バスターミナル行き、まもなく発射します」のアナウンスをしているバスを発見。乗ります。
このバスは高速バスらしく、美ら海水族館もいくらしい。9年前に1回行きましたね。ICカード読み取り機があったのでスマホを一生懸命かざしましたが無反応だったところ運転手さんからOKICAしか使えないと言われてしまいました。このパターンは高地でもやってしまいましたね。路線登録が大変とかで地方のバスにはSuica対応してないところがあります。
しばらく乗っていると「那覇...ターミナル」のアナウンスが有ったので迷わず降りました。降りたらどう見てもフェリーターミナルには見えない。Google Mapで確認すると海から離れたそこは「那覇バスターミナル」。やってしまいました・・・
改めて検索しましたが、歩けない距離でもなさそうだったし、時間もたっぷりある(14時のフェリーなのでこの時点で4時間以上ある)ので歩くことにしました。

ちなみに、この行動が実はかなりの幸運だったことが判明します。
  • とまりんの前のバス停は「泊高橋」で「フェリー」でも「ターミナル」でもない。(どっちかの単語は付いてるだろうと思いこんでました)
  • 乗ったバスは117番で「泊高橋」には行かず、那覇バス停以降は本島の中央を走る高速を使う。バスターミナルよりあとは目的地からどんどん離れていく。
上記のことが後日、明らかになって青ざめた。もう少しちゃんと調べておこう。

泊ふ頭旅客ターミナル(とまりん)

とまりん到着です。ローソン横のエスカレータを上ります。フェリーターミナルはボーディングブリッジの関係から入り口が2階になっているところがありますよね。
ちがった・・・

正しい入り口はこちらです。
すみませんが、もう少しわかりやすくなりませんか?

時刻は10時です。久米商船の船は9時と14時の2便で、14時の便に乗るつもりです。4時間も前に来た理由は予約が取れなかったんです。満席とかでなく仕組み的に・・・
電話予約のみ(これはまだいいとして)、出港3日前に売り場で現金にて購入が必須。どう考えても観光客が予約するのは無理な仕様です。本当になんなの沖縄・・・
ところが、早すぎたのか売り場には誰もいない。営業時間は午前の部は11時までとあるけど・・・。11時まで待っても誰も現れなかったので午後の部の開始時間12時にまた来ることにします。

やっぱりステーキ

ネットでは「いきなりステーキ」が「いきなりフケーキ」とかで盛り上がってましたが、「沖縄でいきなりステーキが流行るはずがない」「沖縄にはやっぱりステーキがあって勝てるはずがない」という話も上がってました。そういうわけで「やっぱりステーキ」の存在が気にかかってたわけですが、昼食を検索したところ、とまりん近くに「やっぱりステーキ松山店」があることがわかったので昼食はそこにすることにしました。

やっぱりステーキ
肉ドーン。
定番っぽいやっぱりステーキにしてみました。焼き具合はレアなので出てくるのは早いです。プレートが溶岩で熱容量があって食べるときに焼きを調整する感じですね。スープ・サラダ・ライスがセットですがいずれもセルフサービスです。販売も食券方式で人件費を抑えてあるからの安さ提供ですね。これは手軽で美味しいです。頼みませんでしたが、肉のお代わりもできるらしいです。
昨年、胆石症の手術を受けて以来、脂ものに弱くなったので赤身のお肉がとても美味しいです。文句なしにこのお店はリピートしたいです。

久米島往復の権利を購入

お昼に大満足し、12時になったので、とまりんに戻ります。受付は相変わらず人がいないですが、午前中に書いておいた乗船名簿を出そうかとかばんを探っていると人が現れました。その後観察していると、受付の前で立っていると奥の事務室から気がついて出てくるみたいです。利用者そんなに少ないんか・・・

往路券と復路券 往復割引適用済み

とまりん2階のテラスで港を眺めていると乗る予定のフェリー海邦が入港してきたので、最近発見したスマホのタイムラプス機能で撮影をしてみます。
動きがゆっくりのものを動画にするのにはいいのかな。固定方法をなんとかしないとダメですね。手で支えていたので揺れる揺れる。

フェリー海邦 久米島行き

とまりん1階の案内に従って歩いていき

フェリーに乗り込みます
フェリーは下層がカーペットじき、上層が椅子席です。
更に上はテラスのようです。
天気がいいのでこの屋上テラス(のような場所)で出港を見ます。
航行中は速度が乗るので、強風かなと思ってましたら、港内で既に北からの強い風にさらされる感じに
実はすっかり忘れていたのです。昨日は波高3.5mで欠航し、今日も波高2.5mの予報で波浪注意報が出ていたことを
港内を出た途端に、船が前のめりになったかと思った次の瞬間、舳先が波に激突、ブリッジすら乗り越えた砕けた波が上から降り注いできました。わたし、潮まみれ・・・
調子乗りましたスミマセン
びしょ濡れの状態で船内に避難します。人が少なくてよかった・・・

そんなトラブルも有りましたが、無事に久米島兼城港に到着しました。

久米島の公共交通機関

久米島での観光客の足はレンタカーになります。今回、私は予約を忘れました。そのため、バスを活用することにします。久米島のバスは町営のバスがあるだけです。しかし、この町営バスは本数は少ないものの、島の外部との交通を考えたダイヤ設計がされており、飛行機や船からの乗り継ぎが便利なようになってます。流石に遅延時の乗り継ぎ保証はないので、それは記載されていました。
この便利なバスを利用して久米島西部の浜のそばに立つ、サイプレスリゾートへ移動します。
バスは普通サイズのバスですが、前乗り前降り、運賃は現金後払いです。中扉は封鎖されていました。両替機は車内に設置されていますが、運賃表は印刷物が車内前方に貼ってあるだけなので、前の席に座らないと見えません。ちなみに、バス停のアナウンスもありません。でも、前もって降りるバス停を伝えていれば、バス停を教えてくれますし、料金も教えてくれます。つまり、利用者はあまりにも少ない。いちようちゃんと働く押し釦はあります。
このときはもう日が落ちる直前で暗いですが、車内に明かりはなし。乗客は地元の方と観光客が1名ずつ。流石に民営は無理でしょうね。
翌日の撮影 実に立派なバスです

サイプレスリゾート久米島

今晩の宿はサイプレスリゾート久米島さんです。非常に丁寧な案内でエレベータまで付き添って案内していただけました。
ただ、武漢ウィルスの影響で食事は時間予約制になるとのことでした。朝食付きプランだったので、朝食は時間の指定だけでしたが、夕食の案内も受けました。バスで道中を見たところ、このホテル周辺にはサトウキビしかないようなので夕食も追加でお願いすることにしました。
部屋はこんな感じのツインです。海と空港が見えます。(空港の存在は翌日に飛行機が着陸したことで気がついた)

食事の時間になったので1階のレストランに向かいます。
食事の予約はしていないのでメニューを受け取ります。メニューは3冊。1冊目をめくるとサインのリストが・・・。
フランス、スペイン、ペルー、アメリカ
しかし、それしかないです。この段階で嫌な予感がしました。
2冊目はオリオンビールや泡盛が並んでました。オリオンビールを頼むことにします。
3冊目はコース料理とアラカルトメニューでした。悩みましたが、コースなら一通り食べれるかなと思い頼んでみるとコースは予約が必要とのこと。なら、なぜメニューに載せる。予約客はメニュー見ないでしょ。

既にオリオンビールを頼んでいたので、前菜からつまみになりそうで、久米島名物を使ってそうなガーリックシュリンプを頼むとライスとサラダも付いてきました。美味しいけど、久米島まで来て食べる味付けじゃない。
泡盛と肉か魚の主菜も頼むつもりでしたが、ここのメニューに期待するだけ無駄とわかったので速やかに撤退しました。

仕方ないので売店で追加を仕入れて部屋で晩餐とします。これで十分だわ。

シンリ浜

海沿いのリゾートホテルですが、今回は特にマリンアクティビティを考えていないので空を眺めることにしました。

まずは日没を鑑賞。これは一眼レフでインターバル撮影したものをつなげてみました。5秒間隔撮影の写真を20fpsにしたので100倍速になるのかな。残念ながら雲が厚くて撮影ならず。別の機会にリベンジしたいところです。

f/2.8 2s 24mm ISO2000
この日は上弦の半月で日が変わるまで月が出ていたのですが、月と海を撮影してみました。これはなかなかうまく撮れました。

f/2.8 30s 24mm ISO8000
月が沈んで朝5時頃の撮影です。終始雲が多い状況で星空撮影は難しい感じでした。画質が荒いのはISOが高いせいかな。EOS70Dのセンサーだと厳しいのか、可搬性を重視して単焦点STMレンズなのでピントが甘くなりがちなのか、純粋に腕の問題なのか、あまりはっきりした絵にならず。でも、地上のオブジェクトを含める構図は悪くないですね。赤い光は翌朝判明しましたが飛行場の灯でした。

2日目

無難な朝食

美味しいけどなにか物足りない朝食を昨夜の夕食と同じレストランで取ります。ちなみに普段はビュッフェ方式みたいですが、このときは武漢ウィルスの影響で固定メニューでした。飲み物はセルフサービスでした。ビュッフェ方式でないせいかかかりの方はとても忙しそうで、固定メニューで時間予約の割に出てくるのは遅かったです。昨夜の夕食も出てくるのは遅かったので厨房のせいかも知れないです。

奥武島

ご飯も食べたので、ホテルをチェックアウトして奥武島に向かいます。久米島町営バスの空港線は観光客に使いやすく、島の反対側の奥武島の観光地まで向かってくれます。もちろんメインの観光地であるイーフビーチも経由します。

奥武島と久米島を結ぶ橋からみた海
橋が開通して奥武島との行き来は楽になったそうです。橋ができるまでは竹馬を使っていたこともあるとか(現在は見ての通り深い場所ができたので禁止行為です)
それにしても透明度がすごいです。

奥武島上陸後は

道に迷いながら


畳石を見物します。
この畳石は柱状節理の結果だそうで、東尋坊と同じ作りになりますね。でも、東尋坊よりも遥かに結晶の大きさが大きいです。この大きさはとても珍しいです。冷却が緩やかで決勝が成長したのかな?

また、ウミガメ館があり、ウミガメを観察することができます。

上から見ることもできる珍しい構造です。びっくりするくらい大きな鼻息(?)で息継ぎをします。

他にも温水プール施設であるバーデハウス久米島があるのですが、今回は水着になる準備をしてないのでパスしました。
他にもはての浜が有名みたいですが、今回マリンアクティビティはパスです。

はなくめ

お昼近くなってきたのでイーフビーチ近くの食堂で昼ごはんにします。イーフビーチは久米島一番の観光地なので食事処が揃ってます。
丁度いい時間のバスもあったのですが、店を探しながら歩きたかったので、あえて徒歩で奥武島からイーフビーチに向かいます。

はなくめ ジューシーそばセット
目についたお店、「はなくめ」さんでジューシーそばセットを食べます。ジューシーはこのごはんのことですね。観光地ど真ん中なのに750円というお手頃価格です。これはリピートしたい。というか、勤め先の近所にほしい。

昼食を終えたら、14時の船に間に合うようにバス営業所からバスに乗ります。この時間のバスは船に合わせるように運行されており、港まで行ってくれます。本当に外部から来た人に優しいダイヤです。

フェリー琉球

兼城港から14時出発のフェリーに乗ります。
帰りはこの航路のもう一つの船「フェリー琉球」でした。
構造は同じですね。総トン数がちょっと違いますけど
道中は自衛隊の方たちと同行でした。波高1.5mと穏やかなので安心して沖縄に帰れますね。途中で支那人が襲ってきても安心です。

沖縄後内で出向する「だいとう」とすれ違いました。だいぶ小さいですよね。あの大きさで外洋に出るのか・・・
泊港に到着してバス停に行くと空港行きのバスは出たばかりで次は30分後でした。おとなしくゆいレール使いましょう。
ゆいレールはSuica対応してくれたのでらくらく乗車です。遅くて高いのが難点だけど・・・

ANA476便と晩ごはん

空港で保安検査を通過したら、まだ出発の1時間前でした。
那覇空港にはANAのラウンジがあるので休憩しましょう。
飲み物を物色してましたが、もういいや飲んじゃえ。というわけでオリオンビールを頂いちゃいます。

晩御飯は機内で出ます。
そして、那覇線など限られた路線にしかないシャンパンを頼みます。シャンパンは飲むのが初めてですが、スパークリングワインとは比べ物にならないくらい香りが豊かです。これはまさに天然のジュースに二酸化炭素を加えて甘さをアルコールに置き換えたような感じ・・・って当たり前じゃん。ブドウ糖を酵母で発行させてエチルアルコールにしてるんだからそのままじゃんということに気がついてしまった。では、なぜ他のものは香りが弱くなるんだろう?うーん、時間経過で揮発するのかなあ。このあたりがシャンパンがスパークリングワインと区別されるゆえんなのかな。

しかし、メニューとして、ご飯とハンバーグ向けのお酒ではないような。
もう帰るだけだし、日本酒も頂いちゃいましょう。
いやあ、堪能しました。欲を言えば沖縄路線ではちょっと時間が短いですね。3時間位は最低でも乗っておきたいです。
このあと酔い醒ましにコーヒーを頂きましたが、最終アプローチの頃におトイレに行きたくなってしまい、スポット停止後に機内のおトイレに駆け込みました。CAさんすみませんご迷惑をおかけしました。

今回の旅は羽田到着でおしまいです。

お土産

久米島の久米仙(なんで久米島を強調するのかと思ったら久米仙は久米島以外でも作ってた)
それと石(なんとなく拾ってきた。なぜ拾ってしまったのかは不明

費用

  • 交通費
    • 全日空 羽田=沖縄 72,920円
    • 琉球バス交通 那覇空港→那覇バスターミナル 240円
    • 久米商船 那覇=久米島 6,560円
    • 久米島町営バス
      • ガーデンヒルズ前→サイプレスリゾート久米島 140円
      • サイプレスリゾート久米島→バーデハウス前 390円
      • 営業所→兼城港 200円
    • ゆいレール 美瑛橋→那覇空港 300円
  • 宿泊費
    • 12,500円
  • 食費
    • 1日目昼 1,480円
    • 1日目夜 2,750円
    • 2日目昼 750円
    • その他 1,295円
  • その他
    • 久米島ウミガメ館 300円
    • お土産 2,450円

計 102,275円

新たに追加された訪問地


さいごに

プレミアムクラス旅行の締めくくりとして久米島に行ってきました。
まず久米島ですが、ここは観光に優れた土地だと言えます。ホテルの食事こそいまいちでしたが、兼城港やイーフビーチ付近に宿を取れば食事に出るのは問題になりません。また、バス路線が便利に作られており、これを活用するのも難しくありません。ただ、訪問に際しては飛行機の利用をおすすめします。飛行機であれば那覇空港で乗り継ぐだけですが、船だと那覇港まで行かなくてはならず、またその経路も楽ではありません。特にマリンアクティビティのために荷物が多くなると那覇空港から那覇港までの移動は大変でしょう。今回利用したホテルの方も空港送迎の案内をまずされていたので、一般的には空港利用なのだと思います。船も楽しいんですけどね。
次にプレミアムクラスです。SFC修行のために今年はプレミアムクラスを利用しまくりました。結論として、あえてお金を追加して使うほどではないと感じました。ただ、これは私の価値観から計った結果です。私が飛行機を使う理由のほぼ全ては旅です。私の旅は今までにない刺激が欲しいからしているので、食事はできれば現地で食べたい。海外路線のように4時間以上乗るなら食べないわけにも行きませんが、最長で3時間の国内路線だと乗る前か降りた後に食べればいいやとなります。座り心地最高のシートも魅力的ですが、別に短時間なら我慢できるしって感じです。
それでも、プレミアムクラスは色々と勉強になることもありました。まず、海外路線ではエコノミーしか利用したことがなかったですが、より上級クラスの利用を検討したくなりました。流石にエコノミークラスを10時間も乗るのは辛いし、現地到着後の行動も考えないといけなくなりますからね。今までは到着したら宿に向かうことを考えてましたが、快適ならそのまま観光してから宿に向かいというスケジュールでも問題ないですね。次にサービス業のあり方です。鉄道で特急料金を払うと目的地に早く到着する。船や飛行機のより高い代金に見合うサービスとは何か?これは体験してみてようやくわかりました。それは「顧客を飽きさせない。そして、次回も利用してもらう」です。サービス業においてリピーターの確保は大変重要です。それを認識しているということですね。ANAさんは私に対してプレミアムクラスをリピートしてもらうという点では私の独自価値観の点でうまく行ってなかったのかも知れませんが、海外路線のプレエコやビジネスを利用したくはなったので、十分にANAさんは成功したと言えるのではないでしょうか。
ビジネスクラスでいく海外旅行を目指して頑張るとしましょう。

2020-10-17

スーパーフライヤーズを目指そう:完結編


無事にプラチナが取得できました。
現段階でまだスーパーフライヤーズは審査中ですが大丈夫だと思うので、これで今年の目標は達成と言えますね。
初夏の頃は支那人によるウィルステロで達成が危ぶまれましたが、結果的には当初予定よりも早く達成できました。しかしながら、就航国数192が魅力的でスターアライアンスにしましたが武漢ウィルスの影響で海外渡航は非常に縁遠い物となってしまいました。現段階でもアフリカにネットワークを持つ南アフリカ航空と欧州が近くなるタイ国際航空が倒産し路線の大幅縮小が発表されています。より影響の多かったLCCは既に支那人の買収が始まっています。これまで70年間、日本は紛争に巻き込まれずにいましたが、支那人が中華思想を基に世界秩序を混乱させてきました。かつてのように気軽に海外旅行を楽しめるような時代はしばらく訪れないかもしれません。少なくとも支那人中心の世界になったら日本のパスポートは弱体化を余儀なくされるでしょう。査証取得でお金を取られ、それが支那に流れるんだろうなあ。

いくらかかったのか


1レグ目から8レグ目は補正ポイントが加算されています。これがなかったら正直無理でした。
すべて土日のフライトなので基本的に料金は高いです。これが勤め人の辛いところです。そのため、スパーバリュープレミアム28を利用しました。途中の大分行きは急用で移動したためなので修行旅行とは関係がない移動になります。土日の石垣航路のプレミアムクラスは争奪戦が激しいです。殆どがキャンセル待ちで取得しています。キャンセル待ちは片道ずつなので片方取れないとアウトなのでなかなか難しいです。
そのため、「プレミアム株主優待割引」で取得した石垣航路もありました。非常事態宣言で乗れませんでしたが・・・
私はANAに出資してますが、株主になっていると株主優待割引がもらえます。これだと、直前でも半額で飛行機に乗れます。また、空席があれば変更が自由なので事実上のオープンチケットとして利用できます。これで復路の予定が立たない旅行でも安心です。

達成までに、約40万円、PP単価は7.38でした。

まとめ

達成して嬉しいのですが、手放しでは喜べない。そんな複雑な感じです。旅行自体は総額で60万超を投下しているのでやりきった感はすごいのですが、やはり海外に行ってこその価値だと思います。
いつになったらこのSFCを利用して旅行ができるのでしょうか・・・

2020-10-11

G Suite から Google Workspace への移行でのストレージサービス変更

Google から G Suite をやめて Google Workspace に変更すると通達がありました。
色々変更がありましたが、基本的に現在の料金では機能の制限が多くなり、従来どおり利用するなら、Business Plus に変更しろというものです。ちょっと前に1,000円から1,360円に値上がりしたのに、更に2,040円に値上がりということです。倍以上ですね。
日本に住んでる20代から40代の人だと、海外のサービスはちょいちょい値上がりするのが気になるところですが、実のところインフレ率は普通の経済状況だとプラスなので値上げは当たり前なんですけどね。20年も物価が変わってない日本が異常です。日本の物価が上がらないから相対的に海外のものが高いという状況になります。

さて、細かいところでは色々変わってますが、この記事では大きくルールが変わったストレージサビスに関して記載していきます。この情報は当工房がGoogleに直接問い合わせた内容をまとめたものになります。きっちりお金払っているおかげか、丁寧に教えていただきました。

Q and A

G Suite であった Unlimited は廃止されたのか?

答え:廃止された。

明確的に廃止の回答をもらいました。Google は容量無制限というストレージサービスに一石を投じたのですが、見事に敗北したということですね。
推測ですが、武漢ウィルスもあって世の中がGoogleの想定よりも大きく変化したということかもしれません。技術進歩とストレージ利用がともに増えていくという予測の無制限サービスだったのかもしれません。

上限の容量は?

答え:ドメインごとのサービスプランによって異なり、Standardで1ユーザーあたり2TB、Proで1ユーザーあたり5TB

これは公式サイトにある通りの回答になります。

上限を超えた場合はどうなる?

答え:「ファイルのアップロード」「メールの受信」などができなる。「ファイルのダウンロード」は可能で即座にファイルが消えることはない。

おおよそ予測の範囲内ですが、重要なのは容量カウントは「メール」などのストレージサービス以外も影響するという点です。これはG Suite時代から変わらないのですが、Unlimitedだったときは問題があってもメールの受信ができたので対応できましたが、サービス変更で上限を超えた場合にメールの受信すらできなくなる可能性があります。管理の2段階認証でGmail受信とかだと管理行為自体が不可能になる可能性もあります。

容量が不足したときにユーザー単位で追加ストレージの購入は可能か?

答え:できない。

ユーザー単位どころか、ストレージの追加購入の仕組みは廃止されました。
容量が不足した場合は、Planの変更か、ユーザーの追加しか方法がないです。

ユーザー単位でPlanの変更は可能か?

答え:できない。

Planはドメイン単位でしか変更ができない。

ユーザーが2人場合、片方が上限を超えたときはどうなる?

例:Standard プランのとき、ユーザーAが2.5TB使っていて、ユーザーBが0.5TB使っている

答え:ユーザーA、ユーザーBともに引き続き利用可能

つまり、容量が不足したときは、空ユーザーを増やせばその分の容量を回せる。特にファイルのオーナーを変更する必要はない。

共有ドライブの上限容量は?

答え:ユーザー数 ✕ プランごとの上限。ただし、ユーザー固有の部分で利用しているとその分は減る。

例えば、「Standard プランのとき、ユーザーAが2.5TB使っていて、ユーザーBが0.5TB使っている」場合、共有ドライブには1TBのファイルアップロードが可能となります。
このように例示すると複雑ですが、要するに「ドメイン全体で保存できるのは、ユーザー数 ✕ プランごとの上限」ということです。
これは個々のユーザーの利用上でのストレスはかなり緩和されますが、管理者にとってはストレスマッハです。ドメインの保存容量をオーバーしたときにドメインの全員のメール受信が不可能になることを意味します。ライトユーザーがたくさんいるドメインなら問題ないかもしれませんが、管理者の手腕が問われるような気がします。

いつから新ルールが適用される?

答え:数ヶ月以内としか答えられない。
エディション移行の準備を進めているが、数カ月は時間がかかる予定になっている。

これに関しては、いつになるか明確的な回答はできないということでした。ただ、情報は逐次提供する予定だとのことです。今後情報が変わる可能性もありますが、準備は進めておく必要がありますね。

まとめ

デジタルデータを保存するストレスから開放されるというGoogle神話は見事に崩壊したと言えます。Amazon も Microsoft も自サービス内のデータ融和性を強調して囲い込みを計っていますが、Google も同じ路線の発表をしてしまったという形になりました。サービスをまたいだデータの融和性はGoogleが一番高いのですが、これをメリットと感じているユーザーは多くないです。特にProの月2,040円は日本におけるサービスとしてはかなりの高額です。日本人が幾ばくかサービスから離れたとしてもGoogleは止まらないでしょうけど、日本人の情報サービスに対するお金の渋さはちょっと考えものだと思ってます。
当工房もどうするか考えなくちゃ。

※この記事に記されたGoogleの情報は2020年10月8日時点のものです。
また、当方からの問い合わせに対して丁寧に回答していただいたGoogle Workspace Support ご担当者様に感謝を

2020-10-04

沖縄県宮古島旅行

はじめに

年始の予定とは大幅に異なりましたが、SFC修行もPPが残り64ポイントとなり大詰めです。明らかにポイントが余ることはわかっていますが、当初の予定通り宮古島に旅行に行きます。今回は少し長い旅行で連休に合わせて3泊4日を計画しました。
しかし、予約をとったのは武漢ウィルスがまだ猛威を奮ってなかった頃の2月頭で連休中の予約が取れるはずもなく、1週間ずらした日程となりました。頑張って休暇を取りました。

旅程


出発まで

今回の旅行も前回の旅行同様に実行可能かは直前までわかりませんでした。
まず、目的地の宮古島から沖縄県の緊急事態宣言に伴い来島自粛要請が出されており、これの解除が9月上旬までかかりました。
次にANAの運航調整対象にならないこと。これに関しては機種変更はされましたがなんとか飛ぶことになりました。
最後に台風です。台風に関しては計画した1月段階で懸念はしてましたが、実際に1週間前に熱帯低気圧が誕生するなどして、具体的な旅程を決める気分になりませんでした。
今回の旅は3泊4日で3泊同じ宿に連泊するという、私にしては珍しい予定です。そのため、行ってからゆっくり考えればいいかという気分になってたのも事実です。しかも、宿は宮古島で最も栄えている平良ですしね。
ところが直前になってこの考えが甘いことに気が付きます。空港は交通の結節点なので通常は中心街との交通手段を用意します。便数が極端に少ない地方空港でも飛行機の運航に合わせて乗り継ぎ手段を用意します。宮古空港の場合は宮古協栄バスがこれに当たるはずです。ところがこのバス路線はシャトル運航をしてない。さらに生活路線と併用で2系統合わせて1日8便という状況・・・。飛行機のほうが遥かに数が多いですよ?それどころか、バス1台では琉球エアコミューターのボンバルディアの乗客すらきつい。ここに降り立った観光客はどうするんだか・・・
平良港までの道のりは約5kmあるので、観光客が歩く距離じゃない。各宿の送迎サービスが充実してるかと思いきや、予約した宿は特に送迎を行ってはいないらしい。

どうなってるの宮古島???

うーん、観光業やってる島とは思えない。
宮古島自体はなかなか大きく端から端までは20~30kmあるので交通機関がないと観光は困難極まるはず。急遽レンタカーを調達することにしました。
具体的な旅程は決まってないので3泊4日の全期間で予約を入れました。直前過ぎて難しいかと思いきやあっさりと予約が取れて拍子抜け。武漢ウィルスの影響で利用者が減ってるのかな。
ともあれ、飛行機で向かうと連絡したら空港まで迎えに来てくれるようなので、移動手段は確保しました。あとはゆっくり考えればいいか。

1日目

ANAラウンジで予定を考える

予定は未定状態だったので、ANAラウンジでコーヒーを飲みながら予定を考えることにします。
まず、現地の天候に関して、「今日は曇り」「明日は1日中雨」「明後日も1日中雨」「明々後日は朝曇りで昼から晴れ」という状況。うん。とても私らしい天候ですね。
持ち物として水着やラッシュガードを入れておいたので海に入ることには問題ない。このあたりは西表島での反省ですね。荷物は大幅に増えて9.5kgになってました。これらの装備は出発直前に通販で調達しました。9月にもなると流石にこの手の装備はセール対象になるらしく格安で調達できました。売り切れ多数なので色々は選べないですけどね。通販なので届いた後にサイズ確認したときに上が緩くて下がムッチリだったことがちょっとへこんだ。
雨模様ですが、どっちにしろ濡れる前提なら海のアクティビティも選択肢のうちです。全く泳げないんですけどね。
アクティビティを実施するなら宿で頼むのがいいかな。宿にも紹介のページがあったし。
目的地の宮古島は宮古島市という市で統一されていて人口は5万人強。平成の大合併でかろうじて市政に移行できた田舎といった感じです。隣接する島とは橋でつなっていて、伊良部島の先の下地島には宮古空港とは別の空港がある。
下地島はここだったか。沖縄の島で有ることは知ってたのですが、場所は知らなかったです。ここが宇宙生物から人類を守る拠点の一つか。
ここで気がついたのですが、宮古島から航路がのびていてその先が多良間村・・・とな!?
合併してないだとう。これは行かねばならない。
宮古島から多良間島に行くには飛行機か船の2択です。宿は宮古島なので日帰りが前提となります。
飛行機なら毎日運行で0925-0950で行って1635-1700で帰ってくる感じで滞在は6時間。難点は琉球エアコミューターなのでANAの割引が使えない。JALの優待は置いてきちゃったなあ。
船なら平良港発(これは宿から近い)で0900-1105で行って1400-1605で帰ってくる。滞在時間は3時間。これで十分かな。この船は日曜運休なので利用するとしたら3日目限定です。これですね。
予定は2日目にアクティビティ、3日目は船で多良間島ということに決定しました。

ANA87便での昼食

プレミアムクラスの昼食も秋の粧ですね。今日は上空まで雲があり、気流が安定してなかったので味噌汁はコップでした。
このメニュー、今まで同じものを見た気がしないんですよね。飛行機における上級クラスとは顧客を飽きさせなくてリピータになってもらうということを目的としていることがわかります。飛行機よりもより時間のかかる船舶では船内でイベントを多数用意するというのも同じ理由なのでしょうね。
それらを考慮すると、このメニューも量は多くないが種類が豊富という形態しにしてあるのも理がかなってます。

2時間少々という決して時間のかかる航路ではないにして十二分なサービスを受けて宮古島に到着です。

宮古空港でレンタカーを調達

ANA87便は武漢ウィルスの影響で機材変更により737-800での運行になりましたが、それでもほぼ満席という状況。乗客は160名前後はいるはずです。これを捌くにはバスなら4台くらいは必要になります。乗客の流れを見てみると、ホテルの送迎・レンタカー店の送迎が多く、観光バスで大半の乗客が流れていきます。他はタクシーと地元の送迎ですか。到着ロビーは出迎えも合わせてかなりの混雑状況です。うーん、これは想像以上にひどい。少なくない荷物を転がしながら目的のレンタカー屋さんを見つけるのに10分程度。はっきりと無駄である。合流したレンタカー屋さんはひとしきり頭を下げてましたが、これは仕組みが悪いですよ。バスが充実してるなら分散されるし、空港に広い設備があればそれだけで解決できます。もっと規模が小さい中標津空港でもレンタカーの手続きは流れ作業で行えるように工夫がされているというのに、何を考えてるんだか・・・

人混みの中、かろうじて収められた宮古空港のシーサー

宮古島での足、ホンダのライフ

今回は宮古島でしか営業してない宮古島KKレンタカーさんにお世話になりました。宿から近くてネット予約が可能だったのが決め手でした。当初は宿にチェックインしてから借りるつもりでした。
空港から営業所まで送迎かと思いきや、空港の駐車場で書類のやり取りと決済まで済ませて、その場で車を貸してくれた。運んできた人はどうやって帰るんだろうと思ってたら、他のスタッフが運転するワゴンで帰っていきました。それに私を乗せればいいのでは、と思ったのですが、車1台に客1人とは限らないからそのほうが効率がいいのか。

宿で浴びる宮古島の洗礼

宿はホテルLocusさんです。部屋の前は平良港ですね。最上階で風通しが良くて雨でも水着がよく乾きました。難点はせっかくの角だったですが、隣は別のホテルで相互に丸見えなので明るいうちはちょっと気になるという点。あと、港が工事中でにぎやかだったのは、仕方がない。
床はコンクリートそのままで、最初は気になったのですが、宮古島観光がマリンアクティビティがメインであることを考えると、このほうが便利だというのは後でわかりました。
まずはそのアクティビティを宿の人に手配してもらうことにしましょう。
ところが、フロントにも部屋にも一切の観光案内がない。宿のHPには案内があったんだけどなあ。
仕方ないので、スマホでHPを見せながらフロントに尋ねるとおもむろに電話を行う。そうか、このホテルのサービスというわけではないのか。結果としては既に予約でいっぱいだから駄目だと。そしてそこで終わり。宿としてのサービスはここまでのよう。いや、他のサービスを探すとか、キャンセル待ちを提案するとかはないのかい。
今回、デバイスはスマホしか持ってきてないから、検索しながら連絡を取るのが難しい。この宿の部屋には電話がないんですよね。
レンタカー屋さんがくれたガイドブックに乗ってる情報を基に電話するしか手段がない。そう、この情報化社会に電話しか手段がない。挙げ句にはうちがやってるサービスだけど予約は違う番号で受け付けてるからかけなおせとか言われる。そして、かけ直したら既に予約で一杯とか言われる。非効率すぎるわ。
探し回った結果、明日の午前中のシュノーケリングの予約だけがとれました。いや、観光客は減ってるはずなのにこんなに苦労するとかありえない。
電話をかけまくって疲れました。そもそも私は電話が嫌いなんだよなあ。

下地島空港

夕食までまだ時間があったので、下地島空港を見に行きました。
この空港はメテオスイーパー隊の基地となっており
ではなく、かつてはジェット機の飛行訓練に使われていましたが、現在はジェットスターのみが利用する空港となっています。滑走路の直ぐ側まで歩いていけることでも知られています。
昔は車で行けたらしいですが、現在は徒歩で行くしかなくなってます。
低すぎるフェンス たぶん滑走路に近いので建築制限にかかるため

進入灯も近いです

たまたま遭遇したジェットスター機、たぶん377便

まっすぐに飛行機が向かってる様子はなかなかの迫力でした。ジャットスターもこの武漢ウィルスの影響で大変そうだから、この航路もなくなるかもしれない。そうしたら波照間空港みたいに施設だけある空港に戻ってしまうのかな。空港施設が間近に見れるとしてもそれは施設が生きてこそですよね。

晩御飯にマース煮定食

晩御飯はホテル横の「海の幸」というド直球な名前の海鮮料理屋さんでとりました。
マース煮定食

オリオンビール

定食の刺身は普通でしたが、メインのマース煮はなかな美味しかったです。しかし、ちょっとびっくりするくらい値段は高い。しかし、このあとこの価格はまだマシであることを思い知らされる。

実は2店目で1店目は予約が一杯で入れなかった。2店目のこのお店も半分が予約席で埋まってました。予約席を見ていると地元の人も観光客も予約を入れて夕食に来てるみたいです。そして、特に予約時間とかはないみたい。つまり、その席は1晩貸し切りってことですか?いやいや、観光客がたくさん来るのに商売する気があるんですか。

2日目

初めてのシュノーケリング

午前中はシュノーケリングを体験してみました。予約時にスタッフの方に泳げないけど問題ないかは何度も確認をしました。結論的には泳げなくても問題ないですね。あきらめが付くまで恐怖で必死でしたけど
写真はいずれも海宝館のスタッフの方が撮影

このときの天候は時折小雨がぱらつく程度の曇り空でした。それでもこの程度の光景は見れるのは自然が豊かってことなんでしょうね。
ライフジャケットなどの装備はレンタルでした。ライフジャケットを来てるととりあえず沈めないんですね。沈まないから大丈夫と思いながら頑張って慣れました。

お昼はこのアクティビティに付属していて、海宝館にあるレストランでソバです。
広いレストランでしたが、客はなし。普段からこうとは思えないので、これも武漢ウィルスの影響かなあ。

平安名崎灯台

昼ごはんを食べる前後から本格的な雨模様となってきました。スタッフの誘導でやってきた海宝館でしたが、地図で見てみると宮古島でもかなり東の方にあることがわかったので、東端の平安名崎灯台に行ってみることにしました。へんなさき、その名前でいいんか。
灯台から東方向の低潮線 風が強い

平安名崎灯台 背後のは船舶レーダーかな

駐車場でしばらく雨が止むのを待ってみましたが、そんなことはなく。雨の中突撃
強風が吹き荒れていたので早々に撤退しましたが、後で調べてみるとこの灯台は見学ができたらしい。見学なら雨でも風邪でも関係なさそうだったのですが、なんとも残念。

晩ごはん

オリオンビール
ラフテー
あぐー豚のソーセージ
宮古牛の炙りユッケ
豆腐チャンプルー

晩御飯は2店に予約なしを理由で断られ、3店目の「うさぎや」さんでした。
石垣島を中心に三味線ライブを売りにした店らしいです。後で知った。
入ったときはなんか晩御飯探しに疲れてました。入店時に席料がかかる旨を説明されたのでなにかあるような気はしてましたが、昼のアクティビティの疲れもあって早々に退散しました。三味線ライブ自体は沖縄の国際通りで体験しましたしね。その時の客は私一人だったので、なかなかの濃密なお付き合いでした。
それにしてもビール頼んでつまみに4品頼んだだけで5000円超えてしまった。客の回転が悪いから単価が高いんだろうけどなんだコレ・・・

3日目

フェリーたらまゆう

3日目、天候は朝から雨です。
この日は多良間島に行きます。
フェリーたらまゆう

日曜運休のフェリーで2時間半ほどでした。この日の波高は1.5mで、このサイズの船ならば凪みたいなものです。この日の乗客は往路が8人、復路が20人弱というくらい。定員は300名近いのでスッカスカです。利用している人は工事の作業員と釣り人それに観光客と行ったところで地元の足ではなさそう。主体は貨物なんでしょうね。日曜運休なのは日曜が法定休日なんだろうなあ。
特に船でやることもないので寝てました。船酔いはしたことがないんですけど、私は船に乗ってるとたいてい寝てるしなあ。今まで一番揺れたのは石垣島から波照間島への航路だったかな。そこでも特に酔わなかったです。

多良間島

多良間島は特に高い山もない楕円形の島で典型的なサンゴ礁の島です。人口は驚きの千人程度。流石に経済規模が小さすぎて観光業も発達してないです。
天候は雨。接岸に時間がかかったこともあり滞在できる時間は2時間です。帰ると夕方なので昼ごはんはここで食べる必要があります。
この日の着岸港は島北部の前泊港でした。通常通りですね。天候によっては島東部の普天間港になるらしい。多良間島の中心街は北部にあるのでこれは都合がいい。ちなみに空港は島の西部にあります。
30~40分どこかに行って、戻ってきて食事、そして帰るってコースがいいかな。
ちょうど距離が程よい「塩川御獄とフクギ並木」が天然記念物らしいので行ってみることにする。
塩川御獄 どうやら神社らしい

フクギ並木 たぶん

塩川御獄は行ってみると神社でした。あとから調べると琉球神道という沖縄で分化した神道では神社を御獄というらしい。古来の神道が結構色濃く残ってる感じです。このフクギ並木は参道ですね。かなりの部分が大地に返りかかっていますけど。沖縄には神社がないものだと思ってましたが、そうでもなかったです。今度から御朱印帳も持ってこよう。
中心街まで戻って飲食店を探すもどこもやってない・・・。地図にある店を全部回ってみましたが全滅でした。

完全に諦めてスーパに入ってみると、なんと保存食でも食材でもないものがそこにどういう需要を見込んでいたのだろうか。
救いの助六 表記を見るに乗ってきた船に積まれてたものですよね

この日は月曜日で前日は船の運行がないので間違いなく乗ってきた船に積まれていたのでしょうね。つまり、私が塩川御獄に行ってる間に船から降ろしてスーパーに並べられたと。これが事前にわかっていれば宮古島でお弁当買って来たんですけどね。

13時半の出港30分前に乗船開始。来るときよりは幾分人も増えましたが、それでもスカスカの船内で午睡としましょう。

焼き肉で晩ごはん

晩御飯はお肉をガッツリ行きたかったのですが、目指したステーキ屋は営業しておらず。焼き肉でもいいかと別の店に行ったら予約なしでは入れず。3店目でようやく入れました。もう宮古島はこれが常態なんですね・・・

塩タン盛り

上カルビ

〆の石焼ビビンバ

この店は当たりでした。きっちり顧客を見てお代わりが必要か聞いてくる。宮古島で忘れかけていたサービス業を思い出させてくれました。
お店は「焼肉バカ一代」さん。那覇が本店のお店みたい。このお店はおすすめです。

4日目

安定のジョイフル

最終日、朝の天候は曇り。しかし、回復基調なので晴れも期待できそう。
13時までにレンタカーを返せばいいので今日はのんびり出発できます。
そんなわけでファミマのパンも飽きたのでジョイフルに朝食を食べに出かけます。ふつうに美味しいし、値段も安い。
ホテルの朝食を取るという方法もあったのですが、武漢ウィルスの影響で予約必須の時間性になっていたので気まま旅では利用しにくい状況になってました。
朝食のコーヒーを飲んでいると少しずつ明るくなっていく感じです。

大勝利の池間島

10時前にホテルをチェックアウト。残り時間は3時間です。途中寄り道をしながらどこか1箇所を目指すという時間くらいですね。
目指す場所は池間島にしました。


ついに晴天の下で海を見ることに成功しました。やはり青空がないと青い海は光の関係で見れないですね。それにしても透明度がすごい。海だと貧栄養になりにくいはずなんですけどね。栄養価の低い黒潮も影響してるのでしょうか。真水かと疑うくらいの透明度です。
池間島を1周して戻ります。

宮古島海中公園

空港までの帰り道でもう1箇所寄れそう。候補は雪塩ミュージアムと海中公園の2つ。
両方は時間的に難しそうなので、海中公園の方にしました。雪塩ミュージアムの方はただのお土産屋のような気がした。お土産なら空港でも買えるはず。
県道230号から案内に従って逸れた横道は明らかに道幅が足りない。間違ったかと思いましたが、要所には案内板があり間違いではなさそう。
そして観光客がほぼいないにもかかわらず、入園料として1000円取られる。

海中公園の入り口には食事が取れる場所もある

行った先はケーソン工法で作られた窓付きの海底トンネル。
微妙・・・
長さも短く、地形も単調なので魚はあまり多くない。10分もあれば見てしまいます。これで1000円は高すぎる。

ケーソンの1区画の長さが短いので窓も狭い 砂地の影響か透明度も低い

水族館のほうがよっぽど楽しめます。

海中公園展望台

展望台からの眺望

しかし、少し離れたところにある展望台からの眺めは抜群に良いです。こちらは時間があるならおすすめという感じです。駐車場から結構離れていることと、ただでさえ辺鄙で見るものがない海中公園の更に外れなので人通りがないので、道が草に埋もれかけていました。
それ故にこの眺望を独り占めできたというのもある。

空港の駐車場に車を止めて宮古島KKレンタカーさんに連絡するとすぐに伺いますということ。時間から推測したのか電話番号から判断したのか、いずれにしても好ましい対応です。返却は給油の確認と傷の有無だけの確認を行ってすぐに終了しました。別れ際にまた利用してくださいねとのこと。そういえば、このセリフ聞いたのは他は3日目の焼肉屋だけだったなあ。

お昼とルートビア

空港で荷物を預けるとおみやげの影響で重量は10kgを超えていました。道理で重いはず。
時刻は13時、お昼は空港で食べる予定です。空港のマップを見てみると、宮古空港にはA&Wがあるじゃないですか。これはルートビアを体験してみなければ

A&Wバーガーのカーリーフライセット

驚きのお代わり無料のルートビア。飲むサロンパスという評判は如何に
人を選ぶ飲み物らしいですが、私は全然行けました。お代わりもしました。ちなみにすごい甘いです。お砂糖をそのまま食べているくらいの甘さ。サロンパスの匂いと言われますが、匂いは湿布ぽいのは確かですが、サロンパスというよりロイヒっぽいような。特に不快な感じではないんですけどね。調べてみると喉の薬らしいです。いや、この砂糖の量は成人病になると思う・・・

帰路のANA88便

ANAの軽食

帰りの飛行機も修行の一環でプレミアムクラスで軽食が出されました。今日はもう運転することもないのでアルコールもいただきます。


一眠りしたら富士山が見えるところまで戻ってました。もう降下中ですね。

チーズに浸かるハンバーグ

羽田空港で荷物を受け取ったらもう18時半近く。帰ってからご飯だと遅くなるので羽田空港で晩御飯も食べてしまうことにします。
武漢ウィルスの影響で時短営業やら営業停止やらで選択肢が微妙に少なくなってますが、「グリル&バール」で晩御飯にします。

別メニューになってて美味しそうだった チーズフォンデュハンバーグ

ハンバーグとても美味しかったです。こんな感じのチーズソースを家でも簡単に作れるといいんですけどね。焦がさないように少しずつ水分増やすのがめんどくさい。

お土産


今回は水着があったので荷物が多めになりました。そこで大きいかばんを新調した結果、お土産も増えました。泡盛2本は流石に多いか。

費用

  • 交通費
    • 全日空 77,980円
    • レンタカー 20,500円
    • ガソリン 1,080円(7.61L、147km)
    • 宮古空港駐車場代 100円
    • フェリーたらまゆう 平良-多良間往復 4,770円
  • 宿泊費
    • 30,200円(3泊分)
  • 食費
    • 1日目夜 2,970円
    • 2日目朝 613円
    • 2日目夜 5,247円
    • 3日目朝 777円
    • 3日目昼 575円
    • 3日目夜 6,248円
    • 4日目朝 722円
    • 4日目昼 1,252円
    • 4日目夜 3,074円
    • その他 1,072円
  • その他
    • 海宝館 シュノーケリング・写真 8,580円
    • 宮古島海中公園 1,000円
    • お土産 5,949円

計 172,709円

新たに追加された訪問地


さいごに

この旅で修行自体は完了となりました。年初の予定とはだいぶ違う形になってしまったので、まだあと1回の旅行を予定しています。
宮古島は自然を楽しむという点では問題ないかもしれませんが、観光に行くには不便な場所でした。特に観光業やってるはずなのに営業活動に熱意がない。予約がいっぱいでも他店を紹介するとか、予約が入れられる日時を伝えるとか、キャンセル待ちを受け付けるとか、顧客を逃さない工夫はいくらでも取れるのに、それが一切ない。観光客はいくらでもくるので個々の事例には興味がないと行った印象を受けました。肝心の自然資源に関しても、素晴らしいものですが、宮古島でなくてもいい。観光というものが団体から個人にシフトしているのが全く理解できてない感じで交通機関が未発達なのも問題です。この旅では何度も不便さを感じました。
交通機関に関しては、県道の整備は進んでいます。ただし、維持管理はやや疑問です。特にあまり必要性がないだろうに歩道がバッチリ作られていて、その歩道が維持されずに植物に覆われている場所が多数ありました。この点は沖縄県の負の部分です。沖縄県は自力で産業を興さずとも国から多額の資金が流れ込みます。これが県から市町村に流れる構図なので上から下まで他力本願になってます。これだけ、国から支援してもらって、支援なしではいられない状況なのに、国に楯突くというのが、まあすごいですよね。私では真似できないです。
ついに八重山地方は制覇しました。行った島の中で石垣島と西表島はまだ見てない場所があるのでいつかまた訪問したいです。