Javascript External Library

2020-01-23

沖縄県与那国島旅行

はじめに

東京から最も遠い地から始めてみよう。
そんな勢いで与那国島へ行ってきました。

旅程

1日目

1月の東京は普通に寒いです。しかも時雨れてるし・・・
予約した石垣行きの飛行機の出発時刻は6時10分でした。最寄り駅から始発の電車に乗らないと間に合わないと思ってましたが、念のために調べてみると、始発でも間に合わないという。45分あればたどり着くはずなのに・・・
どうするか。歩いて行こう。途中まで歩いていって京急線の始発電車に乗れば間に合うという計算になりました。しかし、この始発電車すごい混んでる。ラッシュ時並じゃないですか。そして、羽田空港に到着すると一斉に走り抜けていく人々。羽田ダッシュも存在したのか・・・
朝6時の光景である。こんな時間に飛行機使わないから知らなかった・・・
どうも、朝は保安検査場のあいてる数が少なく通過に時間がかかるみたい。
ダッシュしてた理由はこれですか・・・
だけど、今回の私はプレミアムなのだ!
これも初利用でしたが、中には手荷物預かりもあるので本当に専用待遇って感じです。
まあ、この中も10人くらい並んでましたけどね。

マイルを稼ぐためにプレミアムクラスなので、優先搭乗扱いとなります。
でも、最前列で優先されても飛ぶまで手持ち無沙汰なんですけどね。
着席するとCAさんが挨拶に来るのはいちようVIP対応ってことかな。
しきりにコートを預かるか聞いてきましたが、いつもひざ掛け代わりにするので断りましたが、ちゃんと毛布が1人1枚ありました。帰りは預けよう。
そしてプレミアムだと食事も提供される。周囲のおじさんたちはアルコールを頼んでましたが、私はお酒弱いので緑茶を頼みました。
新石垣空港到着である。そして暑い・・・
まずコートは完全に荷物に、長袖も腕まくりする始末。うーん南国だなあ。

乗り継ぎは琉球エアコミューターで、3時間ほどの余裕ある接続としたので空港を見物していたら、与那国行きは30分遅れとなりました。到着が14時近くになりそうだったので石垣空港で昼食を取ることにしました。
石垣は肉牛が有名みたいなので、肉どーん。冬季限定らしい。
ただ、お肉は美味しいけど、ちょっと焼きすぎな感じがする。
焼きすぎな感じでも柔らかいのは高級品って感じでしたけどね。

時間になったので、飛行機に乗ります。徒歩で!
大丈夫。徒歩で乗るのは初めてじゃないし。でもプロペラ機は初めてだ・・・
せっかくなのでプロペラの隣の席にしてみましたが、私の想定だと1mくらいでしたが、大きい。
これが隣で高速回転とはなかなかスリリングだなあ。
まあ、何事もなく30分で到着です。
この、ドア兼タラップですが、しなります。なので手すりを持ってないとバランスを崩します。
与那国空港に到着です。平屋。なんか町役場みたい。

そういえば予定を立ててなかった・・・
とりあえず、コートが邪魔なので先に宿に行きますか
宿はアイランドホテルさん
おお、超豪華である。いつも宿は寝るだけなのでビジホ程度なんだけど、これは快適。
しかし1泊しかない。
しかし、チェックイン時に迎えなかったけど明日の空港への送迎は何時かしきりに聞いてくる。歩いて15分だったので、帰りも歩きますよと答えると不思議そうに見られる。
この疑問は後で解決することになる。

さて荷物整理して最西端を目指そう。Google先生によると徒歩で1時間30分程度とある。
ここはのんびりと散歩といきましょう。
途中でヤギを愛でつつ(写真撮りまくってたら不審な顔をされた)

しかし、歩けど歩けどたどり着かない。というか、この島起伏が激しすぎないかね?
沖縄のビーチがあるかと思いきや、海は全面崖だし。なにかおかしいと疑問に思っていたら、通りがかった車に拾われました。どうもこの島は起伏があるので地元の人間は車を使って、観光客も徒歩で回る人間なんていないらしいと・・・
なるほど、何もないところを歩いてた私は完全に不審者だったわけだ。

というわけで、近くの久部良集落まで送ってくれました。ありがとう!
与那国の3つの集落の一つである久部良には港があり、
小さいながらも浜があります。
海の水は驚きの透明度です。
元々が黒潮が主体の海水になります。黒潮は海水が特に透明度が高いことで有名です。その透明度の高さから海面から光の届かない深部まで見通せて黒く見えることから黒潮と呼ばれるくらいです。まあ、透明度が高いということは栄養素も生物も乏しいということであるわけで、マグロも鰹も回遊魚だから黒潮を利用できるんですよね。

そして、到達しました。最西端
 西崎灯台です。

そして振り返ると
この島、起伏多すぎ!しかも両端は崖である。
弧状列島なので山の一部ってことで、黒潮に海岸は削られた感じなのかな。
これだけ温暖なら珊瑚が発達しそうなものですが、黒潮が強すぎて育たないっぽい。
うーん、これは予想外だったなあ。

人間がいない。宗谷岬も納沙布岬もお土産屋とかあるのになあ。
帰り道はどうするか。Google先生によると路線バスがあるらしい。
しかし、バスの時間まで1時間半程度ある。久部良の手前の「駐屯地」前バス停まで歩くと時間が潰せるかな。その手前の「比川」は歩くにはちょっと遠いし、間に合わなくなるかも。

歩いていると道路に溝発見。なにげに深くて人間も怖いけど、牧場の手前にあるやつですね。後で聞いたら名前はテキサスゲートらしい。
しかし、馬糞だらけで馬がいないような。そして駐屯地に到着。馬には会えないか。
そしてバス停も見つからない。駐屯地は写真不可の表示がされたたのでスマホはしまっていたのですが、調べるためにスマホを取り出す。すると背後でモーター音、振り返ると監視カメラと目が合う・・・。すみません、迷子なんです・・・

 仕方ないので、歩いていると馬発見。
しかし、小さいなあ。馬というとサラブレット基準なんですが、遥かに小さいです。
これでも農耕用として活躍してたということので力はあるんでしょうけどね。

で、結局のところ比川まで歩いてバスに乗りました。バス到着2分前!ギリギリでした。

晩御飯はホテルの宿泊とセットのお膳
ピンクのお刺身がとても美味しかったのでまた食べたいと思って正体を聞いてみると、カジキでした。これがカジキかー。買って帰ろう。
晩酌に沖縄ということでオリオンビールもいただきました。これは別料金。

ホテルで到達証明書を作ってもらいました。

2日目

1日目の反省を基にホテルで自転車を借りました。

1日目は西に行ったので、2日目は東に行ってみます。
自転車は快適で30分で東崎に到着
展望台は立入禁止
更に、売店どころか人間がいない。
しかし、西と違うのは馬がいます。馬だらけである。

東崎のあとはアヤミハビル館へ
ここのメインの展示はヨナグニサンという最大25cmになるガ
かつて、高額で取引されたこともあり絶滅寸前だったのを保護しているらしい。
こんなの向かってきたら悲鳴あげて逃げますねえ。

展示はこれだけではなく、昆虫標本がたくさんあって見応えがあります。
かなり状態のいいものばかりなので、貴重だし結構な資産価値がありそう。

2日目の観光はこれまで、昼の石垣行きに乗るので与那国空港のレストランで昼食にしました。
カジキ漬け丼とシークヮーサージュース
与那国でカジキは本当に気に入りました。
シークヮーサージュースは甘味無しでガムシロップをたくさんもらえるので自力で調整します。私は全く入れなかったのですが、それでも美味しい。

乗り継ぎの石垣空港のミルミル本舗でジェラート
これは塩黒糖と島豆腐です。黒糖の甘みと豆乳って感じでした。もう少し変わったものを頼めばよかったかも

お土産は与那国でしか許可されていない60度のお酒です。
カジキも買って帰りたかったのだけどお土産屋にも空港にもなかったです。マイナス30度で保管とかが必要なのでしょうか?残念

費用

  • 交通費
    • 全日空 77,780円
    • 琉球エアーコミューター 15,100円
    • レンタサイクル 2,000円
  • 宿泊費
    • 1日目 13,200円
  • 食費
    • 1日目昼食 1,500円
    • 1日目夕食 450円
    • 2日目昼食 1,650円
    • その他 719円
  • その他
    • 到達証明書 500円
    • アヤミハビル館 500円
    • お土産 2,250円
計 115,649円

新たに追加された訪問地

  • 沖縄県
    • 石垣市
    • 八重山郡与那国町

さいごに

与那国島の名産品のカジキがとにかく美味しかったです。マグロのトロと赤みの中間の感じで丁度いい。無料のバスはありますが本数が少ないこともあって観光にはやや不向きでした。徒歩は間違いなくNGです。起伏もあるので最低ラインは電動アシスト自転車です。ただ、西崎も東崎もやや小高い位置にあるので免許があるな原動機付自転車のほうがいいかと思います。西崎や東崎、各集落の間は2車線道路が全面的に完備されているのでレンタカーでも問題なさそうですね。ただし、東崎周辺などテキサスゲート内の馬エリアは馬が多いので注意が必要そうでした。
主要な観光地を1周するのにちょうど1日くらいな感じです。体験型アクティビティをするならその分プラスって感じですね。
そして何より、東京から近い。石垣島まで飛行機で3時間、更に与那国島まで30分。乗り継ぎなどを考えても5時間程度でたどり着いちゃいます。紀伊半島よりもよっぽど近い・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿