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2024-07-21

島根県隠岐島前旅行

はじめに

島根県も本土内は一通り回りました。残すところは島嶼部になります。
島根県の島嶼部は隠岐諸島と竹島があります。竹島は南朝鮮が泥棒しているので訪問は難しいですが、竹島の所属は隠岐諸島島後の隠岐の島町なので、島後に訪問で代用しよう。
今回は島前への訪問となります。島後は1島なのですが、島前は主に3島あります。この配置はどういう感じかはわかりませんが、島前の3つの島への訪問を目指そうかと思います。

旅程

旅程(全体)

旅程(境港市付近)

旅程(隠岐島前付近)

1日目

堺港へ

羽田空港

羽田空港第2ターミナル
朝6時前
いつもの時間、いつもの羽田空港第2ターミナルから今回の旅が始まります。
今回は職場から有給休暇をもらっているので実は平日です。しかし、3連休前の平日ということもあって私と同じように休みを取得して出かける人が多いみたい。それでも連休初日の朝よりはかなり空いています。

羽田空港自動手荷物預け機
4泊という長い旅行なので着替えの量もそれなりになるので、今回の旅はキャリーケースを持ってきたので貨物扱いで預かってもらいます。
羽田の自動手荷物預け機が設置されて結構経ちますけど利用するのは初めてです。いつもはカウンターでチェックインするときについでに預けてました。操作は簡単で画面操作に従って航空券をかざしてボタンを押すだけでした。タグが剥離紙不要のものだった点にちょっと感動しました。機械部品に粘着性の物質は相性が良くないんだけど接着部を工夫することで剥離紙不要になってるみたいです。ゴミも出ないし素人でも綺麗にタグが付けられていいですね。
ちなみに5分くらい並んだのですが、預け終わったあとに隣にステータス優先のレーンがあったことに気が付きました。そりゃあるか。並ぶ前に探せばよかった。

トマトとコーヒー
さっくり保安検査場を抜けてラウンジで持参した朝食にします。
周りを見るとビジネス客が多めなのも平日ならではって感じです。

NH381便

羽田空港 506番ゲート
朝・地方空港行き・ナロー機とくれば沖止めということで今回も羽田出発はバスロビーからの出発です。今日は506番ゲートでした。沖止め自体は雨でなければ気にならないのですが、クラスもステータスもごっちゃになってしまうのがサービスとしては残念な感じです。セールで普通席を安く買った私はいいとしても、プレミアムクラスの乗客くらいは別の案内にしたらいいのにとは思うけど、羽田空港側にそういう設備がないのかなあ。

JA78AN
84番スポットで待っているB737-881が今回の機材となります。
もはや語ることはないくらい乗り慣れてしまった。

ロック不十分なモニタ
まあ、そう思っていたのですが、よく見ると前方のモニターがちょっと顔を覗かせていました。このあとCAさんが手で押し込んでました。その後の動作も特に問題なさそうだったので、前回の着陸時の衝撃でロックが外れたのかな。

7:09
羽田空港のRWY16Lから離陸しました。
梅雨前線の影響でやや揺れる飛行にはなりましたが、比較的安定した気流だったようで特に何事もなく米子空港へ

目玉のおやじ
8:18
米子空港のRWY25に着陸して3番スポットに到着しました。
バゲッジクレームでは目玉のおやじが待ち構えていました。手荷物を回収して保安エリアを出るまで降機から12分といった感じでした。

米子空港

米子空港 ターミナル
米子空港は漫画家の水木しげる先生が幼少期に過ごした境港の近くということで、先生の代表作である鬼太郎を全面に押し出した感じになっています。
空港ともあって鬼太郎も飛行機に乗る。原作では大量のカラスがぶら下げたブランコに乗ってた気がする。

鬼太郎
出発階にいる鬼太郎は昭和期の一番メジャーな感じだと思う。

米子空港 出発ロビー
広くない出発ロビーだけど鬼太郎のキャラクターがたくさんいて作品を読んでるなら結構面白い。

1時間弱程度空港を散策したのでJRで境港に向かいます。
飛行機は早朝便だったのですが、隠岐行きの船は昼過ぎなので時間に余裕があります。のんびりいきましょう。

境線

米子空港駅
米子空港に隣接する米子空港駅にきました。ここから境線で境港駅まで鉄道で向かいます。

米子空港駅駅名標
米子空港の駅舎は比較的新しいものですが、これは米子空港の拡張に伴って境線が迂回新設された影響らしいです。

キハ40
10:03
境港行きの気動車がやってきました。堺線も妖怪まみれ。
乗る列車はどうやら目玉のおやじみたいですね。

境港駅駅名標
10:17
境港に到着しました。
堺線の運行本数が少ないので米子空港と米子空港駅で時間を潰したけど、歩いたほうが早かったほうが気がする。

境港駅
境港駅は境港と隣接しています。この感じは青森・函館・下関・門司と同じような感じがします。
それもそのはずで、この境港もかつては大陸側の港と連結する重要な港でした。主要な接続先は釜山かな。武漢ウィルスの影響で休止中ですが、現在も国際旅客航路が存在していて、南朝鮮の東海を経由してロシアのウラジオストクまで行けます。ロシアは現在紛争中で入国できないので再開はまだまでできなさそう。朝鮮人は日本海のことを東海と呼称するけど、東海は日本海に面した都市の名前である。朝鮮人は海と街の区別もできないらしい。そのうち、黄海のことも仁川とか呼び始めるんだろうか。

境港

水木しげるロード

隠岐行きの船の乗船手続きは13:20からということなので、散策してお昼ご飯を食べてこよう。

鬼太郎
境港前の通りは水木しげるロードと名前をつけられて、水木先生の妖怪の銅像が数多く作られています。
代表はやはり鬼太郎
あぐらをかいていたり猫背だったり姿勢が正しくないのも鬼太郎らしい。

目玉のおやじ
赤子だった鬼太郎が心配のあまり執念で目玉だけで生き残った鬼太郎の父親
茶碗風呂が印象的です。
そういえば、鬼太郎は片目が溶け落ちているため常に片目を隠しているので、目玉のおやじは鬼太郎の片目なんじゃないかって噂されてたなあ。

鼠小僧
初期の頃は臭い・不衛生・小悪党みたいな感じの鼠だったけど、時代を経ることにちょっと綺麗になった鼠小僧

猫娘
時代を経るごとにお前誰?くらい変化していった猫娘
最新作ではもはや女子高生だった。一番時代のニーズに答えていったんじゃなかろうか。

子泣きじじい
水木先生の作品の外でも結構有名な妖怪の一つの子泣きじじい。

砂かけ婆
なんの妖怪だっけ、という感じだけど鬼太郎をよく助ける砂かけ婆

こんなところが私の中での定番キャラかなあ。

水木しげる記念館

水木しげる記念館
水木先生の生涯が資料化されている記念館にきました。最近リニューアルされたらしい。
水木先生の作品は妖怪関係がいちばん有名ですが、他にも多くの作品が存在してます。妖怪関係以外でなら私がおすすめするのは太平洋戦争のものです。水木先生は南方戦線で片腕を失ったのですが、その場にいた一兵卒の等身大の姿が脚色もなくそのままの形で漫画になっています。戦争賛美でもなくかといって反戦一辺倒でもない作品になってます。

ヒトトセ

ヒトトセ 境港駅前店
お昼は回転寿司屋のヒトトセに入りました。


のどぐろ


近海で取れた魚を美味しくいただきました。
ただ、炙りは脂がちょっときつかったかな。中年なのでだいぶ食の嗜好もさっぱり系になってきたような気がします。

隠岐へ

隠岐汽船

フェリーしらしま
14:25
隠岐汽船のフェリーしらしまで隠岐島前の西ノ島の別府港を目指します。
境港から別府港までは2時間40分です。
フェリーは昔ながらの雑魚寝スタイルだけとなっています。お金を追加するとだんだん部屋が狭くなる。なので一人旅だと最下層の2等一択ですね。お金払ったうえで窮屈な思いをしてもしょうがない。

境水道大橋
船は境水道をゆっくり通過。
美保と堺港の間を通す境水道大橋がかなり大きなのは大型船舶の通行を考えているからでしょうね。旅客こそ下火だけど貨物の需要はまだまだ存在する重要港な点がこの大きな橋からも伺えます。

西ノ島
2時間少々で目的地の西ノ島が見えてきました。
波が穏やかな航海日和という感じです。

別府港ターミナル
16:57
別府港に到着しました。
ちょっと面白いと思ったのは島前内航船の乗換案内があったことです。船から船への乗り換えっていうのは新鮮ですね。

別府

さくらや土産釣具店
別府というと大分県のような感じですが、島根県の別府です。
飲み物を買っていこうかなと思ってGoogleMapで検索するとホテルから少し離れたスパーマーケットが案内されましたが、途中の釣具屋さんの様子がちょっと気になる。
釣具が気になるのではなく、これは本当に釣具屋か・・・?
入店してみると、お土産品・食料品・書籍・日用品そして釣具が置いてありました。品揃え的にもはやコンビニである。

ホテル隠岐
釣具屋でおやつを物色してホテルに向かいます。
今回の旅の宿泊地はずっとこのホテル隠岐さんになります。ここを拠点に島前の各地を観光しようかと思います。

隠岐ホテル

部屋

和室
ホテル隠岐の205号室は6畳の和室です。
1畳ほどの三和土部分や床の間もあるのでかなり広い。

広縁
広縁部分もあって、さらに別府港がよく見える位置です。
2階なので下からも見えやすい位置にあるのがちょっと気になるところではあるけど、このホテルは2階建てなのでこの部屋はかなりいい部屋な気がする。

夕食

ホテル隠岐 夕食
宿や周辺の食事処はあまり多くないので、今回は奮発して2食付にしました。
お刺身とメインのお鍋と小鉢がたくさんという感じです。

えり焼
お鍋はえり焼という郷土料理らしいです。かなり甘みの強い薄味のスープに魚と豆腐という感じです。この味付けはかなり好き。たくさん取れる魚の調理方法の一つという感じなのかな。

岩牡蠣
岩牡蠣が一つつくということでした。焼きか生か選べたので生を頼んでついでに日本酒も頼む。
岩牡蠣は隠岐の養殖業として有名な品みたいです。この旅で岩牡蠣の養殖筏をよく見かけました。

フライ
更にカレイのフライが提供されました。
揚げ方がとても綺麗でヒレなど末端までサクサクです。

煮付け
そして、まさかの煮付けが追加されました。これも丁寧に煮付けされていて料理の質が高いです。これだけでメインの一品です。

これ普通に3食分くらいありそうな気がする。量としては完全に食べ過ぎなんだけど、どの料理も美味しかったので全て残さずいただきました。

満腹で酔いも回ったのでこのまま就寝となりました。

2日目

朝食

別府港
5時過ぎに目が覚めました。
いつもよりは早い時間ですが、寝るもの早かったので十分な睡眠が取れました。
今日から3日間はフルで観光に時間を取れます。ただ、梅雨時ということもあって晴れるのはこの日だけです。残りの日は雨予報になっていました。唯一になるかもしれない晴れの日は海士町に割くことにしました。

ホテル隠岐 朝食
宿の朝食は7時から提供がされます。
魚に小鉢がたくさんという感じです。朝からなかなかの贅沢です。

海士町

どうぜん

別府港ターミナル
島前の3島は隠岐観光が島前内航船を出していて、フェリータイプのどうぜんと高速船タイプのいそかぜの2隻があります。この2隻がそれなりの密度で運行されているので島の間の行き来は簡単です。

フェリーどうぜん
8:40
フェリーどうぜんで別府港を出発します。
料金は300円でこれはどの行き先でも同じです。更にフェリーと高速船も同じ。とてもわかり易いけどこれで経営は大丈夫なんだろうか。

フェリーどうぜん 船室
フェリーの方は車両輸送に重きをおいているので車両甲板の両サイドに客室があるという変わった構造になっています。車両の人はそもそも客室を使ってなさそうです。

菱浦港
8:50
中ノ島海士町の菱浦港に到着しました。
所要時間10分なのであっという間の到着という感じです。

島前カルデラ

Panasonic E-bike
晴れの日に海士町を選んだのは移動でこのレンタルサイクルを利用しようかと思ったからです。マウンテンバイク型の電動アシスト自転車です。
隠岐ではどの島でもこの自転車を借りることができるのですが、中ノ島が自転車で回るにはちょうど良さそうという判断です。

カルデラ展望所
体力のある序盤のうちに展望台に行きます。
どこにカルデラがあるんだろうと思っていたら、中ノ島・西ノ島・知夫里島の3島はもともと一つで火山の噴火で沈下して現在の形になったらしいです。
つまり、見えてる内海はカルデラ湖ということになる。ここまで大きなカルデラはそうそうないですね。外輪山に相当する現在の3島の影響で内界は波が穏やかになるようで養殖筏がたくさんあります。これが昨夜食べた岩牡蠣の正体ということですね。

奈須神社

奈須神社
菱浦港からカルデラ展望所までは1時間というところでした。崎や木路ヶ埼方面にも行ってみたかったのですが、自転車の電池がちょっと不安なので引き返して御波の方に下っていきます。
集落の神社で少し休憩にします。対馬でも思ったのですが、意外と島のほうが神社が綺麗に維持されている。変に仏教に侵食されなかったからだろうか。

船渡来流亭

船渡来流亭
11時頃に菱浦港にいったん戻ってきてお昼ご飯にしました。
船渡来流亭は菱浦港のターミナル2階にあるレストランです。入口の階段を見落として1周回ってしまった。入口は観光協会側に階段がありました。お聞き線のフェリーのボーディングの手前にあるので隠岐汽船経由ならわかりやすそう。

船渡来流亭 寒シマメ漬け丼
お昼に頼んだのは寒シマメ漬け丼です。注文は各席に用意されているQRコードを読み取って注文するというハイテクスタイルだった。
注文したときにはシマメは一切不明でしたが、食べたらイカでした。
調べてみるとシマメはスルメイカのことらしい。
食べ方もよくわからなかったのですが、丼と銘打っていたので全部ご飯に乗せた。
烏賊の沖漬けみたいな感じですが、生姜などの薬味がいい感じのアクセントになってとても美味しかったです。

隠岐神社

隠岐神社 鳥居
食後に十分な休憩を取って今度は島の北側の明屋海岸を目指します。
途中に立派な神社があったので立ち寄ってみます。こちらは隠岐神社です。
この神社の祭神はなんと後鳥羽天皇ということです。そういえば政争に負けて隠岐に島流しになったんだっけ。島後の方だと思っていたのですが、島前の中ノ島が終焉の地だったようです。

隠岐神社 土俵
奉納相撲の土俵のようです。結構立派だし継続的に使われていそう。

隠岐神社
なかなか立派な構造ですね。

隠岐神社 本殿
きれいに清掃整備されていて隠岐での後鳥羽天皇が敬われていた事がわかる。
でも、年代的に飢餓のリスクは常にあっただろうから大変だったろう。

明屋海岸

明屋海岸展望所
参拝後は明屋海岸へ向かいます。
途中に草に半ば覆われていた展望所があったので見学します。

明屋海岸
天気が良くてなかなの景色ですね。明屋海岸はその海の方に面しています。右奥に見えるのは大きいし島後かな。

明屋海水浴場
海水浴場は砂浜でなく岩海岸だった。丸石で構成されているのでまだマシかも知れないけど、ここで泳ぐのは結構大変そう。ただ、キャンプ場とシャワーは完備されていました。

海岸沿いの整備された道を少し進むとハート型に見えなくもない岩
なんかこういうスポットあちこちにあるなあ。

金光寺山

見晴らし公園
最後に展望を期待して金光寺山の坂を登りました。
到達したところには展望が良さそうなみはらし公園があります。
まあまあ悪くない?
実はこの見晴らし公園から見える平地が島前内で唯一のまとまった平地になります。また、雨水を地下に留め置く構造があるので金光寺山は山頂でも水が湧いています。
平地で水があるということで水田が多く見られます。島の貴重な食料供給源になってそう。

いそがぜ

いそかぜ
自転車を無事に返却したので西ノ島に帰ります。

いそかぜ 船室
16:48
帰りは高速船のいそかぜになりました。
こっちも300円です。

別府港 内航船待合所
16:56
別府港に戻ってきました。やはり高速船のほうが早いみたい。
菱浦港はフェリーと高速船は同じ場所での発着ですが、別府港は離れているのでちょっと気をつけたほうがいいかな。

夕食

馬刺し
宿に戻って今日も18時から夕食です。
今日は魚でなく馬のお刺身が提供されました。馬いたかなあ。牛しか見てないんだけど。

すき焼き
今日のお鍋はすき焼きでした。
馬に変わって牛になりました。牛はよく見かけましたね。

塩焼き
今日は陸の食材かと思ったら塩焼きも追加で提供されました。
うん。見えているのだけで十分な定食1食分ですね。

長芋
小鉢は長芋です。こっちはいつも食べているものと変わらないですね。島で本土と変わらないってのもすごいと思うけど。

エビフライ
最後にエビフライとなりました。昨日は1泊目だったから豪華かと思ってたら、今日もかなりの提供ですね。
エビフライは尻尾の先まで綺麗に揚がっていてとても美味しい。

今日も満腹になりました。
お酒も入って酔っ払ったので就寝します。

3日目

朝食

朝食
3日目も朝5時に起きてしまった。夜が早いと朝が早くなります。
宿の朝食は切身になっていますね。小鉢の内容も変わってます。
朝食の内容が変わるのは連泊するときは嬉しい。

家督山
9:21
フェリーどうぜんに乗って知夫里島に行きます。
天気予報は終日の雨予報になっています。まだ雨は降ってないのですが対岸の中ノ島の山には雲がかかっていますね。

知夫村

来居港

来居港
9:51
知夫里島の来居港に到着しました。これで隠岐島前3島は制覇ですね。

Panasonic e-bike
気象レーダーによると1時間は雨がふらないし、その後も断続的な降雨になりそうな予報です。思い切ってレンタルサイクルを借りてみようかと思います。
観光協会で聞いてみると3時間なら大丈夫ということで貸してくれました。飛び込みだったのでこれはありがたい。ついでに自転車で3時間で観光するのにいいコースも教えていただけました。

アカハゲ山

隠岐牛
展望が良いらしいアカハゲ山に登ります。自転車だと結構なヒルクライムですが、電動アシスト自転車であればなんとか登れます。
途中から放牧エリアになっているので道路にも牛がたくさんいました。牛の邪魔にならないように慎重に進みます。

アカハゲ山展望台
出発して35分で赤ハゲ山展望台に到着しました。中ノ島に比べてだいぶ小さい島ですね。

宇多喜代子歌碑
肝心の展望は・・・
まあ登ってる途中で何となくそんな気はしてた。
休憩して次の赤壁に向かうことにします。気象レーダーによると赤壁で雨雲に捕まりそうな感じです。

知夫赤壁

隠岐知夫赤壁 入口
途中で道を間違えてしまったのですが20分で隠岐知夫赤壁の入口まで来ました。
車両が通行できる道はここまでで、ここから徒歩で向かいます。

隠岐知夫赤壁 遊歩道
きっちり整備された遊歩道を進みます。
柵があって安全
という感じに最初は思っていました。ところが肝心の崖際には柵がない。どうやら、牛と人間を分ける柵のようです。つまり、柵に囲われてるのが人間ということになる。

隠岐知夫赤壁
4分ほど歩くと赤壁が見える場所に来ました。
この色は鉄っぽい。
火山噴火時に湧出したものが崩落であらわになった感じみたいです。そのため島前の各所で見ることができるのですが、知夫里島の赤壁は最大のものになります。

入口まで戻ってくると雨雲に捕まりました。残念なことにこの赤壁の付近には雨宿りできる場所がないです。傘を利用して雨が止むまで待ってよう。気象レーダーの予報によると30分で止む感じになっています。

30分後、予報通り雨がやんだので港に戻ります。
港までは30分、おすすめ3時間コースはちょうどいい感じでしたね。

なかはま

なかはま
自転車を返却して少し遅めですがまだ営業してるお昼を探します。島だと午後の中間営業してないところが多いですね。
観光協会で空いてそうなお店を探しました。

地図を頼りに歩いていくと、これはただの民家ですよね?
でもいちよう看板もあるな。

なかはま 入口
入口はここかな。だから民家ですよね?

なかはま 内部
なかもただの客間ですね。
なかはまさんは民宿をやっていて、昼ご飯は宿泊者以外にも提供しているという形態のようです。
ここまで民家と変わらない民宿スタイルは見るのは初めてですね。親戚の家に泊まってる感じですね。

ちぶり島コロッケ定食
料理はちぶり島コロッケ定食を頼みました。
球形のコロッケはさざえとめかぶの2種類でした。じゃがいも感のほうが強いので普通のコロッケのような味わいですが食感のアクセントになってる感じです。

食後は港に戻って西ノ島に戻ります。

15:00
いそかぜで来居港を出発します。
別府港や菱浦港では券売機があったのですが、来居港では存在しません。だいぶ探したのですが、券売機の代わりに船に乗るときに現金で払ってほしいという案内を見つけました。ここを利用するときは小銭の準備をしているといいですね。

15:15
別府港に到着しました。
別府港と来居港の距離になると高速船の高速具合が光るらしい。どうぜんよりもだいぶ早く帰ることができました。これで均一の300円なんだから安い。

夕食

刺し身
宿の夕食も3回目
お刺身はよく見る定番の品揃えという感じです。マグロも島で捕れるんだろうか。流石にフェリーで運んでるのかな。

小鉢
小鉢がたくさんと今日は蕎麦の椀がついています。

鯛しゃぶ鍋
今日のお鍋は鯛しゃぶでした。
だし汁も美味しくて完汁してしまう。

カマ焼き
追加で提供されてきたのはカマ焼き
身がしっかり残っていて食べがいがあります。

天ぷら
揚げ物は天ぷらでした。
衣が厚くなりすぎてなくサクサクの上げ具合です。

今日も大変美味しくて大変多い夕食でした。
満腹で酔っ払って満足したので今日も早めに就寝します。

4日目

朝食

朝食
本日も5時の早起きでした。
小鉢のひじきが海苔の佃煮になったかな。美味しい朝ご飯です。

別府港
今日は昨日よりも天候が悪化しており対岸の中ノ島も霞んでいます。
気象レーダーによると10時には止みそう。10時にレンタカーを借りる予定なのでちょうどいいかな。

西ノ島町

どうぜんレンタカー

どうぜんレンタカー
10時になって観光を開始しました。
今日は西ノ島の観光をします。3島の中では最大の島なのでレンタカーで回ることにしました。
どうぜんレンタカーさんは宿の隣なので便利です。更にネットで予約と決済ができました。

ホンダ ライフ
借りたのはホンダのライフでした。
10万km以上走行していて、凹みや傷やサビがある。その影響なのか、ドアが閉まりにくい。まあ、ブレーキとかは問題なさそうだし大丈夫かな。

焼火神社

焼火神社 入口
雨が上がっているうちに焼火神社に行きます。
島前カルデラの中央火口丘になります。
もちろんカルデラを形成した時期は人類史以前の話になるので火山とは無関係なのですが、何やら因果を感じます。

焼火神社 途中
神社までは階段による急登になります。
途中で何箇所か展望がある場所がありますが、今日は昨日以上に雲底が低い。

焼火神社 鳥居
鳥居がある場所まで登ったらあとは平坦になります。

焼火神社 石垣
参道を進むと突如石垣が現れて、山城っぽくなります。
過去には砦として機能していた時期もありそう。

焼火神社 社務所
石垣に沿って回ると社務所の入口があります。
ここは年越し行事の際に利用されるみたいです。
拝殿はこのまま進みます。

焼火神社 拝殿
巨木の影に隠れるように拝殿がありました。
完全に雲の中なので妙に幻想的な雰囲気になってました。

焼火神社では毎年年越しに翌年の豊漁を祈願して火を焚き続ける風習があるらしいです。名前の由来はこの風習からでしょうね。
旧火山で火を焚く神事か。本当に関連性がないんでしょうか。うーん・・・

ちなみに登りは15分、下りは10分でした。道に慣れてればもう少し早くなりそう。

にしわき鮮魚店

にしわき鮮魚店
お昼は浦郷地区のにしわき鮮魚店にしました。
GoogleMapでは飲食店扱いになってましたが、名前は鮮魚店だし、姿も鮮魚店なのでちょっと躊躇しましたが、「定食」の幟が出ていたので入ってみました。

ご縁定食 さざなみ
頼んだのは鮑の炊き込みご飯とサザエのつぼ焼きの両方が楽しめる定食です。
隠岐のサザエは7月から解禁されるらしいです。ここまでつぼ焼きを食べてなかったので注文しました。
味はもちろん美味しくビールが欲しくなる。でもレンタカーを借りてるから呑めない。
このお店はだいぶ耳が通りおじいさんが給仕をして、腰の曲がったおばあさんが魚をさばいてた。いつなくなってもおかしくない。できるだけ長く健康でいて欲しいものです。

鬼舞展望所

隠岐牛
午後は南部の鬼舞展望所に行ってみます。
ここも放牧地なのですが、牛さんは車を見ると素直にどいてくれた。

鬼舞展望所
展望所は雲の中でした。
何も見えない。

鬼舞展望台
少し離れたところに展望台があるのでダメでいいの行ってみようかな。
展望台は左手の柵沿いに行くのですが、完全に見落として作業車が通る道を行ってました。
これは道を失うと遭難しそう。断念して展望所まで引き返します。
その後しばらく雲が流れないか待ってみましたが、悪化する一方だったので展望は断念しました。

由良比女神社

イカ寄せの浜
別府に戻る途中で由良比女神社にも参拝していきます。
ここは御祭神の由良比女命と烏賊の伝説が残っています。数が減っていますが今でも烏賊が捕れるみたいです。

由良比女神社 鳥居

由良比女神社 神門

由良比女神社
神社の社務所に御朱印は観光協会までとあったのですがどこだろうか。別府港でも浦郷港でも見た記憶がないんだけど

夕食

刺し身
宿に戻って最後の夕食です。
お刺身はサザエが出てきました。

サザエの壺焼き
つぼ焼きもバッチリです。
宿の人に聞いてみたら、今日になって提供されるようになったのはこの日から潜り漁が解禁になったかららしい。なるほど、十分提供できる量が確保されるようになったからか。
ということは、昼ににしわき鮮魚店さんで食べることができたのも割と偶然だったのか。

イカ焼き
鍋の代わりにイカ焼きになりました。由良さんありがとう。

タコの唐揚げ
小鉢としてタコの唐揚げが供されました。
タコの味がしっかり感じられて美味しい。

牛タン
追加の焼き物は牛タンでした。焼き肉屋以外で食べることはあんまりない。

とんかつ
既に美味しいものをたくさん食べたのですが、最後に揚げ物でとんかつとなりました。
これは流石に多すぎる。
でも、ここの揚げ物は美味しいので全部いただきました。

最後のご飯も美味しくて大満足です。
酔っ払ったので今日も早めに就寝します。

5日目

朝食

別府港
今日も朝5時に起床しました。
この旅はずっとこんな感じでしたね。朝5時起床ですが寝るのも早いので9時間くらい寝てたりします。

朝食
最後の朝ご飯は鮭の切身にハムという内容でした。
実に健康的な朝食です。朝昼晩と考えると明らかに食べすぎてるとは思うけど

西ノ島町観光協会

西ノ島町観光協会
9時に宿をチェックアウトしました。
帰りの飛行機は最終便なので乗り継ぎを考えても午前中は軽く観光できそう。
別府港で乗船名簿を記入しておきます。あらかじめ書いておくと窓口が空いたらすぐに並ぶことができます。
道路を挟んだ反対側の内航船待合所に行ってみると観光協会を見つけました。
手荷物を預かってくれるみたいなのでキャリーは預かってもらおう。そこで御朱印の受付もあることに気がついた。そういえば由良比女神社の社務所にあった観光協会はここでしたか。
手荷物と御朱印を頼むと、なんと御朱印帳に直書きしてくれるということです。絶対書き置きだと思った。そういうわけでキャリーと一緒に御朱印帳も預かってもらいました。

西ノ島ふるさと館

西ノ島ふるさと館
浦郷行きのバスまで少し時間があったので近くの資料館を訪ねてみました。

和同開珎銀銭
一番の展示は和同開珎の銀銭です。というか、銀銭あったんだ。よく見つかるのは銅銭ですね。銀銭ということは比較的大口の取引があったということですからかなり古い時代から隠岐と本土は交易があったということですね。

隠岐観光定期観光船

西ノ島町町営バス
10:20
浦郷行きの町営バスに乗ります。
このバスは浦郷を抜けて国賀まで行くらしい。
浦郷港からでる観光船で今回の観光を〆ようかと思います。

別府港から浦郷港は近いのですが、この町営バスはありとあらゆるバイパスを迂回する。
集落を巡っているんだとは思うけど、その影響で結構時間がかかります。

10:45
バスが浦郷観光船乗り場に到着しました。
観光船の出発は10:50なんだけど大丈夫か?

隠岐観光 第53くにが
観光船の待合所に入ると係員が待っていてくれていました。ありがとうございます。

この便の観光客は全部で6名となったようです。まだ夏休み前の平日なので少ないかな。子供もいないので最前方の左舷側に陣取ることができました。
ある程度予測していましたが、この観光船は左舷側が圧倒的におすすめです。左舷側に景勝地を見ながらクルーズしてUターンして高速で戻るコースになっているからです。

舟引運河
船は浦郷港を出発すると舟引運河を通って外海にでます。
かつては船を陸揚げして引っ張って運んでいたことに由来します。これは対馬にも同じような場所がありましたね。明治初期の舟運が残っていた時期くらいまではよくありました。その後は土木技術の発達で運河を作るほうが楽になりましたね。

潜り漁中の漁船
船頭さんが漁船の数を見て「何隻か潜りに出ているみたいですね」と言っていたので探してみると確かにいますね。白と赤の旗は作業中らしい。

エチゼンクラゲ
7月になるとエチゼンクラゲが増えるらしい。最初は浮きかと思ったのですが、浮かび具合が半端だったのでよく見るとクラゲでした。
トビウオは6月ぐらいがよく見られるということでした。航行中に1匹だけ飛んでいる姿が確認できましたね。

豆腐岩
この観光船の見どころは基本的に岩です。
外浜付近の白く目立つ岩は豆腐岩です。白いからだろう。
お豆腐には見えないけど、周りが黒い溶岩なので白が目立ちます。たぶん、外洋から寄稿する際の目印で使われていたんでしょうね。

通天橋

海蝕洞が貫通して拡大した通天橋
この下をかつては観光船が通り抜けていたらしいのですが、崩落が進んで出入り口に岩が折り重なったので通過できなくなったらしい。
そのうち橋は崩落ですね。

観音岩
ローソク岩とも呼ばれる観音岩
夕陽が岩の先端に来る時期があるのでローソクとも呼ばれる。観音と蝋燭とはなかなかいい組み合わせ

国賀の赤壁
西ノ島の赤壁が見られるポイントの国賀の赤壁
知夫里島のほうが大規模なので向こうのほうがおすすめです。
船頭さんも知夫里島のほうが大規模ですよと言ってた。

そんな感じで50分ほど景勝地を回って、40分でも戻ってくる1時間半のコースでした。
観光船から戻って国賀海岸は日本海に削らた崖なので観光船がおすすめです。
今日の波は1mほどと穏やかでしたが、それでも小型の観光船は結構揺れました。もっと小型の漁船で潜りをやってる漁師さんはすごいですね。

あすか軽食喫茶

あすか軽食喫茶
観光船の後は浦郷で食事処を探しました。
あすか軽食喫茶という食堂です。喫茶感はほぼなかったので食堂でいいと思う。
ちなみに観光船の乗客は結局全員ここに来ていたので飯屋はほとんどないんだと思う。

わがとこ定食
地元産の食材を利用した定食とあったわがとこ定食を注文しました。たぶん、日替わり定食何だと思う。ホワイトボードに詳細が記載されていまいた。
サザエ飯、カンパチ、カキフライという感じです。
地元の人もほぼこれを頼んでいたので立ち位置は日替わり定食で間違いない。

地元の漁師さんの会話が面白くて
「昨日行けたのは良かったな。今日も行くのか。」(多分潜り漁で昨日が解禁日だったが天候が怪しかった事を言っている)
「これから行くさね」
「ウェットか」(会話の流れ的にウェットスーツ)
「俺はシャツとパンツの昔スタイルよ」
マジか。漁師はたくましいなあ。

本土へ

名残惜しいけど終りがあるからこそ楽しめる。それが旅かな。
ご飯を食べ終わったら帰路につきます。

13:08
町営バスで別府港に戻ります。
町営バスは均一料金で200円です。内航船も安かったけどバスは更に安い。たぶん、町から補助金が出ているんだと思うけど、観光客が気安く利用するのは申し訳ない。お土産をたくさん買っておこう。

13:34
別府港に到着しました。
観光協会に行ってキャリーと御朱印帳を受け取りました。
乗船手続きはまだ時間がありますが、待合所で待機しておきます。

フェリーおき
15:45
フェリーおきで西ノ島を出発しました。
島後からの船なのでまばらに埋まってる感じでした。

別府港
今日も1日雨予報だったのですが、1時間前後のにわか雨という感じでした。深夜はまとまって降ったみたいです。
基本的に本土の山で生成された雨雲が流れてきているという感じでした。これなら梅雨時でも雨宿りしながら観光できたかもしれない。
島後の旅行のときまで覚えておこう。

七類港
17:55
七類港に到着しました。
鉄道がある境港のほうが便利なんですが、隠岐汽船の船の多くは七類港発着になります。たぶん、隠岐と七類港が島根県に対して境港は鳥取県だからだと思う。
連絡のバスはあるので乗り継ぎを行います。

はつみ交通
18:00
乗り継ぎははつみ交通の連絡バスになります。この会社は基本的に貸し切りしかやってないので隠岐汽船からの受注なんだと思う。それだったら船が遅延しても安心ですね。
(実のところ、境港駅でのJR乗り継ぎもシビアなので船が遅延するともれなくアウトにはなりそう)
決済は現金のみの500円なので事前に準備しておくのがおすすめです。

18:15
堺港駅に到着しました。
速やかに乗り継ぐために荷物は預けなかった。でも、乗客も少なかったので15分500円というなかなかの料金だけど単独だと赤字なんだろうな。

キハ126
18:22
米子行きの気動車で米子空港に向かいます。
帰りはキハ40よりは新型のキハ126でした。ちょうど高校生の帰宅と重なる便のようで途中駅で高校生が多く乗ってきました。

18:39
米子空港駅に到着です。

米子空港

空港に到着してキャリーを預けたら晩御飯にしましょう。

村上水産
米子空港のレストランは1箇所だけです。そして、その1箇所は定休日でした。
いや、なんでやねん。
他にラーメン屋があるのですが、こちらは昼のみの営業です。

すなば珈琲
どうしたものかと空港内をうろついていたら、すなば珈琲が割とガッツリと食事を提供している事がわかりました。
スタバより優れているじゃないですか。今この瞬間はスタバよりすなばですね。

すなば珈琲 メンチカツカレー
すなば珈琲でカレーを頼みました。そして喫茶店なのにビールも売っていた。カテゴリー喫茶店でいいんだろうか。ありがたいけど(そして、コーヒーは飲み忘れたw)
カレーを食べていると到着便のNH387が30分遅延するという放送がありました。これの折り返しに乗るので到着30分遅延は出発も確実に遅延しますね。

米子空港 ラウンジ入口
遅延するなら喫茶店ではなくてラウンジでくつろいでおくか
米子空港のラウンジはカードラウンジが保安検査場前に1つだけある形式です。
正直なところ利用はしにくい。

米子空港 ラウンジ内部
利用しにくい影響なのか中はガラガラでした。
空いているのはありがたいけど、ソファー席にコンセントがないのがちょっと難点ですね。コンセントはPC作業できる椅子席にしかなかったです。

NH390便

米子空港 2番搭乗口
20:38
米子空港から出発となりました。
定刻から18分遅れです。到着が30分遅れだったのでだいぶ頑張りましたね。
2番搭乗口から搭乗します。

JA217A
帰りはA320-271Nでした。搭乗率も7割程度とそこそこ乗っている感じです。
セールで買ったのにバルクヘッド席を予約できたくらい空いていたのに結構埋まってる。

3番スポットからRWY07を使っての離陸になりました。
記録を見ると滑走路端までタキシングしていない。短距離だし燃料も少なくてすむからかな。

22:06
定刻から21分遅れで羽田空港のRWY36Lに着陸して67Rスポットに到着しました。
悪天候と着陸滑走路の問題で少し遅れましたね。

東京は豪雨になっていました。
着陸時は豪雨前だったので無事に降りれて良かった。

長かった隠岐島前旅行もこれで終わりです。

お土産

お土産
今回は隠岐酒造さんの承久の宴を購入しました。隠岐誉で美味しそうなものがあったのですが、隠岐島後旅行の時の楽しみとしておこうかと思いました。

費用

  • 交通費
    • ANA
      • 羽田空港→米子空港 10,170円
      • 米子空港→羽田空港 10,170円
      • SKYコイン ▲500円
    • JR
      • 米子空港→堺港 190円
      • 境港→米子空港 190円
    • 隠岐汽船
      • 境港→別府港 3,510円
      • 別府港→七類港 3,510円
    • 隠岐観光
      • 別府港→菱浦港 300円
      • 菱浦港→別府港 300円
      • 別府港→来居港 300円
      • 来居港→別府港 300円
    • 海士町観光協会
      • レンタサイクル 8時間 6,600円
    • 知夫村観光協会
      • レンタサイクル 3時間 2,600円
    • どうぜんレンタカー
      • 6時間 37km 7,000円
    • ガソリン 2.01L 360円 (18.41km/L)
    • 西ノ島町町営バス
      • 隠岐汽船→浦郷観光船乗り場前 200円
      • 浦郷観光船乗り場前→隠岐汽船 200円
    • はつみ交通
      • 七類港→境港駅 500円
  • 宿泊費
    • 1日目 13,750円
    • 2日目 14,850円
    • 3日目 14,850円
    • 4日目 13,750円
  • 食費
    • 1日目昼 2,590円
    • 1日目夜 1,113円
    • 2日目昼 1,400円
    • 2日目夜 1,112円
    • 3日目昼 1,100円
    • 3日目夜 1,113円
    • 4日目昼 1,800円
    • 4日目夜 1,112円
    • 5日目昼 1,000円
    • 5日目夜 1,600円
    • その他 1,307円
  • その他
    • 水木しげる記念館 1,000円
    • 隠岐観光 国賀めぐり定期観光船 4,000円
    • 西ノ島町観光協会 荷物預かり 200円
    • 西ノ島ふるさと館 300円
    • お土産 6,015円

計 129,872円

新たに追加された訪問地

  • 島根県
    • 隠岐郡
      • 海士町
      • 西ノ島町
      • 知夫村

あと63市町村

さいごに

7月の3連休に有給休暇を追加することができて5連休を確保できました。この5連休を利用して隠岐島前訪問を計画しました。隠岐島前3島はセットで訪問するほうが楽しめると思っていたのでこれが実現できたことが嬉しいです。実際、島前3島はそれぞれ特色ある島で全く飽きることがなく楽しかったです。
島前は島後と違って空港がありません。そのため船を利用することになるのですが、米子空港のバスの連絡は米子・堺港・松江の3箇所で七類港にはアクセスがない。堺線の運行本数の少なさもあって隠岐島前と東京のアクセス状況はあまり良くないです。この点はちょっともったいない感じですね。
3島の観光で3日間、往復で2日間と考えると5連休がどうしても必要になる感じになります。務め人間にとって5連休は果てしなく遠い。これも隠岐島前に訪れにくくしてしまっています。今回、無事に往復できたのは本当に良かったです。
3島の代表港は別府港(西ノ島)・菱浦港(中ノ島)・来居港(知夫里島)です。この港も特徴的で別府港は地方の玄関口、菱浦港は観光受け入れ口、来居港は田舎の渡船場という感じです。産業構成も3島それぞれ違っています。おそらくこの3島は結び付きが強くて分業が進んでいるのでしょう。そういった意味でも3島は同時に訪れることがおすすめです。
宿は交通の一番便利な別府港そばのホテル隠岐さんを利用しました。基本的に移動旅になる私の旅行で同じホテルに4泊はかなり珍しいです。4泊という長期泊で景色よしご飯よしの宿が利用できたのは本当に感謝です。量はかなり多いものですが、どれも美味しくてすべていただきました。普段はこんなにお魚を食べないのですが、残さず食べることができたのも、美味しく調理して頂いたからです。
唯一の残念な点は天候ですね。流石に梅雨時期だったので1~2日目が晴れただけで残りの日は雨でした。海の色は空の色なので青い海がなかなか見れなかったです。2日目で中ノ島が唯一の展望になってしまいましたね。天候で行き先を選べないのが会社員旅行者の辛いところです。