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2024-11-30

上海旅行ソウル付き

はじめに

9月に会社命令で中華人民共和国の大連市に短期の出張をしてきました。5年前と比べて著しく現地の情報が乏しくなってしまった社会主義国ですが、ようやく現地の情報を得ることができました。その結果、まあ観光に行っても大丈夫なんじゃなかろうか、ということで上海に行ってきます。
まあ、上海市にも同僚がいるのでいざというときは頼ります。

旅程

旅程(全体)

旅程(上海拡大)

旅程(ソウル拡大)

準備編


1日目


2日目


3日目


お土産

お土産
荷物を預けられるようにはしてなかったので韓国焼酎を買ってきました。
直行便で帰ることができたなら紹興酒だったなあ。

費用

  • 交通費
    • 中国国際航空
      • 成田空港→上海浦東空港 27,260JPY
    • アシアナ航空
      • 上海浦東空港→成田空港 454,100KRW(=51,749JPY)
    • 京成電鉄
      • 成田空港→京成成田 272JPY
      • 京成成田→成田空港 272JPY
    • 上海トランスラピッド
      • 浦东国际机场→龙阳路 50RMB(=1,098JPY)
    • 上海軌道交通
      • 龙阳路→江苏路 4RMB(=88JPY)
      • 豫园→浦东1号2号航站楼 6RMB(=131JPY)
    • 上海市バス
      • 江蘇路→黄陂北路 2RMB(=44JPY)
    • 韓国空港リムジン
      • 仁川空港 T1→明洞 18,000KRW(=1,871JPY)
    • ソウル交通公社
      • 명동→경복궁 1,400KRW(=167JPY)
      • 회현→서울역 1,400KRW(=167JPY)
    • ソウル市内バス
      • 세종문화회관→삼성본관앞 1,500KRW(=179PY)
    • 仁川国際空港鉄道
      • 서울역→인천공항1터미널 11,000KRW(=1,264JPY)
  • 宿泊費
    • 1日目 9,512JPY
    • 2日目 6,590JPY
  • 食費
    • 1日目朝 470JPY
    • 2日目昼 63RMB(=1,378JPY)
    • 2日目夜 9,900KRW(=1,139JPY)
    • 3日目昼 3,000KRW(=357JPY)
  • その他
    • 旅行保険 3,500JPY
    • お土産 5,085JPY
    • お土産 113RMB(=2,471JPY)
    • お土産 15,000KRW(=1,786JPY)
    • お土産 26USD(=4,175JPY)
    • 豫园
      • 入園料 40RMB(=875JPY)
    • ホテル手数料 13,873JPY
    • T-Money 5,000KRW(=574JPY)
    • 景福宮
      • 入場料 3,000KRW(=344JPY)

計 136,691JPY

新たに追加された訪問国

  • 南朝鮮

さいごに

武漢ウィルスが世界を変えてしまって以来、中華人民共和国の情報は質と量の両方が劣化しました。縁が遠くなってしまった国ですが、偶然にも勤め先のほうで出張する機械があって大連市に行ってきました。そこでの情報やその他の情報を組み合わせると今回みたいなトランジット旅行も可能なのではと思って実行してみました。行き先を上海にしたのは万一のときのことを考えたためです。この思惑は大成功で現地の同僚と美味しい上海蟹を食べることができました。
武漢ウィルスの功罪として、急速な電子化が進んだというのがあります。旅行関係でもアプリで決済が完結したり、アプリで予約管理ができたり、アプリで書類提出できたりと非常に便利になりました。一方で仕様が統一されていないという問題があります。私のようにいつも初めての場所に行くような場合だとアプリの数が際限なく増えていってしまいます。しかし、Android 15でアプリアーカイブ機能ができました。これにより入力したデータを捨てること無くアプリ本体を捨てられます。なんとなく入力した手間が惜しくて捨てられなかったアプリの整理がこれでできるようになりました。とくに百度地図はマルウェアと大差ないので不要なときにアプリ自体を捨てられるのが大きい。
上海行きの8時間の遅延で観光する時間が短くなってしまったのが惜しい。もう少し時間を作って次は長江を見に行きたいですね。
一方でソウルは準備不足でした。手前が上海という大物だった点とトランジット観光だったという点が準備を甘くしてしまいました。ホテルは三つ星以上にしよう。流石に今回面倒すぎたし、安物買いの銭失いでした。
トラブルも多かったですが、ちゃんと帰国もできました。まだまだ世界は大丈夫そうですね。
帰国した私といえば、ソウルあたりでインフルを貰ったようで帰国翌々日の夜から寝込みました・・・
体調重要

上海旅行ソウル付き 3日目

ソウルの地下鉄

K-POP·レジデンス
9時半頃、宿をチェックアウトします。
この宿はリピートはあり得ないなあ。
給排水設備が致命的すぎる。ぬるま湯が少量しか提供される程度なのでシャワーは基本使えない。排水管にトラップがないようで下水管からの逆流がひどい。全力で排気しないと部屋にいることも難しくなるレベルでした。
まあ、最低気温3度のなか床暖のある寝床が確保できただけマシだと思っておこう。

今日も夕方の飛行機なので昼くらいまで観光していきます。
まずは昨日に夜食を調達したセブンイレブンでT-moneyカードを探します。これはここのSuica的なやつです。東京だとチップ不足で交通系ICの調達が難しくなっているのですが、南朝鮮だとコンビニで山ほど売ってました。うーん、これは「コンクリートから人へ」とかふざけたことを言った政治家が悪いな。どう考えても国家予算はコンクリートへだろう。

セブンイレブンの店員さんは慣れたもので、カードを買ったら、チャージしていくか聞いてくれた。なので、10000KRW札を出してチャージして貰った。ありがとうございます。

9:51
地下鉄4号線の明洞駅から地下鉄に乗ります。
中華人民共和国と違って手荷物検査はなし。やっぱり検査なしのほうが楽でいいな。

忠武路駅
9:54
隣の忠武路駅で3号線に乗り換えます。

景福宮駅
10:09
景福宮駅に到着しました。
観光1個目は景福宮からとします。

景福宮

光化門
景福宮は南朝鮮がやたらと持ち上げる李氏朝鮮時代の建物(の復元)です。
もはや盲信に等しいような気もしますが、それ故に敷地や建物や場所などこだわって復元しているので見ごたえはあります。

勤政門
建築物の構造は明朝時代の様式そっくりですね。
まあ、朝鮮半島自体が明朝の一部だったようなものですからね。明朝が清朝に変わった後も関係性は変わらなかったので清朝の一部ですよね。

勤政殿
それにしても、本家と違って命名が直球だなw

王座
南朝鮮では李氏朝鮮を独立国家として扱ってるようですが、周辺国から独立国家としてみなされてはおらず、大陸の明朝や清朝の一地方という扱いです。最終的に日清戦争の賠償金代わりに日本に譲渡されて終了しました。これを独立国家と言い張れる無神経さはすごいな。
地政学的に中国大陸の文化や技術が流入しやすいので無駄に敵対したいのは良い戦略だったと言えます。しかし、本人たちに活用する意思がなくこれら高度な文化や技術は一部の人間が独占した結果、1900年くらいに中国以外の列強が介入した際に呆れるほど文化文明のレベルが低かった。豚に真珠って本当にあるんだなあ。

香遠亭
そんな集団でも見本があれば同じようなものは作れる。
どこかで見たような事がある光景が続きます。

慶会楼
丸パクリの構造にしか見えないですが、それがかえってこの国らしいといえばらしいのかもしれない。

崇礼門

ここに至ってGoogle Mapの案内が役に立たないのがわかったので南朝鮮産のNAVER Mapを導入しました。自国の企業なら北朝鮮対策も大丈夫っていうことかい。考え方が中華人民共和国と変わんないな。

ソウル政府庁舎
案内によると崇礼門へはソウル政府庁舎前からバスということです。
ソウル政府庁舎は日本でいうと霞が関ビルかな。マレーシアの国旗が見えるのは公式訪問があってるのかも。
それにしても国旗が並んでるなあ。日本が自国で自国の国旗を並べると朝鮮人からクレームが来るので控えているのに自分たちはやってんのか。

ソウル市内幹線バス
11:29
700番のバスに乗ります。乗るバスは赤いやつを選ばなければ安全です。
ただ、乗るときにアピールしないと乗せてくれない。
何なら降りるときもボタンを押した後にアピールしないと降ろしてくれない。
乗るときはまだしも、降りるときはボタン押してるし、眼の前に停車ランプついてんだろうに見落とすなよw

11:40
サムスン前で降ります。
途中で道を封鎖して政治デモやってた。
気分を高揚させるマーチ系の音楽を大音量で流して、参加者全員が右手を演題の代表者に向かって掲げていた。これで鉤十字があったらナチ党確定だな。

崇礼門
崇礼門近くはなかなか道路が結節しているポイントです。
歩行者のために地下道が用意されていますが、利用はできない。この地下道はホームレスが占拠していました。
というわけで、慎重に横断歩道で迂回して崇礼門に到着しました。
こちらは城郭都市の門ですね。門としての大きさは思ってたよりも小さい。メインの交通路じゃなかったんだろうか。調べたら四門で最大らしい。ってことはそもそも都市の人口が少なかったのか。
日本だと南大門のほうが通りがいいかな。

南大門市場

南大門市場
お土産を買うためとあるものを食べてみたくて南大門市場のほうへやってきました。

南大門市場 露店
それがおばちゃんがかき混ぜているトッポギです。

トッポギ(떡볶이)
値段は3000KRWなので安いです。
それにしても赤い。やばそう。
しかし、食べてみるとこの露店のものはそれほど辛くない。こんなに赤いのに意外です。
でも餅なのでボリュームは見た目通りありますね。
なかなか踏ん切りつかなくて右往左往してしまいましたが、思い切って食べてみてよかった。朝鮮料理って唐辛子しかないイメージでしたがちゃんと味のある料理も作れたんですね。

A'REX

12:37
そろそろ空港に向かいます。
まずは南大門市場最寄りの地下鉄4号線の会賢駅から地下鉄に乗ります。

ソウルヨク(わかんねえよ)
12:40
1駅でソウル駅駅に到着しました。
そうソウル駅駅なのである。地上駅のソウル駅と区別するためにソウル駅駅にしたらしいんだが、同じ場所なら同じ名前でいいのでは?
まあ、千葉と本千葉と千葉中央くらい仲が悪いのかもしれない。

ソウル駅

ここから空港へは空港鉄道を利用するのですが、安い各停とちょっと早い直通の2種類があります。せっかくなので直通列車を利用してみることにします。
全席座席指定なので予約を取ると直近で2時間後出発になった。結構人気がありますね。

利用ガイド

ソウル駅からの直通列車を利用する場合はソウル駅で出国審査を受けることもできます。
せっかくなのでやってみる。
パスポートと航空券を持ってカウンターに行くと「チェックイン手続きしてからこい」と返された。「出発地でチェックイン済みだ」と返すと「航空会社の確認済みスタンプが必要」ということだった。
特に荷物もないのだが、アシアナ航空のカウンターに行く。
カウンターで「荷物はない」とチケットだけ渡すと、「北京からの乗り継ぎですね。座席の変更希望はありますか?」と返された。「上海からです。座席はそのままで」と返すと航空券にスタンプを押してくれた。
再度出国審査にいくと問題なく手続きが終わった。
街中で出国審査というのは初めてだから不思議な感じだな。

この時点ではまだ気がついていなかったのですが、実はこの利用ガイドには重大な記述漏れがあります。その記述漏れとは、空港に到着後のことが一切書かれていない。
結果として空港到着後、制限エリアに入るまでに実に1時間以上の時間を要することになる。

ソウル駅
14:20
出発30分前に改札開始
改札階からホームまでは高低差があるのでエレベータでの移動になります。
全員が飛行機利用者なので荷物が多いので一度に多く運べない。時間に余裕を持って移動するのが良さそう。

A'REX内部
14:50
ソウル駅を出発しました。

漢江
漢江はソウルを流れる大河川でソウルの都市成立とも関係する。
ソウルは内陸都市なので輸送の問題を解決しなければ発展できない。その輸送を担うのが漢江というわけです。ただ、現代は河口部が北朝鮮と南朝鮮の停戦ラインになっているので、輸送路としては微妙です。

仁川空港駅
15:33
仁川空港に到着しました。

仁川空港

仁川空港の第1ターミナルは出発口2番が一部工事中のため3~5を利用して欲しいと案内がありました。
出発口3番に並んで順番が来ると、「ゲート22はここじゃないですね」と通してくれなかった。いや、入口に「All Gates」ってあったぞ?
よくわからなかったのでアシアナ航空の係員に聞いてみると「どこも同じですよ。でも2番が近いですね」と言う回答だった。
出発口2番に並ぶと今度は通過できました。自動化ゲートでの通過は必要だった。
仁川空港の検査場はどこも長蛇の列になっているので通過に時間を要してしまった。

実は後から調べると正しいのは出発口1番であることがわかりました。
1番は空港直通列車利用者が事前に出国審査を受けている場合に利用可能なゲートらしい。
案内を見としてしまったかな。

免税品店
ともあれ無事に南朝鮮を出国できました。
制限エリア内で最後に液体を購入すると請求がUSDだった。USDは世界最強通貨なので後進国では自国通貨よりも喜ばれることが多いですが、空港でUSDオンリーってのは初めてだなあ。もしかして、これで乏しい外貨準備を積み立てているんじゃなかろうか。まさかねえ。

Asiana Lounge
出発まで1時間少々余裕があるのでアシアナ航空のラウンジに入ります。

Asiana Lounge 内部
中はそこそこ広いのですがそれ以上に利用者が多いですね。
仁川空港は東アジアのハブ空港ですからねえ。本当は成田空港がこの座にいるはずだったんですが、成田空港開港時にテロリストが襲撃・不法占拠した結果として拡張工事が実施できませんでした。結果として、成田はハブ空港どころか日本需要すら処理できない空港になってしまい、ハブ空港は20年もあとに開港した仁川空港に移りました。20年以上もテロリストを処理できなかった日本政府も悪いとは思う。

湧き出るビール
仁川空港のAsiana Loungeにある珍品といえば、カウンターから湧き出るビールです。
専用のグラスを専用のビールサーバにセットするとグラスのそこからビールが湧いてくる。
たぶん、考えた人間の頭も湧いてたんだろう。
見てくれだけに極振りしたこの装置だがどう考えても問題点が多い。
1.専用のグラスが必要で、このグラスはプラ製になってしまう。底に逆止弁が必要だから。
2.専用のグラスの洗浄が明らかに手間。逆止弁の影響で
3.この方式だとビールの泡を出すのは不可能でビールの発泡性制御や酸化防止のための泡が全くできない
つまり、ビールを見るための機械でビールを飲むための機械ではない。
ただ、これが南朝鮮にあるというだけでなんかすごい納得できる。南朝鮮製機械って見た目だけのやつ多いしなあ。

OZ108便

仁川空港 22番ゲート
18:10
搭乗が開始されました。最後の飛行機はアシアナ航空のOZ108便になります。

HL8286
機材はA330-323なのでそこそこのサイズがあります。
東京とソウルの需要はそこそこあるんでしょうね。

機内
機内は2-4-2の座席配置になっていました。個人的には結構好きな配列です。

18:46
22番スポットを離れ、RWY34Rからの離陸となりました。

アシアナ航空 機内食
機内食はプルコギなのかな?
付属のコチュジャンで更に美味しくなる感じです。
アシアナ航空のサービスいいですね。しかし、残念ながら武漢ウィルスの航空需要低下に耐えられなく売却が決定しました。スターアライアンスとしてはアシアナ航空が抜けた穴をANAとエアチャイナで補うことになりますね。SASよりは埋めやすいんだろうか。

ただいま
21:13
ギリギリ定刻と言える範囲で成田空港の33番スポットに到着しました。
着陸滑走路が34Rだったのでタキシングが遠かったです。15分くらいかかりますね。これも未だに空港の敷地を不法占拠しているテロリストの影響だからなあ。そりゃ仁川空港には勝てない。

無事に帰国できたので今回の旅も終わりになります。

上海旅行ソウル付き 2日目

上海のバス

上海市
朝7時に起床して窓から町並みを眺める。こうやって見ると共産圏の特徴はほぼないですね。それだけこの町が発展したということか。やっぱり中国共産党の力はすごいな。

71番バス
夕方にはソウル行きの飛行機に乗る。そのように同僚に言ったら「ぜひ外灘に行ってください」と言われたので行ってみる。
ホテルの前に71番のバスが走っていてそれに乗ればいけますよ。このバスは専用道走るから早いです。
ということだった。

71番バス江蘇路駅
都市部のバス専用道は日本ではあまり馴染みがないですが、世界的に見るとそれほど珍しい存在でもないです。というわけでバス停までやってきました。バス停なのに「駅」なんて名乗ってやがる。(「バス停」=「駅」のほうが一般的かもしれないが)
駅なので券売機くらいあるかと思ったらそれはない。
どうやって決済すればいいんだろうか。

百度地図の案内
ここで百度地図の案内をよく見るとアリペイマークと乗車コードの文字が
タップしてみる
アリペイが起動して「上海交通局のQRを発行しますか?」とでた。これだな。
身分証明書が必要だったが、パスポート番号でいけたので外国人にも優しい。ただ、中国語必須なのでパスポート(护照)の単語を探すのに苦労した。
旅券とかじゃないんだなあ。これ多分、IDとか身分証程度の意味しかないだろう。

人民広場
ちょっと手間取ったけど、上海のバスと地下鉄は自由に乗れるようになった。
そしてのった71番のバスは私を人民広場に連れて行った。

あれ?

どうやら外灘行きの71番と人民広場行きの71番区間の2種類があったらしい。確認せずに乗ってしまった。
まあ、人民広場を抜けて南京路歩行街を通って外灘に向かうことにしましょう。

人民広場と聞けば共産っぽいですが、市民広場程度の意味なので実は大した意味はない。
ただ、野外で隠れるわけでもなく小用を足してるおっさんがいるのはこの国らしいといえばらしいかもしれない。公園内に公衆トイレあるのになぜ・・・

南京路歩行街

上海新世界股彬有限公司
南京路歩行街あるいは南京東路はショッピングモールが連なった歩行者天国です。

南京路歩行街
日本でいうと渋谷か池袋あたりかな。

永安百貨
西欧風の大型の百貨店がずっと並んでいて賑わっています。
日本だと街中の百貨店は経済と同じで衰退を辿っていますが、この国では発展中のようですね。

新世界大丸百貨
大丸も出店していました。
百貨店の外装は昭和的な感じですが、巨大なサイネージがあったりするなど現代的な部分もあり今後の発展も期待できそう。

和平飯店
南京東路の端は高級ホテルがたっていました。
地元の人が写真に撮っていました。
1泊6万円くらいなので私のお財布事業では難しいですね。

外灘

外灘
あー、上海の写真でよく見かけるポイント
確かに形も色も様々な高層建築が一度に見られるっていうのは珍しい。

黄浦江
そしてこの手前にあるのが長江か。
と勘違いしていましたが、これは長江の支流の黄浦江です。長江はもっと北の方でした。

古城公園

古城公園
昼ご飯は豫园老街で取ろうかと思い豫园方面に向かっている途中で公園を見つけたので立ち寄ってみることにしました。

古城公園の中
詳細はよくわからないのですが、古い時代の遺構なのかな。

古城公園のなにか
説明書きを読めばいいのですが、ちょっと時間もなくなってきたのでサクッと抜けるだけにしました。

豫园

学圃
豫园の歴史は古く作られたのは1559年~1577年となります。日本だとちょうど信長が野望している頃かな。
四川省の長が父である刑部尚書ために作った庭園らしい。

积玉水廊
この頃の中国は明朝で世界に先駆けて大航海時代を迎えていたはずなのでこの豪華な庭園を造園するのも納得できる。日本でもおなじみの明朝体や科挙もこの明朝の発明だったはず。
そう考えると親子揃って結構優秀だったんだろうな。

九狮轩
現在の豫园のサイズは本来のサイズの半分程度となっていますが、これだけの建築物を一度に作ったんだから18年の歳月がかかったのも納得です。

东看廊
北から南に見学する感じで回りましたが、ここはかなり満足しました。
文化大革命のときに全部なくなったのかと思ってた。

豫园老街

豫园老街
豫园のあとは老街で食べ歩きにしようかな。

九曲橋
観光スポットの九曲橋は反対側が工事中でなんとも微妙な感じになっていました。
左端に見えている南翔饅頭店は小籠包で有名なお店ですが小籠包で有名なお店ですがすごい行列ができていたので時間の都合上見送りします。朝にアシアナ航空のオンラインチェックを試みたのですがうまくいかなかったんですよね。空港には早めに行かないと。

葱油餅(卵トッピング)
小籠包は空港のラウンジにもある気がしたのでパスして葱油餅にしました。10RMBで卵トッピングが+5RMBとお安い。ちなみに、小籠包は最終的には食べ損なった。
これは見た目通りの味って感じです。油がすごいので腹持ちはしそう。

重蟹粉灌湯包(制作中)
別の店の小籠包にしようか見ていたときにすごいインパクトで目が離せなくなったこれにします。例えるなら小籠包の進化系?
肉まんサイズにこれでもかってくらい餡を詰める。
この餡はカニスープをゼラチンで固めたもののようです。
これを蒸し器にかけると

重蟹粉灌湯包
こうなる。
大きさは肉まんと同じか少し大きいくらいか
中身が全て液化しているのでプルプルにふるえている
皮を切ったら際限なく溢れ出すことは目に見えていて、皮にストローを刺して吸えということだった。
大籠包DX・・・
総合するとカニスープのワンタンって感じでした。小籠包の皮って完全な液体でも内包できるのか。すごいな。

上海浦東空港

13:12
地下鉄14号線の豫園駅から地下鉄に乗って浦東空港に向かいます。
隣の陸家嘴駅で2号線に乗り換えて後は行きとは違って終点の浦東空港まで向かいます。

上海浦東空港
14:20
浦東空港に到着しました。
1時間10分でした。リニアを使うと乗り継ぎを考えて10~20分の短縮にはなるみたいです。
微妙な差だなあ。

出発カウンター案内
航空券の受取にカウンターは、と探すも案内には見当たらなかったのでカウンタを端から順番に探しました。
この案内を後から見直すと1,2,4列目が表示されている感じですね。3列目どこに行ったんだろうか。

出発ゲート案内
保安検査と出国審査で30分ほど用意しました。
保安検査が厳しくて折りたたみ傘や充電ケーブルなどをすべて出す事になりました。大連水子空港でモバイルバッテリーを入念に確認されたのでその点は先に出していたのですが、晴天がわかっていたので折りたたみ傘を最奥にしまっていたのが裏目に出て全部の荷物を出すことになってしまった。主要都市だから地方都市の大連よりも厳し目なのかな。
出国審査の方は特に何もなくスタンプを押してくれました。

71番ラウンジ
ゲートを確認してラウンジに行ってみると「ここじゃないですよ」って返された。
入口にアシアナ航空ってあったんだけどな。77番のラウンジと71番のラウンジがあって使い分けがされているようです。今回の私は71番しか使えないみたい。
というわけで、71番のラウンジにやってきました。

雪花啤酒
このラウンジはリラックスフロアとダイニングフロアが別れているようです。流石にソウルではなにもないだろうと高をくくってダイニングエリアでビールをいただきました。
ちなみにこの旅で最大のトラブルはソウル到着時に発生する。このときは知らない。

OZ366便

浦東空港D90番ゲート
17:28
浦東空港の90番スポットから出発しました。
定刻からは1時間遅れとなりました。

HL8399
機材はA321-251NXなので小型機です。
しっかり座席は埋まっています。

アシアナ航空機内食
アシアナ航空は1時間程度のフライトですが、しっかりとした機内食が提供されました。
コチュジャンが出るのが朝鮮らしい。味が薄味だったので使ってみましたが、辛味がついて一気に朝鮮料理感が出ました。

仁川空港
20:30
定刻より1時間遅れで仁川空港のRWY34Lに着陸して17番スポットに到着しました。

宿へ急げ

実はソウルの宿はランクを落としていて2つ星ホテルです。それでも定価16000円だった。
2つ星ホテルだとチェックイン対応が24時間でないというのがあります。予約したホテルの最終チェックインは23時です。余裕で間に合う予定でした。

入国審査は長蛇の列で通過に40分かかりました。審査自体は一瞬で終わった。
待っている間にKlook経由で空港から市内までの切符を購入しておきます。ちなみにこの行為は裏目に出ました。

いざというときのための現金を調達。空港はレートが悪いですが。10,000JPYが84000KRWになりました。いや、手数料10%くらい持っていったのかよ。基軸通貨から変換したとは思えないレートだなあ。

バスチケット売り場に行ってKlookのクーポンをチケットに引き換えてもらうと「明洞行きは1時間後ね」と言われた。
既に21時を回っている。仁川空港はソウル郊外(というかソウルの隣の都市)にあるので1時間は最低でも移動にかかるので、間に合わない。
さて、どうする。
1.提案されたバスで明洞に向かう
2.Google先生に道を聞いて別経路で向かう
3.タクシーで向かう
3は却下です。1時間かかる道のりをタクシー使ったら宿代以上請求されるのが目に見えている。しかも相場がわからないからぼったくられる可能性も高い。
1と2が迷うところでしたが、結果として1を選択しました。宿の方をなんとかしよう。

この判断は結果として正しかった。翌日判明するのですが、ソウルではGoogle Mapが使えない。南朝鮮が北朝鮮対策で真っ当な地図をGoogleに使わせてないのが原因で経路案内がめちゃくちゃです。

バスの時間までに宿の方の問題を片付けます。
宿の案内には日本語対応可能とあったので電話してみよう。
2つ星ホテルの悲しい点として自動応答しか流れなかった・・・
いや、どれかの番号がオペレータにつながるんだろうけど、朝鮮語は数字しかわからん。
繰り返し聞いてたら英語になるかと思って流してたが、自動応答側がめげて切られた。通話料金は後日50JPYが請求された。
今回の宿の調達はagoda経由だったのでagodaのメッセージサービスというのがある。これだとどうだろうか。
宿の人が気がついてくれるかがわからないので、保険として別の安宿を探しておく。こっちはキャンセルしても絶対に返金されないタイミングではあるので事実上の掛捨て保険である。保険の宿の支払いが終わったタイミングで当初の宿から連絡が入りました。
間が悪いw
しかし、タイミング以外は完璧でした。入口のオートロックの解錠コードと部屋番号を教えてもらい。更に部屋は開けた状態で鍵も部屋の中においておいてくれるそうです。
よし、これで0度近くまで気温が下がるソウルに投げ出されずにすむ。

仁川空港バス停
22:25
明洞行きのバスに乗ります。
バスのチケットに明洞と書かれていること、運転手さんに明洞に行くことも確認した。
流石にこれで間違ってたら取り返しがつかない。

エアポートリムジンバス
バスは2+1の座席配置でかなりゆったり仕様になっていて快適に明洞まで行けそうですね。

明洞通り
23:18
明洞に到着しました。
屋台街で知られる明洞も流石にこの時間になると店じまいらしい。
今日はつかれたから入口のセブンイレブンで夜食を買って宿に向かおう。

どうすれば最善だったのかを振り返る。
一番は上海に比べてソウルはなんとかなるだろうと下調べをしてなかった私が悪いのだけど
第1のミス、仁川空港とソウル市内をつなぐエアポートリムジンバスは2つの会社がある。「空港リムジン」と「K空港リムジン」である。名前の時点で嫌がらせなんだけど、実はこの両者で運賃が違う。運行連携もしていない。Klookはどちらも空港リムジンバスで販売している。つまりKlookで購入した時点で選択肢が狭まっていた。空港でクーポンをチケットに交換しようとしたときに「ここじゃない」と言われたのはこれが理由。
第2のミス、そもそも鉄道で良かった。Google Mapで検索したときにバス経路しか出てこなかったので明洞に鉄道で行くには乗り換えが多いのだろうと思っていたが実はそんなこと無く。空港鉄道でソウル駅まで行って地下鉄4号線に乗れば2駅で明洞だった。
つまり、バスカウンターに行って明洞に行きたいと行って切符を買うか、鉄道駅に行って北電車に乗ればチェックイン時間には間に合ったはずだった。

Google先生、朝鮮半島も案内対象外にしてください。中途半端に案内されては困ります・・・

K-POP·レジデンス

K-POP·レジデンス シングルルーム
その南朝鮮の2つ星ホテルの部屋がこんな感じです。
狭い! これ日本の旅館法だとNGの広さだな。っていうことは簡易宿泊所にこの金額かかってるのか。ソウルの土地代の高騰はかなりだな。
ただ、虫の気配はないので一晩寝るには問題ないかな。

セブンイレブンで買ってきた
セブンイレブンで買ってきた夜食を食べて寝てしまいましょう。
左から、ビール(正解)・炭酸飲料(0カロリーだったので半分正解)・水(0カロリー炭酸飲料だったのでハズレ)です。
つまみは海苔巻きの朝鮮版を買ってきました。김밥(キンパ)だっけかな。味はそれほど悪くないんだけど、お米が一部β化してるような気がする。それともα化されてないのか?米の調理法が正しくない気がする。