はじめに
来年の2025年は大阪で万博が開催されます。大阪で万博が開催されるのは2回目で1回目の1970年は月の石の展示があり大盛況でした。大阪を牛耳っている維新の会はどうやらその栄光を再び取り戻したいらしくて再度の開催を決めましたが、2回目の万博は目玉商品がない。そういうわけでちっとも触肢が惹かれる事はなかったのですが、ANAがツアーの予約をすると万博のチケットが抽選で当たるキャンペーンを開催しました。当たったら行ってもいいかな。
そんなわけで初めてANAのツアーを利用して旅行をしてみることにしました。行き先の選定は宮崎です。
旅程
旅程(全体) |
旅程(宮崎拡大) |
1日目
羽田空港
羽田空港第2ターミナル |
宮崎は地方空港ですが東京と往復する航空機は多くてANAだけでも1日5往復程度あります。この他に宮崎に拠点を持つソラシドエアの便もあるので、飛行機の利用が便利な土地です。行政が空港やその他の整備を進めている結果ですね。
クリスマスツリー |
NH603便
羽田空港58番ゲート |
羽田のRWY05から離陸しました。
おおよそ定刻通りで宮崎空港のRWY27に着陸しました。到着スポットは8番で一番の中央正面かな。
今日の空は各層に雲があって結構揺れる飛行になりました。
トヨタ ヤリス |
昨日までも仕事でいそがしかったので今日は木城町の温泉でゆっくりします。
地元の福利で作られた施設の用で入浴料は600円という手頃なお値段でした。町内と町外で入浴料が別の選択になっていたのですが、値段は同じでした。町外からもう少し高くしてもいいんですよ?
温泉は比較的ぬるめで長時間ののんびりするにはちょうどいいです。露天エリアも広くてくつろげます。ただ、くつろぎすぎて日焼けしてしまって後日苦しむことになりました。12月なので油断してしまいました。
サウナが乾式と湿式の2種類があるのも特徴的でした。
1時間ほど温泉でゆっくりしたあとは併設の食堂で昼食にしました。
メニューは色々あったのですが、日替わりを勧められたのでそれにしました。
お食事処ゆらら亭 |
日替わり定食(皿うどん) |
この日の日替わりは皿うどんでした。定食なのでご飯もついてきました。皿うどんなのに
どういうことかというと、戦国時代の大友と島津の戦いの主戦場がこの一体であったことを由来とするみたいです。高城が落城せずに戦いのキーになったことから「落ちない」ってことらしい。
この戦いは耳川の戦いと呼ばれています。耳川は日向市の手前なのでそこそこ離れていますが、敗北した大友側の耳川渡河時のエピソードが有名であるから名前が残ったみたいです。
今回の旅の拠点はホテル マリックスさんです。ANAの航空券+ホテルのツアーのシティホテルの一つです。
普通のシングルルームです。このホテルには大浴場があるのですが、なぜか男性のみという制限がついています。もともと大浴場が併設の男性限定のカプセルホテル用っていうのが理由みたいです。今どきとも思うのですが、設備を増強するには場所も資金も足りないのでしょうね。
ホテルで荷物を整理していると寿命を迎えたモバイルバッテリーが出てきました。
ホテル マリックス シングル |
モバイルバッテリー
モバイルバッテリー |
5年以上使ってるので寿命なのは仕方ないですが、これを持って帰りの飛行機は乗れないですね。どうしようか。
市役所にお世話になるというトラブルは有りましたが、宮崎の同僚と合流して食事にありつけました。
宮崎市役所 |
悩んだのですが、宮崎市がモバイルバッテリーの回収をやってるようなので引き取ってもらいました。ありがとうございます。
旅先で寿命を迎えるのはちょっと想定外でした。
なんでん横丁
地鶏 |
宮崎といえば地鶏焼きですね。全頭処分された牛の方も復活に向けて頑張っているらしいのでそのうち食べられるようになるといいですね。
時間もあるので下道でのんびり進んで道の駅とうごうで休憩にしました。
2日目
東臼杵郡
宿を9時過ぎに出発しました。
今日はホテル マリックスに連泊なので荷物の大半は宿において未踏の地の美郷町と諸塚村に行ってみることにします。
ChatGPTさんにここの観光地を聞いてみると「森と川と山があります」と返されました。宮崎の人も何も無いと言ってたので合ってるんでしょう。
道の駅 とうごう |
ここまで2時間弱というところです。このあたりは日向市ですが、かつては東郷町という自治体でした。ここも平成の頃に合併されました。
美郷町も諸塚村も耳川に沿った場所で日向市から耳川沿いを遡上していきます。
耳川 |
ここで昼食休憩にします。公民館と診療所も近くにあって駐車場に誘導員がいたので診療所の駐車場かと思ったのですが、共用の無料駐車場でただ案内してるだけということでした。土曜日だというのに感謝です。
中に入ると席は空いていたのですが予約席だらけでした。かなりの盛況具合です。
どんこ亭でしたが時期があってないのか椎茸のメニューは見当たらなかったのでおすすめの油淋鶏定食にしました。鳥は唐揚げ用のお肉なのかな。味は普通ですが、器が木の無垢です。このあたりは林業が盛んなようなので、そこで作られているのかな。
どんこ亭の裏手は柳原川が流れているので少し散策してみました。
どんこ亭内部 |
どんこ亭 油淋鶏定食 |
柳原川 |
河川プールやキャンプ場っぽい跡地があるので観光レクレーション施設として作られたが食事処だけが生き残ったという感じかな。
食後は諸塚山スカイラインと言う名前の基幹林道を抜けて日之影町に向かいます。
倉の平展望台 |
途中の展望台に立ち寄りました。一面の山という感じです。
ちょっと見えている橋は国道327号線の虹の大橋かな。
青雲橋 |
道の駅の展望台から橋がきれいに見えました。
今日は天候が良くて青空の下の青い橋が映えますね。
帰り道も下道でのんびりすすんで、17時くらいに宿に戻ってきました。
ヤマギシスパイス
SPICE LAB.196 |
黒龍 |
すぐに食べられそうなポテサラを頼んでまずはメニュー一番上に黒龍を頂きます。
お昼の時間はこのカレーを楽しむことができます。
今回の旅程の都合から綾町の訪問は難しいと思っていたので、まさかの再会を果たすことができました。宮崎市内なら宮崎に訪問の際にすぐ寄ることができますね。
3日目
宮崎空港
9時過ぎに宿をチェックアウトしました。
今日はこのまま宮崎空港に向かって帰宅します。直前の予約だったので夕方以降の便は満席だったんですよね。
宮崎空港 |
飛行機の出発時間までまだ時間があるので朝食兼昼食としましょう。
宮崎空港のお店はどこも10時半オープンだったので開店まで少し待ちましたが、オープンと同時に夢かぐらさんに入店しました。
夢かぐら オープンキッチン |
カウンタのキッチンが見える席にしてみました。地鶏の炭火焼を作る炭火焼キッチンですが、調理中はこんなに炎が上がるのですね。脂が燃えてるようですがなかなか豪快です。
そうやってできた料理を頂きます。地鶏炭火焼と鶏南蛮という宮崎らしいメニューです。夏だったら冷汁をたんだと思う。あれも美味しいのですよね。
12:27
夢かぐら 妻地鶏御膳 |
6J58便
宮崎空港8番ゲート |
宮崎空港は保安検査場と搭乗口のチケットを廃止したようです。ゴミにもなるしこれは時代の流れかな。それでもJALとANAの国内線チケットが共通化された点が大きいですね。
離陸はRWY27からとなりました。こちらからの離陸で羽田に向かうと離陸直後に大きくターンすることになります。宮崎市の市街地がよく見えます。この日は風が強かったので離陸中のこの旋回時も揺れていました。大丈夫だとわかっていても怖いです。
大淀川 |
アゴユズスープ |
スカイツリー |
13:58
定刻通りに羽田空港の55番スポットに到着しました。
定刻通りに羽田空港の55番スポットに到着しました。
費用
- 交通費
- ガソリン 9.76L 1,776円 (35.45km/L)
- ホテルの駐車場(2泊分) 2,000円
- 食費
- 1日目昼 700円
- 1日目夜 3,850円
- 2日目朝 633円
- 2日目昼 1,000円
- 2日目夜 4,910円
- 3日目昼 2,200円
- その他 403円
- その他
- ANAトラベラーズダイナミックパッケージ 58.900円
- 木城温泉館「湯らら」
- 入浴料 600円
- お土産 4,177円
計 81,149円
新たに追加された訪問地
- 宮崎県
- 東臼杵郡
- 諸塚村
- 美郷町
- 児湯郡
- 木城町
あと48市町村
さいごに
今回は万博のチケットの抽選に参加するということで宮崎に行ってきました。同僚からは意味がわからないと言われました。私もよくわかってない。宮崎の未踏の地はこれでなくなりました。九州の山はかなり深く、冬季には雪もつもります。九州の印象とはちょっと違うのですけど、2月は九州でも山方面に向かわないほうが無難です。今回は12月だったので山の方に行くこともできました。ただ、ChatGPTさんも匙を投げるほどの土地ではありました。
林業が現役で設備もしっかりと整えられていたのが印象的でした。全体としてみれば衰退してはいるのでしょうが、まだまだ現役な場所もあるということですね。
今年の長距離旅行はこれで最後になります。今年の年末年始は休暇が取りやすい曜日に放っていたので年越しに出かけようかとは思っています。
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