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2024-12-22

宮崎県木城町旅行

はじめに

来年の2025年は大阪で万博が開催されます。大阪で万博が開催されるのは2回目で1回目の1970年は月の石の展示があり大盛況でした。大阪を牛耳っている維新の会はどうやらその栄光を再び取り戻したいらしくて再度の開催を決めましたが、2回目の万博は目玉商品がない。そういうわけでちっとも触肢が惹かれる事はなかったのですが、ANAがツアーの予約をすると万博のチケットが抽選で当たるキャンペーンを開催しました。当たったら行ってもいいかな。
そんなわけで初めてANAのツアーを利用して旅行をしてみることにしました。行き先の選定は宮崎です。

旅程

旅程(全体)

旅程(宮崎拡大)

1日目

羽田空港

羽田空港第2ターミナル
朝7時の羽田空港にやってきました。
宮崎は地方空港ですが東京と往復する航空機は多くてANAだけでも1日5往復程度あります。この他に宮崎に拠点を持つソラシドエアの便もあるので、飛行機の利用が便利な土地です。行政が空港やその他の整備を進めている結果ですね。

クリスマスツリー
12月なので羽田空港はクリスマス気分という感じで飾られていました。日本人のイベント好きはなかなかなものですが、子どもの頃にクリスマスでプレゼントを貰ったようなことがないので私はいまいちピンとこない。

NH603便

羽田空港58番ゲート
7:58
宮崎空港に向けて出発します。

JA614A
今日はB767-381ERのスターアライアンス塗装ですね。空港でよく見かけますが、乗るのはあんまりない。
羽田のRWY05から離陸しました。

宮崎空港

宮崎空港
9:55
おおよそ定刻通りで宮崎空港のRWY27に着陸しました。到着スポットは8番で一番の中央正面かな。
今日の空は各層に雲があって結構揺れる飛行になりました。

トヨタ ヤリス
宮崎は車がないと観光が難しい土地なので、いつものトヨタレンタカーさんでヤリスを借りてきました。いつもと違うのは今日はANA経由で借りたことです。これもツアーへの組み込みですね。レンタルの条件は直接契約と同じなのですが、免許証の登録ができてないので、その点はちょっと手間が増える感じでした。

木城町

木城温泉館 湯らら

木城温泉館 湯らら
宮崎で未踏だった木城町に訪問します。
昨日までも仕事でいそがしかったので今日は木城町の温泉でゆっくりします。
地元の福利で作られた施設の用で入浴料は600円という手頃なお値段でした。町内と町外で入浴料が別の選択になっていたのですが、値段は同じでした。町外からもう少し高くしてもいいんですよ?
温泉は比較的ぬるめで長時間ののんびりするにはちょうどいいです。露天エリアも広くてくつろげます。ただ、くつろぎすぎて日焼けしてしまって後日苦しむことになりました。12月なので油断してしまいました。
サウナが乾式と湿式の2種類があるのも特徴的でした。

お食事処ゆらら亭
1時間ほど温泉でゆっくりしたあとは併設の食堂で昼食にしました。

日替わり定食(皿うどん)
メニューは色々あったのですが、日替わりを勧められたのでそれにしました。
この日の日替わりは皿うどんでした。定食なのでご飯もついてきました。皿うどんなのに

高城城址

小丸川方面
温泉館の近くに高城の跡地があるので登ってきました。
とても見晴らしがいいですね。

1つだけ櫓が復元されていました。

空堀
この高城は学業御守としても名前がありました。
どういうことかというと、戦国時代の大友と島津の戦いの主戦場がこの一体であったことを由来とするみたいです。高城が落城せずに戦いのキーになったことから「落ちない」ってことらしい。
この戦いは耳川の戦いと呼ばれています。耳川は日向市の手前なのでそこそこ離れていますが、敗北した大友側の耳川渡河時のエピソードが有名であるから名前が残ったみたいです。

ホテル マリックス

ホテル マリックス
木城町の観光を終えて宮崎市内に戻ってきました。
今回の旅の拠点はホテル マリックスさんです。ANAの航空券+ホテルのツアーのシティホテルの一つです。

ホテル マリックス シングル
普通のシングルルームです。このホテルには大浴場があるのですが、なぜか男性のみという制限がついています。もともと大浴場が併設の男性限定のカプセルホテル用っていうのが理由みたいです。今どきとも思うのですが、設備を増強するには場所も資金も足りないのでしょうね。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリー
ホテルで荷物を整理していると寿命を迎えたモバイルバッテリーが出てきました。
5年以上使ってるので寿命なのは仕方ないですが、これを持って帰りの飛行機は乗れないですね。どうしようか。

宮崎市役所
悩んだのですが、宮崎市がモバイルバッテリーの回収をやってるようなので引き取ってもらいました。ありがとうございます。
旅先で寿命を迎えるのはちょっと想定外でした。

なんでん横丁

地鶏
市役所にお世話になるというトラブルは有りましたが、宮崎の同僚と合流して食事にありつけました。
宮崎といえば地鶏焼きですね。全頭処分された牛の方も復活に向けて頑張っているらしいのでそのうち食べられるようになるといいですね。

2日目

東臼杵郡

宿を9時過ぎに出発しました。
今日はホテル マリックスに連泊なので荷物の大半は宿において未踏の地の美郷町と諸塚村に行ってみることにします。
ChatGPTさんにここの観光地を聞いてみると「森と川と山があります」と返されました。宮崎の人も何も無いと言ってたので合ってるんでしょう。

道の駅 とうごう
時間もあるので下道でのんびり進んで道の駅とうごうで休憩にしました。
ここまで2時間弱というところです。このあたりは日向市ですが、かつては東郷町という自治体でした。ここも平成の頃に合併されました。

耳川
美郷町も諸塚村も耳川に沿った場所で日向市から耳川沿いを遡上していきます。
昨日の古戦場のもう一つの舞台がこの耳川です。確かに川幅も水量もあって渡河は難しそうですね。

どんこ亭
道の駅とうごうで目的地に設定した諸塚村のどんこ亭に12時頃に到着しました。
ここで昼食休憩にします。公民館と診療所も近くにあって駐車場に誘導員がいたので診療所の駐車場かと思ったのですが、共用の無料駐車場でただ案内してるだけということでした。土曜日だというのに感謝です。

どんこ亭内部
中に入ると席は空いていたのですが予約席だらけでした。かなりの盛況具合です。

どんこ亭 油淋鶏定食
どんこ亭でしたが時期があってないのか椎茸のメニューは見当たらなかったのでおすすめの油淋鶏定食にしました。鳥は唐揚げ用のお肉なのかな。味は普通ですが、器が木の無垢です。このあたりは林業が盛んなようなので、そこで作られているのかな。

柳原川
どんこ亭の裏手は柳原川が流れているので少し散策してみました。
河川プールやキャンプ場っぽい跡地があるので観光レクレーション施設として作られたが食事処だけが生き残ったという感じかな。

倉の平展望台
食後は諸塚山スカイラインと言う名前の基幹林道を抜けて日之影町に向かいます。
途中の展望台に立ち寄りました。一面の山という感じです。
ちょっと見えている橋は国道327号線の虹の大橋かな。

道の駅 青雲橋
林道を抜けて日之影町の国道218号線沿いにある道の駅 青雲橋で再度休憩にします。
時刻は14時くらいで諸塚村からは1時間程度かかりましたね。

青雲橋
道の駅の展望台から橋がきれいに見えました。
今日は天候が良くて青空の下の青い橋が映えますね。

帰り道も下道でのんびりすすんで、17時くらいに宿に戻ってきました。

ヤマギシスパイス

SPICE LAB.196
綾町のお店が宮崎市内に戻ってきたということで晩御飯はSPICE LAB.196にしました。

黒龍
ここの夜の時間は日本酒をグラスで楽しめるお店になっています。
すぐに食べられそうなポテサラを頼んでまずはメニュー一番上に黒龍を頂きます。
福井の黒龍酒造さんのお酒らしい。

サンライズ・ホワイト
2杯めはラベルも真っ白なサンライズ・ホワイトです。
岡山の白菊酒造さんのお酒で朝日米という品種を使っているからの命名らしいです。朝日米は初めて聞くお米ですね。

3杯目は作 恵乃智です。
これは三重の清水清三郎商店さんのお酒みたいです。

唐揚げ
ポテサラのあとは唐揚げを頼みました。香辛料が強い唐揚げです。
このお店は香辛料にこだわっているので、香辛料も楽しみつつ、磨いてスッキリとした日本酒も楽しめます。

チキンカレー
締めは定番のカレーにしました。
お昼の時間はこのカレーを楽しむことができます。

今回の旅程の都合から綾町の訪問は難しいと思っていたので、まさかの再会を果たすことができました。宮崎市内なら宮崎に訪問の際にすぐ寄ることができますね。

3日目

宮崎空港

9時過ぎに宿をチェックアウトしました。
今日はこのまま宮崎空港に向かって帰宅します。直前の予約だったので夕方以降の便は満席だったんですよね。

宮崎空港
レンタカーを返却して宮崎空港まで戻ってきました。
飛行機の出発時間までまだ時間があるので朝食兼昼食としましょう。

夢かぐら オープンキッチン
宮崎空港のお店はどこも10時半オープンだったので開店まで少し待ちましたが、オープンと同時に夢かぐらさんに入店しました。
カウンタのキッチンが見える席にしてみました。地鶏の炭火焼を作る炭火焼キッチンですが、調理中はこんなに炎が上がるのですね。脂が燃えてるようですがなかなか豪快です。

夢かぐら 妻地鶏御膳
そうやってできた料理を頂きます。地鶏炭火焼と鶏南蛮という宮崎らしいメニューです。夏だったら冷汁をたんだと思う。あれも美味しいのですよね。

6J58便

宮崎空港8番ゲート
12:27
羽田に向かって出発します。

JA807X
帰りの飛行機はソラシドエアでB737-81Dです。
宮崎空港は保安検査場と搭乗口のチケットを廃止したようです。ゴミにもなるしこれは時代の流れかな。それでもJALとANAの国内線チケットが共通化された点が大きいですね。

大淀川
離陸はRWY27からとなりました。こちらからの離陸で羽田に向かうと離陸直後に大きくターンすることになります。宮崎市の市街地がよく見えます。この日は風が強かったので離陸中のこの旋回時も揺れていました。大丈夫だとわかっていても怖いです。

アゴユズスープ
ソラシドエアだったのでドリンクサービスはアゴユズスープにしました。柚子の香りがいいです。エア・ドゥの昆布スープも美味しいですし、地域航空のスープはいいですね。

スカイツリー
羽田の着陸はRWY22になるみたいです。右側にスカイツリーが見えますね。ろうそくが1本経ってるようで目立ちます。

13:58
定刻通りに羽田空港の55番スポットに到着しました。
帰りの便も風が強くて結構揺れましたね。

無事に羽田空港に到着して今回の旅はここまでです。

お土産

お土産
宮崎で何故か北海道のおみやげを貰ったw

費用

  • 交通費
    • ガソリン 9.76L 1,776円 (35.45km/L)
    • ホテルの駐車場(2泊分) 2,000円
  • 食費
    • 1日目昼 700円
    • 1日目夜 3,850円
    • 2日目朝 633円
    • 2日目昼 1,000円
    • 2日目夜 4,910円
    • 3日目昼 2,200円
    • その他 403円
  • その他
    • ANAトラベラーズダイナミックパッケージ 58.900円
    • 木城温泉館「湯らら」
      • 入浴料 600円
    • お土産 4,177円

計 81,149円

新たに追加された訪問地

  • 宮崎県
    • 東臼杵郡
      • 諸塚村
      • 美郷町
    • 児湯郡
      • 木城町

あと48市町村

さいごに

今回は万博のチケットの抽選に参加するということで宮崎に行ってきました。同僚からは意味がわからないと言われました。私もよくわかってない。
宮崎の未踏の地はこれでなくなりました。九州の山はかなり深く、冬季には雪もつもります。九州の印象とはちょっと違うのですけど、2月は九州でも山方面に向かわないほうが無難です。今回は12月だったので山の方に行くこともできました。ただ、ChatGPTさんも匙を投げるほどの土地ではありました。
林業が現役で設備もしっかりと整えられていたのが印象的でした。全体としてみれば衰退してはいるのでしょうが、まだまだ現役な場所もあるということですね。
今年の長距離旅行はこれで最後になります。今年の年末年始は休暇が取りやすい曜日に放っていたので年越しに出かけようかとは思っています。

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