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2019-08-04

バナナ付きUSB電源プラグ

外観

目的

USBの電源供給を利用する機器が一般的になり、そのような機器を製作する機会が増えました。実験用の安定化電源から手軽にこれらの機器へ電力供給する事が可能なように、バナナプラグを持ったUSBプラグを製作しました。

製作過程

バナナプラグとUSB延長ケーブル(Aタイプ)を用意します。
オス側は今回は使わないので切り捨てます。
コードとプラグから自作すると無駄なプラグが発生しないのですが、USBケーブルはよっぽど特殊のものでなければ安価で良質のものが手に入るので、不要なプラグを切り捨てるの方式のほうがいいです。
切り取った側のケーブルにバナナプラグをはんだ付けします。
今回用意したケーブルは全結線タイプの2.0規格なので、電源のVとGNDの他に、信号用のD+とD-もありますが、必要ないので剥いたところで切断します。
電源ラインが細いので熱収縮チューブで補強し、剥いたところも同様に保護して出来上がり。

動作確認

テスターで極性を間違えてないか確認をします。
問題がなかったのでスマートフォンをつないで見る。
電源装置は5V0.47A表示。スマートフォン側は低速充電中と表示。これは5V500mAのモードになってますね。
電源装置は最大5Aまで供給されるはずなので(シナ製で限界動作を確認してないので本当かはわからない)、スマートフォン側か何らかな理由で2A供給をためらってる模様です。
なぜかな?デバイス側がホスト側に通信で要求してホスト側の回答によって動作を変えてるとしたらちょっと面倒なことになりそう。

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