はじめに
昨年の宮崎旅行で見事に万博のチケットを手に入れることができました。手に入れることができたのは期間中いつでも1日だけ行ける1日券です。いつに行こうか。
前情報によると準備がだいぶ向かい風で遅れているようなので開催期間後半が良さそう。でも夏になると暑そうなのでギリギリまで粘って最終盤の10月に行くことにしました。
ただ、このイベントはなかなかルールが複雑です。まず、入場するために日付と時刻の両方で予約が必要です。更に内部のパビリオンは完全予約制・優先予約制・先着順と3種類あり、予約は2ヶ月前抽選・7日前抽選・3日前先着・当日先着の4段階あります。めんどくさすぎる。
終盤と言うこともあり満員御礼状態なようで抽選は狭き門だったのですが、事前に1件だけ当選しました。さて、残りの時間はどうしようか。
旅程
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旅程(全体) |
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旅程(万博会場拡大) |
1日目
大阪へ
東海道新幹線
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品川駅 |
金曜日、午前中は仕事を行って午後半休を取得して15時に品川駅にやってきました。
今回の行き先は大阪なので新幹線で向かいます。
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N700A |
15:07
のぞみ243号新大阪行きに乗ります。
最後尾16号車の指定席の窓側E席を予約できました。16号車は東京からの支那人で一杯で嫌な予感がしていましたが、案の定というか私の席には超大型のスーツケースが置かれていました。幸いにもマシな感覚を持った支那人だったのですぐにどけてくれましたが、なんで揃いも揃って夜逃げかってぐらい荷物を持って旅行しているんだろうか。
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富士山 |
岳南でいつもの富士山です。E席の魅力の一つだと思います。
雲がかかってちょっと天気が悪めです。この後の旅行も時折雨がちらつく生憎の天候となりました。
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新大阪駅 |
17:30
新大阪駅に到着しました。
宿に向かう前に大阪の支社に向かって同僚に挨拶してきます。
大阪メトロ
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大阪市営地下鉄御堂筋線新大阪駅 |
大阪市内の移動はやはり地下鉄が便利です。
新大阪からの御堂筋線に乗ります。
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北大阪急行9000系 |
17:38
なかもず行きに乗ります。
北大阪急行の車両で延伸された箕面方面の案内が出ていました。
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梅田駅 |
17:44
梅田駅に到着しました。
谷町線に乗り換えるので一旦駅から出ます。
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東梅田駅 |
谷町線の東梅田へ移動しました。梅田から東梅田は改札外乗り継ぎになるので30分以内に改札内に戻れば料金は通算になります。
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22系 |
17:51
八尾南行きに乗ります。
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天満橋駅 |
17:56
天満橋に到着しました。
ちょっと職場に行ってくるw
ホテルウィングインターナショナルセレクト東大阪
同僚に挨拶して新人歓迎会に飛び込みで参加してきました。
部署違うのにありがたい。
21:43
宿に向かいます。今日の宿はちょっと思うこともあって東大阪に予約してあります。
まずは谷町線の天満橋駅から八尾南行きに乗ります。
21:44
隣駅の谷町四丁目で下車します。
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400系 |
21:48
地下鉄中央線の長田行きに乗り換えます。
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長田駅 |
21:59
終点の長田で下車します。
この駅は近鉄への乗り入れ駅になっています。中央線としては長田が終点なので始発電車が多く設定されています。
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ホテルウィングインターナショナルセレクト東大阪 |
地下鉄の駅隣のホテルウィングインターナショナルセレクト東大阪が今日の宿になります。ここで2泊します。万博期間中で混み合う可能性があったので予約は早めにやっておきました。
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ダブルルーム |
予約したのはダブブルームです。ベッドがダブルだけど2人で使うには部屋が結構狭いですね。事実上、シングルプラスって扱いなのかもしれない。
歯ブラシが1階のロビーにしかないのが要注意ですね。
2日目
往路
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長田駅 |
万博の開場時間は9時です。9時の入場を予約できたのでそれに合わせて8時すぎに出発します。
長田駅から万博会場の夢洲駅は地下鉄中央線で35分くらいかかります。
長田駅は始発電車があるので着席は余裕でした。
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夢洲駅駅名標 |
途中の本町でぎっしりのお客さんになった列車は定刻で夢洲駅に到着しました。
万博の会期中は高密度の運転間隔なのですがそれでも本町以降は乗車が難しくなるほど混み合っていました。これを見越して長田に宿を取ったのですが、判断に間違いはなかったようです。
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改札階 |
夢洲駅は大型の改札と出入り口を一方に用意したイベント会場仕様って感じの駅ですね。万博のために作られたような感じです。この構造を万博後も活かすとしたら大型イベント施設になるのですが、やはりカジノになるのかな。
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出入口 |
出入り口も大型です。ただ、この階段は帰りは結構危なそうですね。誰か躓いたら雑踏事故が起きそう。
東ゲート
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万国旗 |
ゲート前は参加している国や団体の旗が掲揚されています。かなりの数ですね。これだけ動員できているならそれだけで成功と言えそう。
9時前に来たのですが、既に10時組の待機列ができていました。すごい人出になりそう。
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東ゲート |
9時組の既に長蛇の列になっていました。
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東ゲート広場 |
手荷物検査と金属探知機を通過してチケットのQRコードを翳して入場します。
結局のところ47分待ちました。手荷物検査に非常に時間がかかっているようでした。日本で手荷物検査っていうのは非日常的ですから仕方ないかな。
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みゃくみゃく |
東ゲートでは土下座したみゃくみゃくがお出迎えです。万博のキャラらしくて結構な人気があるようです。私はこの種のビビッドカラーが苦手なので造形以前の色使いでちょっとダメです。
リング
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リング外観 |
今回の万博のメインの建築物は外周の円形になった木造の構造物でリングです。
思っていたのより3倍くらい大きい。足場の構造は清水の舞台のようですね。流石にこの数の柱を用意するのは難しかったようで大きな板の貼り合わせでできた柱のようです。それでもかなり分厚くて長大な板を利用しています。内部との物資輸送のために何箇所か大型車両が通行できる幅で隙間が開けられていますね。
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リング内部 |
内部も通行可能にしてあって柱の構造は外側・中央・内側になっているのでリング外周部と内周部で5本の通路が確保されている感じになっています。
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リング上部 |
上部ももちろん1周の通行が可能で外周と内周の2重構造です。
つまり、リングは地上と合わせて計7本の通行が可能な移動の大動脈として機能しているようです。
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ネパール |
リングが移動の中心になるのでリング沿いのパビリオンがメインとして目立つ感じになります。そのため、リングをゆっくり散歩しながら建物を見ているだけで十分観光として機能しています。
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アゼルバイジャン |
アゼルバイジャンはバクー油田を有する国ですね。
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タイ |
タイは象ですね。各国のパビリオンがリングからの見た目を重視しているのがわかります。
サウジアラビア
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入口 |
友人から勧められたサウジアラビアに並んでみます。
入口は砂漠のオアシスの感じなのかな。今日はめっさ雨なので違和感がある。
入場後まっすぐに来たので20分程度の待ち時間で入場することができました。
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工芸 |
まずは伝統工芸の木の枠組みがで展示されていました。こちらはシルクロードを通じて中国まで伝播して仏教とともに日本にもやってきました。
モチーフにするものは日本と異なるのですが、今回の万博で日本の職人さんに声をかけたところ話が盛り上がったらしくて合同の作品ができたみたいです。
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音楽 |
音楽と技術の融合の展示は技術の敗北で故障中らしい。頑張って後で直すんだろうな。
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研究 |
最新の技術開発も色々と展示されていて、砂漠で太陽光発電するための設備や白化した珊瑚の再生の研究が展示されていました。
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都市開発 |
最後は未来型都市としてNEOMの計画が紹介されていました。
サウジアラビアは資源で得た資産を未来への投資に使うことにしたのですね。実に政治というものがわかっている指導者がいるようです。
サウジアラビアは2030年の万博の開催が決まっていますが、これは楽しみですね。
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カフェ |
出口にカフェがあったのでテイクアウトを頼みましょう。
ちなみに、1時間待ったw
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コーヒー |
アラビア式のコーヒーはコーヒーの香りよりもカルダモンの香りのほうが強い。また、味は薄く湯にカルダモンを溶かしたような感じです。ブラックコーヒーを飲む日本人はこれをコーヒーとは認識できない。
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デーツ |
デーツはナツメヤシの実を乾燥させたもので甘くて美味しいです。珈琲のお供の定番です。コーヒーを注文したらつけてくれました。お茶とお茶請けという感じですねこれがサウジアラビア式のおもてなしらしい。
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ナスのファトゥート |
お昼近かったのでサンドイッチも買いました。
ナスのピクルスがメインの具材を四角いパンで挟んだ感じです。なかなか美味しい。
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チョコレートケーキ |
デザートはチョコレートケーキにしました。油分と糖分が多い、こってりと甘ったるいケーキです。これは甘すぎてお茶が欲しい。
リング
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インドネシアとインド |
サウジアラビアを見学して、リング沿いに西ゲートの方に向かってみます。
インドネシアとインドが隣り合わせってのには名前が似てるからなのか。
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ウズベキスタン |
ウズベキスタンは中央アジアの気があまりない地域のはずだけど柱がいっぱい。
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セルビア |
セルビアはバルカン半島の国で2027年の万博の開催国らしい。2027年の万博は認定博なので規模は小規模になるでしょうね。
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ガンダム |
連邦の白いやつ。等身大らしい。
お台場にできたやつの評判が良かったらしくてなんか増えましたよね。
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みゃくみゃく |
西側のみゃくみゃくはテンションが高め。
何となくこっちのポーズのほうがらしく見える。
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オフィシャルショップ |
すごい行列ができてると思ったらお土産屋さんでした。
数百メートルの列が既にできている。これは並んでられないなあ。お土産どうしようか。
西ゲート
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西ゲート |
西ゲート側からも入場がありますね。ただ、東ゲートほどではないです。
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ケバブラップ |
西ゲートよりも更にしにフードコートがあったのでケバブラップを頼みました。
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チャイ |
飲み物はチャイにしました。こっちのほうがサウジのコーヒーよりも馴染みがある感じですね。
リング
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ベルギー |
ベルギーは6月に行きましたね。ビールが美味しかった。
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イタリア |
イタリアは特別な美術品の展示があるらしくて5時間待ちになったりするらしい。
美術品にはあまり興味がないので見送りです。
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シンガポール |
シンガポールは一昨年に行きましたね。チキンライスとラクサが美味しかった。
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オランダ |
オランダは昨年に行きました。観光立国を目指す危険性がとても良くわかりました。
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ウォータープラザ |
リングの一部は会場に張り出している形です。その部分の内側の噴水は定期的に上がってるみたい。夜になるとここでショーがあるらしいが抽選漏れしました。リングから見れそうだけど、夕方の花火だけでいいかな。
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リング |
1周2kmくらいあるらしいのでとにかく歩くと時間がかかります。
中の方のパビリオンも見てみようかな。
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バーレーン |
中東の島国らしい。
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オーストリア |
オーストリアは昨年に行きました。音楽で有名だけど私はオーストリアの夜行寝台列車のナイトジェットの思い出のほうがある。
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ブラジル |
日本とは地球の反対側、行ってみたい、でも超遠い。
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ポルトガル |
首都はリスボン。大航海時代Onlineの拠点だったのでよく知ってる。実際に行ったことはない。
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日本 |
よく知ってる。何を展示しているかは気になるけどパスかな。
三菱
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三菱未来館 |
事前抽選で唯一当選した三菱にきました。ちなみに、内容は確認せずに応募したのでよくわからない。
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ビビとナナ |
映画館のような場所で映像を見るだけの展示でした。なるほど、循環が早くて客数をこなせるからあたりが出やすかったのか。
映像の方は火星の3Dモデルやら構造物のモデルやらが精緻でなかなか良くできているけど、前面に出ているのがキャラクターの方なので、いまいち映像のすごさが伝わらない。三菱の技術の模型とかパネル展示もあればよかったんだけど間に合わなかったのかなあ。
全体的にちょっと残念な感じでした。
オーストラリア
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オーストラリア |
オーストラリアは8月に行ったばかりですが、当日先着枠が取れたので行ってみます。
正面のリングからも見える位置では弦楽4重奏をやっていました。オーストラリアの若手ミュージシャンらしい。
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森 |
入口はユーカリの森ですね。表の木もユーカリの木になっていました。
これはブルーマウンテンズを思い出しますね。
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グレート・バリア・リーフ |
映像展示はオーストラリアの自然がテーマでした。
オーストラリアと言えば自然がメインになるか。
チェコビールと花火
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チェコ |
今日は花火が打ち上がるということで夕方近くになったので南の方に移動しました。
ビールでも飲みながら花火がいいかなと思って調べると、ドイツ・ベルギー・チェコがオススメということなのでウオータープラザ前のチェコにやってきました。
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ピルスナーウルケル |
ビールはこれだってことで出されたのがピルスナーウルケルでした。ピルスナービールの元祖らしい。元祖はドイツじゃなかったのか。ピルスナースタイルのビールはチェコ産まれでドイツから広がったらしい。
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ダンプリング |
チェコのビールのおつまみにチェコ料理のいただきます。
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目の前は木 |
ウォータープラザ前のベンチでビールを傾けていたのですが、花火を見るにはちょっと問題がありました。前に木が生えていた。まあ、ベンチで座ってビールが飲めるからここでいいか。
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リング |
リングの方もすごい人でいっぱいですね。
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花火 |
花火は短時間で大きさも数も少なめですが、定番を押さえている感じで見応えは十分ありました。日本の花火は形状とか色とか銀とか多彩できれいだと思う。ちなみに真円の花火は結構技術的に難しいらしい。
トルクメニスタン
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トルクメニスタン |
花火の後は閉園時間までできるだけ多くのパビリオンを見てみよう。
トルクメニスタンは中央アジアの国でカスピ海の東岸に位置します。対岸のアゼルバイジャンと同じで天然ガス資源に恵まれた資源国に当たります。
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馬術 |
遊牧時代から馬産が有名なようで伝統の技を見せつつ日本へのアピールもしている。
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映像展示 |
映像展示も国の紹介がメインのような感じです。
サウジアラビアとは対象的に資源による資産を伝統の保護に投じているようです。外国人の入国も制限があって日本人が容易に入国できない国でもあります。ソ連時代にロシアから搾取されたのかなあ。
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展示 |
上階の展示は石油関連以外にも色々あるから投資をしてくださいという感じになっていました。日本からの資金流入を期待しているような感じですね。
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絨毯 |
遊牧文化だと刺繍文化が発展しますが、なかなか見事な感じです。小さいものをおみやげに買ってみました。
アラブ首長国連邦
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アラブ首長国連邦 |
アラブ首長国連邦は中東の湾岸国の一つでドバイがあるところですね。首都はアブダビですが、ドバイとアブダビは別の首長の都市らしい。いくつかが集まって一つの国になっていてそれぞれの都市で方針が違う。
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内部 |
内部は大きな柱が何本も立っていました。これはナツメヤシらしい。
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機織り |
ナツメヤシを使って伝統的なものから最新の医療や宇宙技術の展示がされていて、伝統も最戦隊技術もどちらも重要視していますという感じの展示になっていました。
夜のパビリオン
この万博では夜間の光の演出も重視していて各パビリオンの光の展示が映えるようにリング以外は照明が控えめになっていました。
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コロンビア |
南米の北の方の国でマフィアが麻薬を売りまくってた国、今はかなり安全になったらしい。
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カナダ |
カナダは一昨年にオーロラを見に行きましたね。綺麗でしたけど寒かった。
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フランス |
フランスは6年前に行きました。テーブルに塩すら置いてないレストランが印象的でした。
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ヨルダン |
中東のイスラエルの隣りにある国です。イスラム教の名前を利用してテロる集団が多いのでヨルダンもはた迷惑だろうなあ。
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セルビア |
セルビアは入ろうとしたら今日はもうだめと断られた。残念。
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ドイツ |
ドイツは6月に行きました。ビールが美味しい。アイスワインもなかなかいけます。
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アイルランド |
アイルランドはイギリスの隣の国ですね。行ってみたい。
モザンビーク
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モザンビーク |
モザンビークはアフリカ南部の国ですね。マダガスカルの対岸に位置します。
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展示 |
展示の方は文化の紹介という感じとインターネット使えるようになったので企業進出をどうぞって感じでした。
カタール
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カタール |
カタールは時間的に最後になりそうですね。
中東の湾岸国の一つです。
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リング |
パビリオンの周囲が水面になっていて、おそらくカタールが半島で海に囲まれているのをイメージしているのだと思います。
夜だとこの水面にリングが反射して綺麗です。
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石油資源 |
展示の方もカタールの半島をイメージしてあって、壁面に石油資源の様子が現れていました。
中央は半島を特色を展示してあって最後にドーハの大都会というスタイルです。
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真珠採取 |
カタールは伝統的な真珠採取を行っているようでこれの展示も重視されていました。
重要だと思うのですが、たぶんカタールの真珠を危機的なものにしたのは日本の真珠養殖技術だと思う。日本でこれをやるとはなかなかだなあ。
ネパール
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ネパールの屋台 |
21時を過ぎてパビリオンは終了してしまいました。また、21時をすぎるとリングより内側への立ち入りはできなくなるようでもう帰れということみたいです。
とは言っても22時までは時間があるので少し食べていきます。
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ビリヤニとビール |
ネパールの屋台でビリヤニを買ってきました。ビリヤニのスパイシーさにあわせてヒマラヤの名前がついたビールも買ってきました。
ビリヤニは程々にスパイシーな感じですね。もう少し味の素があってもいいかな。ビールはシンプルなものですね。
帰路
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リング |
いい加減に早く帰れという圧を感じ始めたので帰り始めます。この時点で21時43分なのでまあいい時間と言える。
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東ゲート内側 |
リング以外は結構光が乏しい中を東ゲートまで戻ってきました。ここを超えると万博観光も終わりですね。
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東ゲート外側 |
出るときは時に何も制限もカウントもないのですね。係員すらいない中を出てきました。
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迂回路 |
万博は終わりですが、イベントはまだありますよ。
最後の待機列は地下鉄乗車です。すごい長蛇の列です。
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夢洲駅階段 |
大きく迂回して40分で駅の階段までたどり着きました。びっくりすることに入場制限やってない。入場制限するほどの人じゃないということでしょうか、階段は人で多く事故が起きないかちょっと怖い。
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また来てね |
日本の超速の改札を通過です。また来てねというものの来週で閉幕なのでもう来れないw
それにしてもこれだけの人なのに整然と待っている点で日本人はやっぱりちょっと特殊だと思う。こういう点で日本の教育のすごさを感じます。
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400系 |
43分の待ちで電車に乗ることができました。思ったよりも早かった。電車の輸送力はすごいですね。
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長田駅 |
23:10
長田駅に戻ってきました。
日をまたぐ可能性も考えていたので結構早かったですね。
後日の発表でこの日は22万9000人の来訪があったらしい。なかなかすごいですね。
3日目
なか卯 長田東店
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卵朝食+とろろ |
昨日は前日にコンビニで買っておいたおにぎりですませたのですが、今日は時間に余裕があるのでホテルの隣のなか卯で朝食にしました。特に主菜はないけど朝はこれで十分です。
海遊館
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ホテルウィングインターナショナルセレクト東大阪 |
10時前にホテルをチェックアウトしました。
このまま帰ってもいいのですが、せっかく大阪まで来ているので観光して帰ろうかと思います。ただ、今日は昨日に引き続きの雨模様なので箱物施設が良さそうです。
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大阪港駅 |
10:20
大阪港まで中央線に乗ってきました。
今日も万博は賑わっているようで大阪港で降りるのがなかなか大変でした。みんな夢洲まで行ってますね。
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天保山 |
大阪港駅から大阪市港区287号線を天保山の方に進んで行きます。
なんかホテルみたいな建物が見えてきた。調べてみると支那のクルーズ船の愛達・魔都号のようでした。沖縄だけでなく大阪にも支那のクルーズ船が来てるのか。
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海遊館 |
天保山のショッピングモールエリアを進んで海遊館が見えてきました。
開園時間前までは前売り券が売っているので事前に買っておきました。当日券は2時間待ちになっていますね。事前購入しておいてよかったです。
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トンネル |
入ってすぐに水槽を貫くトンネルがあります。
その後建物の上にエスカレーターで上って、少しずつ下っていくという一方通行の順路があるようです。
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森 |
一番上は日本の森がテーマで渓流の魚がメインの展示のようです。
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アカハナグマ |
そこから環太平洋の各地という感じの流れなのかな。
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アロワナ |
なんかずっとこの体制だった。腰が曲がってるw
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キングペンギン |
日本各地に生息しているキングペンギンはここにもいました。
日本はペンギンの飼育数が多いのですよね。日本が初めて繁殖に成功したというのがあります。
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カマイルカ |
イルカはなんかずっと水を飲んでた。食事の後だからかもしれない。
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珊瑚 |
寒帯から熱帯まで一通り環境を揃えている感じですね。
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マンボウ |
海遊館は建物中央の巨大水槽が目玉のようです。
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ジンベエザメ |
巨大水槽のジンベエザメがその中でもさらに一押しといった感じです。
流石に土地面積の関係なのか美ら海水族館のほうが見やすいですね。
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オグロオトメエイ |
狭い敷地ながらも垂直方向の展示に徹することでいろいろな角度から観察できるようになっていますね。ただ、種類がやはり限られるので中間層部分は人もまばらになる感じでした。
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チンアナゴ |
割とあちこちで見れるようになったチンアナゴの展示もありました。
なんか1匹場所を移動中なのか全身を見れました。
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タカアシガニ |
日本海溝の展示ということでタカアシガニがいました。
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ミズクラゲ |
クラゲは飼育水槽が発明されてからあちこちの水族館で見れるようになりましたね。
1時間半ほど滞在しました。昨日散々歩いたので立ってると少し疲労を感じますね。満足したので昼ご飯を食べて帰ろうかな。お魚を見たので海鮮丼でもいいかもしれない。
24世紀ラーメン
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24世紀ラーメン |
中央線を移動していたら大阪の友人と連絡がついたのであべのハルカスで合流してご飯にすることにしました。ハルカスの食堂エリアで24世紀ラーメンという謎の名称のラーメン屋にしました。ラーメン屋と思えない店内に雑なCGが流れている。店内の席はまばらで席が埋まってもいないのに数人並んでいる。
これはわかる。たぶん、家賃が払えなくて撤退する。今のうちに食べておきましょう。
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24世紀ラーメン |
看板メニューの24世紀ラーメンは魚介出汁の醤油ベースという感じです。白髪ネギでもやしはない。トッピングの種類も多くないし、醤油以外のメニューは提供していない。なるほど、原価の低いものを集めたという感じですね。スープに雑に油を載せた感じといい、これは流行りそうにない。
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餃子 |
餃子の方は味をつけてタレ無しで塩で食べろというものでした。
味の勝負は捨てて見た目重視ですね。ネタに1回は食べる人はいるだろうけどリピートはないなあ。
総じて2回目はない。
この残念ラーメンを後にして友人とは別れました。友人はこの後に地下で買い物をして帰るらしい。
帰宅
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天王寺駅 |
14:17
私の方も東京に戻ります。
まずは御堂筋線で新大阪に向かいます。天王寺からならJR乗り継ぎという方法もあってそっちのほうが安いのですが、そこまで大きな差がないのでめんどくさくない方で行きます。
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大阪メトロ新大阪駅 |
14:40
新大阪に到着しました。
移動中に新幹線の切符も買っておいたので新幹線に乗り換えます。
券売機にもみどりの窓口も立ち寄らなくてすむようになったので本当に楽になりました。
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JR新大阪駅 |
15:03
3分遅れでのぞみ238号は新大阪を出発しました。
始発駅だったのですが、前のが遅れているようで番線が塞がってました。
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N700A |
帰りもいつものやつですね。
そして、帰りも16号車になりました。予約時は席がいっぱいだったようですが、新大阪ではガラガラで京都で大勢乗ってきました。団体が混じってるようでしたが日本人で支那人でなかったので安心です。
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品川駅 |
17:20
定刻で品川駅に到着しました。団体さんは東京まで行くみたいです。
今回の旅はここまでです。晩御飯用に崎陽軒に寄って帰ろうかな。
お土産
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お土産 |
みゃくみゃくはリング下の臨時販売所で入手しました。オフィシャルストアほど並んでなかったので購入することができました。
費用
- 交通費
- JR
- 品川→新大阪 14,720円
- 新大阪→品川 14,720円
- 大阪市営地下鉄
- 新大阪→天満橋 240円
- 天満橋→長田 290円
- 長田→夢洲 480円
- 夢洲→長田 480円
- 長田→大阪港 340円
- 大阪港→天王寺 290円
- 天王寺→新大阪 290円
- 宿泊費
- 1日目~2日目 22,610円
- 大阪府宿泊税 400円
- 食費
- 2日目朝 769円
- 2日目夜 5,000円
- 大阪万博
- サウジアラビア 3,300円
- グランドフードコート 2,660円
- ファミリーマート 118円
- チェコ 3,450円
- ネパール 3,300円
- 3日目朝 440円
- 3日目昼 1,380円
- その他 455円
- その他
計 90,107円
さいごに
大阪・関西万博は当初からネガティブキャンペーンが酷かった。しかし、それとは関係なく海外パビリオンに行くくらいなら現地に行くという意識だったので当初は行くつもりはなかったです。ただ、ANAのチケット抽選に当選したので無料なら行ってみるかってくらいのノリで行っていました。そんな感じだったのですが行ってみてまた別の万博にも行ってみたくなりました。それだけの魅力がそこにはありました。リピーターが多いのも納得ですね。
そんな万博ですが、目玉の展示をするイベント中心地を森にしてしまうという大胆な設計でした。目玉は外周の木造のリングでリングを中心としてメインのパビリオンを点在させるという聞いただけだと耳を疑うレイアウトになっています。ところが体験してみてこれが割と理にかなっていることがわかりました。まず、人間が分散します。このことで大勢の人間の受け入れが可能になります。また、リング自体がパビリオンに入れなかった人の立席扱いになるので抽選が漏れたとしても割と楽しめます。多くのパビリオンがリングからどう見えるかというのも含めて設計されていました。
リングは移動にも使われます。上下7レーンの通路が大量の人間をさばけます。これは放射状街路ではなし得ないことです。メインの通路を円形にすることで各方面へのアクセスを良好にする発想は渋谷駅でも見られますね。
最後に閉園時のスムーズさです。1時間前の段階でリング内側への移動を禁止することで自然とゲート方面へ人を誘導することができます。これにより閉園で一度にゲートに人が集中するのではなく1時間に渡って時間的分散が図られていました。
もちろん問題点もあってとにかく移動距離が長くなります。施設が分散しているので必然的に歩く距離も長くなります。半年のイベント施設でないならリングに動く歩道を作っても良かったかもしれない。運営上も閉園時間での夢洲駅への誘導が甘い感じなのが気になりました。日本人だからなんとかなっているという感じで雑踏事故が起きてもかしくなさそうな状況と言えます。特に夢洲駅の階段は入場制限があってもいい気がしました。
総じて十分満足しましたし、パビリオンも多くを巡ることができました。なかなか良かったので2027年のセルビア行きと2030年のサウジ行きを本気で考えてみよう。