はじめに
武漢ウイルス対策の調整マイルが中途半端な3月という時期に有効期限を迎えることになりました。これを航空券に変換しないともったいない。
1月は連日の残業で家にはお風呂とおふとんだけ利用に帰る日々が続き、休日は体力回復のために1日寝ているという。こんな状況に嫌気が差したので気分転換にとく旅マイルを利用して出かけようかと思います。それ今週はどこかな。
旅程
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| 旅程(全体) | 
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| 旅程(広島拡大) | 
1日目
羽田空港
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| 羽田空港第2ターミナル | 
いつもの羽田空港の第2ターミナルにやってきました。
ANAのとく旅マイルは基本的に余った航空券の交換になります。そのため、第1便か最終便のみ交換できることが多いです。時間に追われる会社員週末旅行者にとっては地味にありがたい。難点は日曜日の帰りにフライトに空きがあることが少ない点かな。土曜日第1便は割と取得が容易です。
今回は広島空港を経由して大崎上島に行くことにしました。
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| ANA Lounge コーヒー | 
広島行きの第1便は7時台なのでコーヒーを飲む余裕があります。
昨日も激務で帰宅は深夜の日が変わる頃、そこから旅支度をして起床が4時というスケジュールです。つまり、とても眠い。
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| 羽田空港64番ゲート | 
地方空港行きだったのですが、搭乗口は64番に変更になりました。
ここだとラウンジからも近いので、ギリギリまでのんびりできました。
NH671便
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| JA714A | 
7:13
ほぼ定刻通りに羽田空港を出発しました。離陸の滑走路はRWY34Rでした。
いつもと様子が違うのは、ロングプッシュバックだったみたいでだいぶ長い距離を押されていました。考えてみたらトーイングカーのプッシュバックって牽引車の後退と同じ挙動になるんですよね。私には真似できそうにない。
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| JA714A機内 | 
予約したのが座席解放後だったこともあって窓側席に空席はなかった。そこで、中央の通路席にしてみました。
天井がとても高い。窓側席の人がかならず通過する窓側通路席と違って人が通過しない。めっさ快適やん。これは窓側席の次にいいかも。
8:37
広島空港のRWY28に定刻通りに着陸しました。
飛行機の中では爆睡してました。
広島空港
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| 広島空港 | 
広島空港は1階の到着ロビーはバスターミナルと兼用、2階が出発ロビーのまあ普通の構造です。
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| 広島空港国内線検査場 | 
2階に上がってみると、見覚えがない・・・?
広島空港を利用したことはあるけど到着しか使ったことがなかったかな。
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| 宮島 | 
宮島の大きな屏風絵。宮島に行くときに広島空港を利用したんですよね。あのときの帰りはサンライズだったっか。
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| 広島空港国際線出発カウンター | 
広島は海外からの旅行者も多いからか国際線側も充実しています。
しかし、支那人の武漢ウィルスの影響もあってか、南朝鮮のLCCくらいしか飛んでない。成田がテロリストに屈しなければ仁川なんかにハブ空港を横取りされなかったのになあ。
大崎上島へ
広島空港をうろついて、そろそろ竹原港に向かおうかとバスターミナルに戻りました。
次の竹原行きは10:20でした。ずいぶん間が空いてるなあ。どうやら竹原行きは飛行機の運行に合わせたダイヤになっているようで、私が乗ってきた飛行機に合わせた便はもう既に出発しているようでした。
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| 竹原行き乗り合いタクシー | 
10:20
空港で待っていたらやってきました。バスじゃないしw
どうやらタクシー会社さんが運行しているらしい。この便の乗客は3人でした。竹原も観光地だった気がするんだけど、この状況はちょっと悲しい。
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| タクシーのインテリア | 
車両もだいぶ古そうと見渡してみると、ブラウン管テレビにVHSデッキ・・・、昭和かよ!
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| 竹原港 | 
10:46
タクシーは3人の乗客を竹原港まで運んでくれました。車両は古いようですが整備はしっかりしているようで不調なんてなにもない快適な動きでした。つくる人も整備する人も素晴らしいですね。
竹原港で大崎上島への切符を購入します。往復の垂水港行きが一番安いみたいなので、これにしました。
次の垂水港行きは12:30で少し時間があきますということでした。それなら昼ご飯にしようかな。
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| 竹原港レストラン | 
竹原港のレストランは支那人の武漢ウィルスの影響で残念ながら休業のようです。
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| 恵方巻 | 
仕方ないので売店でお弁当を購入しました。2月3日ということもあって恵方巻きが売られていたのでこれにしました。割高だとしっていても季節物は購入してしまう。
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| 大久野島受付 | 
港に入口に大久野島行きの案内がありました。明日は大久野島に行ってみようかと思って案内を除いてみると、こちらも支那人の武漢ウィルスの影響で運休していました。この時点でも武漢ウィルスから立ち直れないものは、今後も立ち直れそうになさそう。世界は支那人に損害賠償請求すべきだと思う。まずは支那人の海外資産を差し押さえるべき。
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| 第五さんよう | 
12:30
第五さんようで大崎上島の垂水港を目指します。
この船は前後の区別がないフェリーのようですね。桜島フェリーみたいな構造です。
大崎上島
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| 垂水港ターミナル | 
12:55
垂水港に到着しました。大崎上島へ上陸
港周辺はなにもない。
垂水は中心部じゃないのかな。
どこに行こうかな。
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| おと姫バス | 
フェリーターミナルに路線バスの案内があったので路線図と時刻表をみるもよくわからない。
どうやら平日と土日で大きく事情が違うらしい。平日は島を周回するバスがあるけど、土日は運行しないので町営のバスが代替として走っている感じのようです。そして最終も早い。
直前に決定した旅立ったので島で宿が取れませんでした。今日は竹原に宿泊なので最終のフェリーに乗ればいいかと思ってましたが、バスのほうが先に最終を迎えそうです。あんまりいろいろは回れなさそう。
天候も崩れそうなので清風館で温泉にのんびり浸かるプランでいきましょう。
というわけで、清風館まで町営のおと姫バスに乗ります。だいぶ高齢の姫ですなあ。
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| 清風館 | 
日帰り入浴も可能な清風館に到着しました。
日帰り入浴の受付は14:30までということでした。割とギリギリだった。
大きな露天風呂から瀬戸内海が一望できるので、朝か昼が良さそう。タオルの貸出が無料という点も昼にふらっと訪れるのにいい温泉ですね。
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| 中ノ鼻灯台 | 
宿が高台にあるので景色がいいです。露天風呂からも眺望が抜群です。
海方向から丸見えな気もしなくもないけど機にしてはいけない。
露天風呂に人がいなくて貸切状態なのでたっぷり堪能できました。
また高齢のおと姫バスに揺られて垂水港に戻ってきたら、すぐに16:45のフェリーが出発するようなので乗船しました。
お風呂に入っている間に雨が降ってきたので散策も断念です。竹原に戻ります。
竹原宿泊
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| グリーンスカイホテル | 
今日の宿は竹原のグリーンスカイホテルさんです。古いビジホかと思っていたのですが、なかなか新しい建物でした。これは嬉しい。
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| 藤三で買った惣菜 | 
しかし、雨脚は弱まる感じではなかったので、晩御飯のお店を探すのが面倒になって近くのスーパーで惣菜を買ってきました。
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| 藤三で買ったお酒 | 
今日は宿の部屋で一杯呑むことにします。
まあ、こういうのも帰路を気にせず呑めるので悪くない。甘い日本酒と旨味たっぷりのイカ天がとても私好みで美味しい。
突発で旅に出たので事前調査ができてなかったので、ちょっと効率的に動けなかった気もするけど、温泉が快適だったから十分だなあ。
2日目
竹原観光
旧森川家住宅
ホテルでチェックアウトギリギリの時間までのんびりくつろいで、竹原に観光に出発です。
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| 旧森川家住宅 門 | 
まずは森川邸に訪問
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| 旧森川家住宅 広間 | 
竹原の塩業で財をなした森川氏の邸宅です。
家の構造を見ると塩業関係者が出入りして、客人をもてなすという構造が見えます。
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| 旧森川家住宅 離れから | 
生活の場所から推測すると邸宅に居住していた人数は少なそうですね。
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| 旧森川家住宅 土間 | 
土間では塩業の歴史が展示されていました。
竹原の塩田は江戸時代に造成された干拓地からスタートして第三次塩業整備で廃止されたようです。
塩業整備を後から調べてみると、明治から昭和の塩業の歴史そのものでした。この頃の塩は専売制で国の管理にあったのですが、第三次塩業整備では塩の製造が近代化して余り始めたので旧来の方式を廃止した計画だったようです。
日本国内でみると、江戸時代まで山地は塩が不足しており、海から製塩した塩を輸送するという流れでしたが、世界的に見ると海からの製塩は費用が高く岩塩か塩湖からの採取が専らです。日本はどちらもないので独自に進んだ感じですね。
ほり川
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| ほり川 外観 | 
お昼は広島ということでお好み焼きが食べたくなったので町並み保存地区内のほり川さんでお好み焼きをいただきます。
外観は土蔵そのままですね。
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| ほり川 内装 | 
中は鉄板が並んだテーブル席があります。
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| ほり川 シーフードスペシャル | 
お昼時なのに4人席を一人で座ったので、せめてものという感じでシーフードスペシャルにビールを頼みました。
広島のお好み焼きはまさに主食という感じですね。ソースとビールもあいます。
竹原市歴史民俗資料館
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| 竹原市歴史民俗資料館 | 
御飯のあとは街を散策します。
元は学び舎で図書館を経て資料館になった建物です。
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| 釜屋 模型 | 
広くはないのですが、釜屋の模型がありました。
鉄釜が並んでるのかと思いきや巨大なレンガ造りの四角い釜で作られてたんですね。
塩作りは夏がメインで冬は酒造がメインだったようです。
ニッカウヰスキーの竹鶴政孝も竹原出身だったらしい。酒屋の息子がウィスキーに惚れ込んで日本で一からの製造を行ったのか。竹原は日本の産業の礎の一端を担っていたのですね。
たけはら町並み保存地区
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| たけはら町並み保存地区 | 
竹原は塩と酒でかなり裕福だったようで、町並みがかなり立派です。
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| たけはら町並み保存地区 | 
アメリカに破壊されずに残ったのでこのように保存地区に指定されているようです。
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| 胡堂 | 
江戸時代に基本設計がされた町並みは海と山、街と寺社が一体となるように設計されています。このような調和の街が太平洋戦争中も破壊されずに残ったのはいいことですね。
夕方まで散策して、乗合タクシーで広島空港に向かいます。
帰りのタクシーの乗客は5人でした。9人までしか乗れないので複数人での利用は予約したほうが安心そう。
16:12
広島空港に戻ってきました。
お土産を買ってから晩御飯にしようかな。
広島空港
OYSTER FARM Hiroshima
晩御飯は広島空港の中の牡蠣屋さんにしました。
名前は違うけどかなわの系列らしい。
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| ヴァイスブルグンダー | 
牡蠣には白ワインかな。
ドイツワインをいただきます。香り豊かで飲みやすいワインです。
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| 牡蠣逸品盛合せ | 
メニューはちょっと迷ったので変わり種の盛り合わせにしてきました。
燻製やチーズなどの加工品で悪くはないが、カキフライが一番美味しい。そもそも広島の牡蠣は素材から美味しいから、シンプルな料理のほうが美味しいのかも。
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| シャブリ | 
カキフライを頼むために、お酒は少し樽の風味がついた力強いフランスのワインにしました。
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| カキフライ | 
そして美味しいカキフライ。カキフライの強い旨味とワインが合う。
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| 牡蠣飯 | 
〆に牡蠣飯を頼みました。
とても美味しかったです。今回、生牡蠣は避けましたが、十分堪能できました。
これだけ食べればそこそこ高額になりましたが、美味しかったのでまあいいか。
ANAラウンジ
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| ANA Lounge | 
牡蠣を堪能したのでもう満足です。保安検査を抜けてラウンジでお茶にします。流石にこれ以上はもう呑めない。
NH688便
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| 広島空港Cゲート | 
21:40
事前改札開始の案内があったのでCゲートに来ました。
最近は最終便とは遅れるものという感じになってきましたが、この便も遅れるみたいです。
終電との猶予は20分程度なので結構ぎりぎりになるかも。
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| JA810A | 
機材は787-8ですね。帰りは中央の通路席にして、前の方にしました。
この便は空席が多く後方席なら窓側も空いてそうでしたが、終電を考えて前方席にしました。
広島空港のRWY10から離陸しました。操縦士さんも遅延回復に努めてくれそうです。
23:05
羽田空港のRWY34Rに着陸し、最速の高速脱出路であるC-9から離脱、そのまま60番にスポットイン。接地から3~4分だった。その結果、定刻での到着となりました。
こんな事できるんですねえ。終電には余裕を持って間に合いそうです。ありがとうございます。
お土産
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| お土産 | 
お土産は大崎上島で買えなかったので、少しだけですね。
お酒は今回も無事だったのでことに感謝して神棚へ、たこせんは職場に持っていきます。
費用
- 交通費
 - ANA
 - 羽田空港→広島空港 特典航空券 370円
 - 広島空港→羽田空港 特典航空券 370円
 
- 安全タクシー
 - 広島空港→竹原港 1,500円
 - 竹原駅→広島空港 1,500円
 
- 大崎フェリー同盟
 - 大崎上島町
 - 垂水フェリー前→清風館入り口 100円
 - 清風館入り口→垂水フェリー前 100円
 
- 宿泊費
 - 食費
 - 1日目昼 850円
 - 1日目夜 2,766円
 - 2日目朝 286円
 - 2日目昼 1,930円
 - 2日目夜 6,710円
 
- その他
 - 清風館
 - 旧森川家住宅 400円
 - 竹原市歴史民俗資料館 200円
 - お土産 3,116円
 
計 28,898円
新たに追加された訪問地
あと80市町村
さいごに
突発的に大崎上島へ訪問しました。
計画も事前調査もなしに航空券と宿だけ2日前に予約して来訪するという強行になりました。それ故にどうしようと迷う場面も多かったですが、結果的には温泉でくつろいで美味しいご飯を食べてと満足いく休暇が楽しめました。
ちなみに職場に「疲れたので旅に出ます。探さないでください」って伝えたら、「またか」「いつもの」と暖かく送り出してくれました。私の評価ってそんなのだったのかw