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2019-09-14

福島県裏磐梯旅行

はじめに

18きっぷの残り2日分の消費をどうしようかと考えてましたが、鹿児島はたいへん遠かったので、近場ということで福島に行ってくることにしました。
1日目に病院へ行く必要が出てきたので、近場でさっくりな旅行です。

旅程


1日目

  • 品川
    今回は東北方面ですが、いつものとおり品川スタートです。
    以前まで東北・常磐・上越方面は上野でしたが、上野東京ラインができてからは品川起点になりました。帰りが楽なんですよね。上野から山手線で品川まではそれなりに時間がかかる上に混み合う区間でもあります。難点は始発駅出ないので座るのが難しくなることかな。
  • 宇都宮
    宇都宮から黒磯行きに乗り換えます。東北線は東海道線と違って運転区間がわかりやすいです。つまり混みます。宇都宮から北上する場合は15両から4両と大幅に減るのでそれなりに混み合います。ただ、東北線は東海道線ほど18きっぷ利用者がいないので地元の人が降りていくのでそこまで大変ではないです。
  • 黒磯
    黒崎は交直切換ポイントなので必ず乗り換えになります。しかも跨線橋で線路を渡る必要があります。この跨線橋は狭いので18きっぷシーズンは走る18キッパーでなかなかの危険具合。
  • 新白河
    新白河まで5両編成の電車に乗ります。輸送量的に5両もいらないと思うけど、常磐線のお古ですね。交直両用の電車が必要なので流用したようです。もういっそ気動車でもいいような気もしますが、気動車だと燃料供給や運転士の免許の確保が難しいのでしょうかね。
  • 土湯
    今回は新白河でレンタカーを借りて福島県を回ります。
    鮫川村・古殿町・平田村が必要なので、国道289号を鮫川村まで行って、国道349号に入ります。山間部に入るまでは普通の道ですが、山間部は1.8車線くらいの道になります。夜間でしたが、交通量がないので特に問題はないです。
    二本松市に入ったあたりで国道459号に入って道の駅つちゆまで行きます。途中休憩を入れながら5時間弱ってところでした。

2日目

  • 土湯
    朝起きて、朝ごはんを食べようかと周囲を検索しましたが、周囲は観光地で昼からの営業がほとんどでした。8時半からの営業の中津川渓谷レストハウスを見つけたのでそこへ移動します。
  • 中津川渓谷
    中津川渓谷レストハウスに到着したのが7時だったので、営業時間まで中津川渓谷に行ってみます。
目的地はかなりしたです。

高低差があるので道もかなりの勾配があります。


    下はなかなかの光景です。ただ、整備されたところは少ないので見る箇所は多くないです。また、増水時は冠水してそうなので危険
    ちなみに、レストハウスの営業時間はたしかに8時半からなのですが、食事の提供は昼飲みで10時半からでした。待ってられないので朝食を食べずにあとにしました。
    • 五色沼
      この観光の主目的地の五色沼です。
    五色沼は磐梯山噴火時の山体崩壊でできた堰止湖です。裏磐梯には大小合わせてたくさんの湖があります。特に五色沼は水深が浅いことと火山性の成分から様々な色に着色されています。
    五色沼探勝路は五色沼入り口から磐梯高原までの4kmほどのハイキングコースです。どちらにも無料の駐車場があります。今回は磐梯高原側に車を止めました。バス停まで行ってみるとすぐにバスが来るということだったので、バスで五色沼入口に行って徒歩で磐梯高原まで戻ってくることにしました。
    道は整備されていい状態で、この日は数日晴れたあとだったので乾燥度もいい感じでした。私は厚手の靴下にスニーカーでしたが、ぬかるみがあることを考えると防水性のシューズのほうがいいかもしれないです。
    場所によっては岩が多かったりするのでそれなりの装備のほうが安心です。ミュールで歩いてる人もいたのですが、流石にちょっとつらいと思う。道中にすれ違った人で一番場違いだった人はワイシャツ・スラックス・革靴の中年男性です。ネクタイとジャケットがあれば完全にサラリーマンだった。
    お昼は名物だという会津ソースカツ丼にしました。注文されてから上げる熱々で溢れんばかりのカツが美味しい。結局、朝抜きで歩き回ったので余計に美味しい。

    お昼を食べて、休憩したら磐梯山ゴールドラインを抜けて会津側へ
    会津は気温35度の暑さでした。磐梯高原との高低差と森林や湖の放熱効果が大きいですね。国道401号をぬけて昭和村に行きます。この道は改良中でいたるところ工事してました。改良後の道は快適ですが、改良前の道はなかなかの酷道具合です。待避所は多いので特には困りません。ただ、トンネル内で自己判断の片側交互通行はやめてほしい。
    昭和村からは国道400号、121号、289号と通って新白河まで戻りました。
    新白河まで休憩込みで5時間かかりました。
    • 新白河
      新白河から行きとは逆のコースで東京に戻ります。
    電車に乗る前に白河ラーメンで晩御飯にします。
    シンプルで美味しいですね。
    新白河で電車の発車を待ってる間にスマホをちらっと見ると自治体から大雨・洪水・暴風・波浪の警報が発令されので注意するようにと連絡が入ってました。大雨ならまだしも暴風ってなんだろうと確認してみると台風15号が近づいてました。
    • 黒磯
      黒崎から宇都宮までは少し時間があるので台風情報を集めてました。東海道線は早めに計画運休が発表されました。上野東京ラインはダメですね。山手線はなかなか止まらないので上野までいけるかどうかがポイントになりそう。明日は平日ですが、朝も電車が動いてない可能性があるので、プロジェクトのメンバーに安全になるまで出社するなと連絡を入れる。俄に忙しい。休日に仕事はしない主義ですが、こういうときは主義を曲げます。怪我されて数日影響される方が困ります。
    • 宇都宮
      宇都宮に到着すると東北線の上りは上野までということでした。とりあえず信じて乗ります。結果から言うと問題なく上野に着きました。イレギュラーもありましたが、久しぶりに上野帰着で今回の旅は終了です。

    費用

    • 交通費 19,925円
      • 青春18切符5日分の内の2日分 11,850円×(2/5)=4,740円
      • グリーン券 1,560円
      • トヨタレンタカー 11,340円
      • ガソリン代 2,035円
      • 磐梯東都バス 250円
    • 食費 5,686円
      • 1日目夕食 2,720円
      • 2日目昼食 1,000円
      • 2日目夕食 650円
      • その他 1,316円
    • その他 710円
    計 26,321円

    新たに追加された訪問地


    • 福島県
      • 耶麻郡北塩原村
      • 大沼郡昭和村
      • 石川郡平田村
      • 石川郡古殿町
      • 東白川郡鮫川村

    さいごに

    今回の旅で福島県の市区町村はすべて攻略しました。最後に台風というイレギュラーもありましたが観光地での天候はとても恵まれました。曇りや雨もそれなりに好きですが、晴れたときの景色の鮮やかさは間違いないと思います。今回のメインの観光地の五色沼探勝路は間違いなくおすすめできます。ただ、整備がされてますし、人も多めではありますが、ザックやシューズはハイキング用に揃えたほうが良さそうです。今回はしばらく晴れでしたので問題なかったですが、沼沢地なので霧などの天候悪化で道を外れる可能性は十分にあると思います。私もちょっと反省してます。
    福島はなぜか現金主義でした。前回の鹿児島旅行は現金を殆ど使わなかったのに今回の福島旅行ではコンビニ以外は現金でした。普段は現金を持ち歩かない主義なので地味に危なかったです。
    今回の旅はレンタカーで回りました。運転免許は持っているのですが、年に1~2回しか運転しない紙運転手なので、過信しない、休憩はこまめにを気をつけてます。しかし、今回新白河で高齢男性の軽自動車に横から突っ込まれてあわや衝突という重大インシデントが発生しました。しかもすごい睨まれました。幸い接触には至りませんでしたが、何かあったときは冷静に助けを呼ぼうと改めて思いました。

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