縄文杉
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縄文杉 1300m |
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今回歩いた行程 |
目的は縄文杉への訪問です。コースは最も一般的な荒川登山口からの往復です。最も楽なルートですが22km10時間なので日帰りはかなり体力を使うコースになります。
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4:16 かもめ荘 |
日の出の2時間前に宿を出発します。流石というかこの時間に出発することを見越して宿の共有部分は明かりが灯った状態です。事前に頼めば登山弁当も提供しているらしいのですが、今回は鹿児島本土で昼食を事前購入しておいたのでスルーしました。
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4:44 安房バス停 |
宿の最寄りのバス停で屋久杉自然館行きのバスに乗ります。屋久島のバスは種子島・屋久島交通とまつばんば交通があってそれぞれ1本ずつが運行されています。種子島・屋久島交通は登山バスの3便目、まつばんば交通は1便目に接続しています。登山時間は確保したいのでまつばんば交通を選択しました。運賃はどちらも同じでした。
ただ、安房バス停の時点で2分遅れ、安房で座席がすべて埋まるという繁忙ぶりです。さすが3連休の中日だけあります。
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4:58 荒川登山バス停留所 |
5時の登山バス第1便にギリギリ間に合う時間でしたが、驚くほどの行列ができていました。アサインされたのは最終の3便目の5:40発になりました。これでも一人単独行だったのでパーティーを数組追い越してのアサインでした。
定員オーバーでも臨時便が出るということで積み残しが出るということはないようですが、臨時便は10分間でしか出発しないです。登山口付近にバスが泊まれるスペースが少ない点とバスの離合の都合らしい。後から知ったのですが、この日のバス利用者は382人なのでバス9台分になる。最終のバスが荒川登山口に到着するのは7時過ぎになる計算になるので長丁場必至なコースとしてはかなり厳しい戦いになりそう。繁忙が予想されるときはタクシーも視野に入れたほうが良さそうです。
ここでのバス待ち時間が朝ごはんタイムになるみたいです。私は宿を出発する前に済ませておきました。
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6:11 荒川登山口 |
40分くらいバスで山道を辿って登山口に到着しました。第3便になったことで出発が40分遅れになりますが、この時間だと日の出間近なのでライトは不要というのがメリットですね。
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6:18 登山開始 |
トイレに行くなど準備を整えて出発します。ガイド付きのパーティが多くいる感じでかなり混み合った出発になりました。満載のバスから一斉にスタートなのでこの点は致し方ないところです。
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6:21 最初の鉄橋 |
この登山道の特徴であるトロッコ道で最初の鉄橋を渡ります。朝もやがかかる渓谷とトロッコ道に目を奪われます。私がそうであったように多くの観光客が同じように写真を撮っていました。そして、追い越すガイドの全員が注意を促していく。なるほど、初っ端からやらかす人が多いんですねw
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6:34 日の出 |
6:30を過ぎて山の稜線から太陽がのぼり始めました。
難しいかもしれないですけど、今日一日いい天気でありますように。
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7:40 トロッコ道 |
行きのトロッコ道は人が多く、自分のペースで歩くことが難しいです。ガイド付きのパーティはトロッコ道の要所で解説を行っているのでごぼう抜きして先を急ぎます。
追い越しが難しいのがガイドがいないパーティーです。あまりにペースが合わないときは声をかけて道を譲って貰ってとにかく先を急ぎます。
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8:21 大株歩道入口トイレ |
大株歩道入口で休憩にします。ガイド付きのパーティを積極的に追い抜いてきたのはここのトイレを利用するためです。これ以降の縄文杉往復にトイレはない。簡易トイレという名前のテントはあるけど、出したものはお持ち替えになる。利用は最終手段としたいです。
急いだかいあって2人程度の待ちですみました。
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8:43 翁杉跡地 |
大株歩道に入ってのっけから階段で登る急登になります。
登ってしばらく後に翁杉跡地がありました。大株歩道に入ると観光スポットも密度高くある感じになります。
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8:49 ウィルソン株 |
翁杉跡地のすぐ後に有名なウィルソン株がありました。
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ウィルソン株内部 |
ちょうど人がいないタイミングだったので内部もゆっくり観察します。
見る角度によってはハートに見えるらしいけど、そんなことはどうでもいい感じの大きさです。もう数百年立つのにまだ朽ちてないのはワックス成分が多いかららしい。
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9:36 大王杉 |
ウィルソン株からまた階段の急登を超えて大王杉です。縄文杉が見つかるまでは最長老だったらしい。
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10:08 縄文杉(北テラス) |
またまた階段の急登を超えてようやく縄文杉に到着しました。
観察コースとしては階段を這うように登った先の北テラス(スキップ可能)の後に南テラスという一方通行になっています。
ただ、ガイド付きパーティを全部追い抜いてしまったのか、周りはガイドなしパーティばかりで一方通行逆走が頻発してました。
この時間だとまだ人数が少なめなのでゆっくり観察できました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_7Dj8dJTmWfB9F5Krp_nyXC5o6XvLDVF449QQGh3KlsTxZcUz8dl67ST6GWh8gH4HZT6jnDgND-m-NkxSxAMqBcbatki7FmbkGRHNDdIaBCt3swcC7pxRMcp5qbwmn7bvZPBbOAzGOQqhoXP1IOqcukO02B87hz5SqG0SeELsnaxInfZDTlU3ZHes77w/w225-h400/PXL_20241013_011247238.jpg) |
10:12 縄文杉(南テラス) |
一般的な観察ポイントなのが南側のテラスでこの角度はよく写真でも見かけます。
惜しいのは大きさの比較となる対象がないのでいまいち大きさが伝わらない。縄文杉保護のために近寄れなくなったのが理由なので仕方ないのですが、写真だと本当に大きさ加減が伝わらないです。VR化したらいいんだろうか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgJhvAbXJAqxpbU3E070xGIDjiuf5WoHYKNRKeGlwwK2YhOr1ZNlQQCU8px5XX-J9JdJwrW_VfFk1SMnXOsVWkH2W1LaYRlyHz4yDtoN_cagqpRhiYgEXp3dg_pG79kFXN2hkN0SUNuvWYUotns4vlN6cN4Ausn8-G1lY2esBpu1uIVIj7K1OpEqQwews4/w400-h225/PXL_20241013_012812284.MP.jpg) |
10:28 魚の口 |
縄文杉からの退出ルートを戻ったところに休憩できるスペースがあったのでここで昼食休憩にします。ちなみに、写真スポットなのでガイドさんからちょっとよろしくされるので、場所はちょっと選ぶ必要があります。縄文杉方面に向かって右手は安全らしい。写真は左側です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgLAydVIH2fQa2dzYEbCAK7lewQ9PTZsIEk1n8-a1TKL49yYgg72UJzYMmwgCHRDRolXuupLKL6STmWlN064OBYH8NlF7_ggz9-CUucBfWAIN6Fid5XbhyEQJVXd06GpjTSBI5crhBVxKxmqsSW3kZ6dbJVgSz7p_UdqW_KCLATE0xAD8VhT0__aHBaRH0/w400-h225/PXL_20241013_014130107.jpg) |
10:41 木殺し |
昼食休憩中もツアー客が多く登っていきました。私はこれから下りの工程になります。
階段が多く整備された登山道なのですが、離合ポイントが少ないので長時間待機することも多くなりました。登り優先なので小休憩と割り切る。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpaugEEFBa66IOS9xC_HUOdk92MuZgUURlMqjkn64rnZ-SSFWSzqlMBzkrfxd5x2QUXFn4eJpIXcElMZV4Zb-yAObOO5LI3cZFEBgF9WnHP2Zih3ldk7qitttg1QnhFpc99m0vm4R0B8WI6uvqF3Dk5rrL3985YBeA8QajYCIB8C7h_h2SF8UhVh0m4aQ/w400-h225/PXL_20241013_015808572.jpg) |
10:58 夫婦杉 |
ガイド付きツアーはゆっくり登っていく感じのようですが、昼食は縄文杉の前で取る感じになるようです。各休憩ポイントでは多くの人が昼食をとっていました。
疲労が溜まってきましたが、トロッコ道まで頑張ります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjn6UcXfNbKUBIVgkHRXHsKhuX8Ge7Z8ibooNhGmGGga7PM9HvpK59y5UnlZO4Bvxmp1Qmc-UfUCjL-YiQOvyE2U8JsB280w44l04eq3BtfeZhyzhio4JGwMGYICxY1drwy3C9dBb_YwVbU1Gngc9q5o6t6uheF74mX8z_rPfFmJTVrv_wXSYreHynI6gs/w400-h225/PXL_20241013_025817108.jpg) |
11:58 大株歩道入口 |
トロッコ道まで戻ってきました。
ここまでの下りの道中の階段で滑落してしまいました。幸いにも軽度の打撲と擦り傷だけですみました。多くの人間が通る階段は表面が磨かれていて、湿気も多いので濡れて滑り焼くなっています。注意していたのですが見事に滑り落ちてしまいました。運が悪ければ斜面を滑り落ちていたので本当に幸運でした。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYkInWY4FeHXZ4qW0yOYNEtlDvNuo1V5PgEPK0S13XHXuWMgRFdhpiynVWyTWq_0Pn0eXb3iskFhOm3K-DEvP9sCppANMClSLVBpX1pMUAw3ZCgmgrqzKYOeVXupGDfVAv04U_6nG1-SeG4jFfXs8uL2qB0IZ94Bb2Zrm1Jg1DBJ10WxyObq79ueUOVck/w400-h225/PXL_20241013_031848667.MP.jpg) |
12:18 デルタ線 |
大株歩道入口で小休止した後はのんびりトロッコ道を下っていきます。
この時間になると登ってくる人もいなくなり、下る人も多くないので人がまばらになりました。ようやく、自然を感じられる登山道という感じになってきました。
帰りは行きでスルーした観光スポットに寄りながら下ります。
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12:47 ヤクシマザル |
固有種のヤクシマザルがトロッコ道を塞いでいましたw
飽きてどいてくれることを期待して待っていたところ、後ろから来たガイドさんが、今の猿は人間に興味がないので刺激しないように横を抜ければいいですよとアドバイスしてくれました。食べ物を与える行為やゴミの放置を禁止した結果、猿が人間=食べ物という認識をしなくなったからということです。なるほど、大変だったんだろうなあ。
ヤクシマザルは島嶼部であることと比較的温暖なので本土よりも小柄化している。それでも脆弱な人間としては彼らのテリトリーでは出会いたくない。
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12:58 採石跡 |
屋久島は火山由来の岩の上に形成されているので森林資源だけでなく鉱物資源もある。この穴は砕石された跡らしい。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjs6yd9qsQR_3IldhjVlfAg6TBE80875NVCGdMtWM_6oJ7J1Wzy-Ap4gOX9Upm5qS5K0euI-c76xpzx2XQYjJlR81DG9yfvbiHtLU0WUMcW59EfoJ8ZpoGzmgFrSIfyu3yfbb2JcOhOlfuqDbSz-YCsW5B7Zn3NNRh_yLm5xStpjBfa6nasblpGotAJZ3o/w225-h400/PXL_20241013_040341405.jpg) |
13:03 三代杉 |
屋久島は島嶼の大きさの割には高さのある山があります。屋久島最高峰の宮之浦岳は九州の中でも最高峰です。洋上のアルプスとも呼ばれますが、海にこれだけの障害物があると気流が乱れるので雨が多くなります。倒木の上に別の杉が根付くことも珍しくなく、これを二代杉といいます。更に三代目があると三代杉になる。三代杉ともなると流石に珍しいみたい。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgcdcTbvBNN1V8Od2s20NcF9NjRGcZEouIAZb_CG8c0XjCKyJcZRQmTUavZV-1U9NwPkzR7xyy7OZ-wepYpFqbtSQ9U2MFFgPyXM-9pAA1rB6z9EZGUYKpEIPfICd3JX_9iSvkuwiZQz4ugnJEcN8fIS4jjdCnrMko94JIBrakfuOo5XUR-kEwL4GvDdeQ/w400-h225/PXL_20241013_040812886.jpg) |
13:08 楠川分かれ |
白谷雲水峡に抜ける分かれ道まで戻ってきました。こちらも有名なポイントで、白谷雲水峡と縄文杉を両方を一日に訪問する猛者もいるらしい。この時点で気力で下っている私には真似できない。
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13:30 小杉谷集落跡 |
小杉谷集落跡まで下ってくれば登山道も終盤という感じです。でも、気力も尽きたので休憩して鹿児島で買ってきた羊羹を食べて休憩にしました。
ここは林業が行われていたときに構成されていた集落の跡地です。歩いているトロッコ道も元は森林鉄道でした。今でも鉄路は使われていて途中のトイレの整備や救護活動に使われているということです。
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13:56 鉄橋 |
トロッコ道は鉄路なので手すりがない鉄橋も多くあります。踏み板の整備が進んで歩きやすくなってますが、湿気で滑りやすいという面もあります。疲れているので特に注意して渡ります。
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14:09 シェッド |
沢の水をバイパスしているポイント
朽ちた柱もあるので現役時代もここに屋根があったんでしょうね。
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14:14 機関車 |
トロッコ道は森林鉄道時代の遺構も多く存在しています。
これは形状的に多分機関車だと思う。
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14:16 トンネル |
森林鉄道で唯一のトンネルが見えてきたらもうほぼゴールです。
ちなみに、このトンネルは観光客の記憶から消えることで有名なんだとか。長丁場で忘れるのか、屋久島の自然に浄化されるのか。
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14:21 荒川登山口 |
8時間少々で荒川登山口まで戻ってきました。コースタイムは10時間なので少し早めに戻れましたね。
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14:50 荒川登山バス |
早めに戻ることができたご褒美は15時の第1便のバスに乗れることです。先頭から37番目でした。行きは第3便の最後だったので132番目とも言えるので95人追い抜いたとも考えられる。頑張りました。
今日は観光客が多く第1便が早々に埋まったようで10分早発しました。
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15:22 荒川登山バス停留所 |
定刻より13分早く屋久杉自然館まで戻ってきました。
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15:49 合庁前行きバス |
帰り第1便のバスだけがヤクスギランドからやってくるバスに乗り継ぐことができます。
帰りの登山バスは第1便(15:00)だけが安房行きのバスに接続可能です。第2便(16:00)と第3便(16:30)は安房経由宮之浦行きに接続できるので基本的にここまでが楽に戻れる限界と言えます。第4便(17:00)になると南の尾之間行きにしか接続できないので途中乗り換えが必要になって面倒になる。最終便(17:45)は屋久杉自然館から乗り継ぎがなくなるので、これは避けるようにと案内所で言われました。日没が17:53であることも考えると最終便は遭難一歩手前という感じですね。
16:14に宿へ無事に戻ることができました。
総括
いつものピークハントとは一味違う山奥の観光地に訪問するハイキングとなりました。目的地と最短往復するだけのコースなのですが、とにかく長いです。最後は気力で戻ってきました。
観光地らしく登山道はきっちり整備されたものですが通行人が多くて、階段が磨かれてしまっていて滑りやすいです。特に下りは危険で滑落してしまいました。大きな怪我なくて本当に運が良かったです。
縄文杉の先には島の最高峰の宮之浦岳があってこちらも絡めると宿泊必至な感じになるようです。宿泊して2日登山はちょっとできる気がしない。
長丁場ですが、最終盤が緩く下るトロッコ道なのでその点は良かったです。気力だけでもなんとななります。
今回のような連休は人が多いので登山バスに早く乗れるように屋久杉自然館までの移動手段を個別に確保しておくのが良さそうでした。
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