はじめに
三重県の未踏地は菰野町だけとなっています。菰野町には鉄路があり近鉄湯の山線が通っています。鉄路があるのならそれを利用したい。
それにしても名前が湯の山線ということは温泉があるのかと調べてみたらその名の通りの湯の山温泉があるらしい。ゴールデンウィークの後半は湯の山温泉でのんびりするのもいいな。そんな計画を立ててみましたが、湯の山温泉の宿は昔ながらの形態が多くお一人様は敬遠傾向でした。
日帰り入浴で1回浸かって帰るのはのんびりじゃない。
他に観光できそうな場所を調べてみると御在所岳が付近にありました。ここは登山+温泉という旅行にしましょう。これなら近くの四日市ならゴールデンウィークでも安めの宿がありそう。
ゴールデンウィーク後半3連休は登山温泉旅行に決まりました。
旅程
旅程 |
旅程(名古屋・菰野付近拡大) |
1日目
起点は東京駅?
東京駅コンコース |
東京駅にやってきました。今回の旅は東京駅からになります。
ゴールデンウィーク後半1日目の朝とあってなかなかの混雑具合です。
しかし、今回は鉄道スタートではないので東京駅では買い物をしただけで出ます。
ゴールデンウィーク後半1日目の朝とあってなかなかの混雑具合です。
東京駅八重洲中央口 |
夜までに四日市に着けばいいので普段とは違う交通機関を利用してみたいと思います。
利用するのはこちらのジャムジャムエクスプレスのジャムジャムライナーです。
高速バスっぽいやつ
時間に余裕がある今回は高速バスを利用してみようかと思います。
ジャムジャムライナー |
初めて聞いた。これでも路線バスらしいです。名古屋行きのこのバスを利用します。
8:40
定刻通りにバスは鍛冶橋駐車場を出発しました。
八重洲口じゃないんかい。
この鍛冶橋駐車場は特にバスの駐車場というわけではないらしい。無理やり開けた空間にバスの転回場所と明らかにキャパ不足のプレハブの待合所をおいた感じです。とてもバスターミナルとは呼べない。
この鍛冶橋駐車場は特にバスの駐車場というわけではないらしい。無理やり開けた空間にバスの転回場所と明らかにキャパ不足のプレハブの待合所をおいた感じです。とてもバスターミナルとは呼べない。
ギリギリの時間に来て駆け込み乗車したほうが良さそう。
ちなみに写真撮影は禁止となってました。保安上の問題ではなさそうなので、朝鮮人あたりが事故ったかな。相手に知能がなくても人の形をしていたら人身事故で運営側の責任となるのが日本だからなあ。
13:30
海老名SA |
11:40
連休初日の東名下りが混まないはずもなく。渋滞に巻き込まれたバスはお昼前にようやく海老名に到着しました。ここで休憩を15分取りました。
ちなみに運転士によると名古屋到着は未定らしい。渋滞で到着時間が見込めないそうな。
清水SA |
2回めの休憩は清水SAでした。ここでも15分の休憩となります。
今日は道路が混雑しているので2回の予定が休憩は3回になるということです。
法令で休憩が義務付けられているらしい。以前はそんなものなかった気がするけど、長野の事故とかで変わったのかな。
15分の休憩はお手洗いの混雑度合いで結構短い。
15:30
法令で休憩が義務付けられているらしい。以前はそんなものなかった気がするけど、長野の事故とかで変わったのかな。
15分の休憩はお手洗いの混雑度合いで結構短い。
岡崎SA |
3回目の休憩として岡崎SAに立ち寄りました。ここでも休憩時間は15分でした。
名古屋駅?に2時間18分遅れで到着しました。「特急料金返せ」と言いたいですが、高速バスにそんなものはないらしい。
それにしても名古屋駅のなの時も見えないただの路上で降ろされたんだけど、ここはどこでしょうか。
とりあえず、Google Mapを見ながら名古屋駅に歩いていきます。
出発地や到着地の状況といい。なんだかLCCみたいです。
それでも以前大阪に行ったときと比較するとかなり楽でした。定期的な休憩があるのはいいですね。
ただ、3列目の中央席は失敗でした。せっかくの旅なのに本を読むことしかやることがない。次の利用機会には少し課金して窓側席を利用することにしましょう。
晩餐
時刻は17時前です。晩御飯には早いですね。
四日市までは近鉄で1時間程度なので四日市に移動すれば晩御飯にちょうどいい時間になるのですが、明日もおそらく四日市で晩御飯となるので同じところは微妙かなあ。
未練がましく名鉄百貨店のレストラン街を見てるとまるやのひつまぶしが目に止まりました。すごい行列です。
しかし、時間はたっぷりあるし、待っていたら晩御飯にはちょうどいい時間になるかも。
上ひつまぶし 肝吸い |
お腹も膨れたので近鉄の急行で四日市に向かいます。
四日市に到着しました。
コンビニで明日の食料を買って宿に向かいましょう。
今回の旅行で拠点となるのは四日市シティホテルです。ゴールデンウィークなのに2泊で10600円でした。そして途中で街娼っぽい人が客引きしていた・・・
コンビニで明日の食料を買って宿に向かいましょう。
四日市シティホテル |
ここの安さはそういうことですか。
目をつけられないようにさっさと宿に入りましょう。
部屋は普通のシングルですね。ここに2泊します。
7:19
目をつけられないようにさっさと宿に入りましょう。
四日市シティホテル 部屋 |
2日目
御在所岳
2日目は御在所岳に登ります。
6:53
近鉄四日市から湯の山線の湯の山温泉行きの電車に乗ります。
湯の山温泉駅 |
終点の湯の山温泉駅に到着です。
着替えは登山の邪魔なのでコインロッカーに預けます。
ロープウェイの方にもコインロッカーはあったのでそっちでも良かったかもしれない。
7:45
7:45
ロープウェイ行きの三重交通バスに乗ります。
ロープウェイ駅に到着しました。
ここからは登山です。
14:45
戻りのアクアイグニス行きの三重交通バスに乗ります。
登山で疲労困憊だったので休憩していたところにバスが来たので慌てて乗りました。
あとで調べたら30分後にもバスがあったのでそっちでも良かったかも。
14:57
湯の山温泉の前でバスをおります。
着替えを回収していざ温泉へ
グリーンホテル |
このホテルは駅の方でなく国道477号線の方に面しているので、駅からだとちょっと迷ってしまいました。最寄りの名古屋とか車文化だからしょうがないのかな。
なかなか快適な温泉でしたが、連休の影響なのか混雑度合いもなかなか。そこそこな感じで次の人に譲りますか。
まずはビール。餃子だもんね。
メインの餃子。焼き・水の他に鶏だしの鍋風にした炊きがありました。
17:17
湯の山温泉から四日市行きの電車で戻ります。
終点で降りるからと油断して爆睡
17:43
四日市に到着しました。
ホテルに荷物をおいて晩御飯にしましょう。
晩餐
今日はもう遠くまで行きたくない。
ホテルの地下1階から地上2階までの各フロアは飲食店になっているのでここにしてしまおう。どれがいいかな。
2階はしゃぶしゃぶ屋さんでそこそこの高級路線、昨日はひつまぶし食べたしそういう気分じゃないかなあ。
1階ははなの舞、東京でも食べれるわ。却下
地下1階は餃子屋さんで気軽に呑めそう。今日の気分はここかな。
ビール |
餃子 |
でも今日の気分は焼きです。
なんか、どれもすぐ家で作れそうな気もする。
〆は鶏のユッケ丼にしました。鶏が甘くて美味しい。
ホテル内の建物でも地下から脱出できなくなると困るので酔いつぶれない程度(ビール2杯)としておきましょう。
いやーこういうのでいいんだよ。こういうので
10:11
名古屋城、なかなか立派です。
ぷらっとこだまは名古屋東京間なら1000円の上乗せでグリーン車も使えます。せっかくなのでグリーンを使います。しかもワンドリンク交換クーポンも付属します。もうこれは呑んでのんびり移動しろということですよね。
計 46,075円
知覧ユッケ丼 |
ホテル内の建物でも地下から脱出できなくなると困るので酔いつぶれない程度(ビール2杯)としておきましょう。
いやーこういうのでいいんだよ。こういうので
ホテルに戻って即就寝でした。
3日目
きしめーん
筋肉痛で動きたくない。動きたくはないですが、連休最終日なので東京に帰らないといけないです。
10時のホテルのチェックアウト時間ギリギリまで粘って重い荷物と体を引きずって四日市駅に向かいます。
近鉄 |
今日は夕方16:08の新幹線の席を押さえています。時間はたっぷりあるのであえて各停をつかって名古屋に戻りましょう。
1時間に1本だけ各停の名古屋行きがあるのでこれを使います。わざわざ各停を使う人はあんまりいないだろうな。
11:14
1時間に1本だけ各停の名古屋行きがあるのでこれを使います。わざわざ各停を使う人はあんまりいないだろうな。
11:14
急行の倍くらいの時間をかけて名古屋駅に到着
重い荷物をコインロッカーに預けてからどこか行こうかなと思ったのですが、同じことを考える人は多いのか全てのコインロッカーが使用中。
尾張名古屋は城で保つ
名古屋城ならコインロッカーもあって観光できるのではないかなと思い、名古屋城にやってきました。思惑は正解でコインロッカーに荷物を預けて身軽になりました。
名古屋城 |
この床板の木材も良質で大振りなものです。かなり高そう。
細部の細工もなかなかのものです。また、外側の雨戸がかなり大きいのも驚きました。
16:18
本丸御殿 ふすま |
本丸御殿 格子 |
刀剣類の特別展示もあったのですが、そっちはあんまり興味を惹かれなかったです。
行列を並んでいた他の人と見てる場所が違う点とか私はひねくれてるんだなと思う。
ぷらっとこだま
名古屋駅 |
名古屋城の観光を終えて名古屋駅に戻ってきました。帰りはこだま736号を利用します。
JR東海の旅行会社であるJR東海ツアーズが発売する「ぷらっとこだま」を今回は利用します。
Webサイトで予約・支払いが可能で、発券は東海の指定席券売機で行えます。予約時のQRコードをかざすだけで発券できるのでJR九州の番号入力式よりもお手軽です。
Webサイトで予約・支払いが可能で、発券は東海の指定席券売機で行えます。予約時のQRコードをかざすだけで発券できるのでJR九州の番号入力式よりもお手軽です。
いや、そこまでできるなら改札機にQRコード読み取り機を追加すればいいのでは?
連休最終日の混雑で倒れた人がいたらしく10分遅れの発車となりました。
グリーン車にて |
6分遅延で品川駅に到着しました。
品川まで2時間半。こだまでも問題ないですね。ぷらっとこだまはまた利用したいです。
今回の旅はここまでとなります。
費用
- 交通費
- ジャムジャムエクスプレス
- 東京駅→名古屋駅 5,500円
- 近鉄
- 近鉄名古屋↔近鉄四日市 1,280円
- 近鉄四日市↔湯の山温泉 780円
- 三重交通
- 湯の山温泉駅↔御在所ロープウェイ前 720円
- 名古屋市営地下鉄
- 名古屋↔市役所 480円
- JR東海ツアーズ
- ぷらっとこだま 名古屋→品川 10,800円
- 宿泊費
- 1日目、2日目 10,600円
- 食費
- 1日目昼 1,155円
- 1日目夜 4,000円
- 2日目朝 256円
- 2日目昼 731円
- 2日目夜 3,250円
- 3日目朝 640円
- 3日目昼 1,477円
- その他 1,606円
- その他
- コインロッカー
- 湯の山温泉 500円
- 名古屋城 300円
- グリーンホテル
- 入浴料 800円
- タオル 200円
- バスタオル 200円
- マッサージチェア 300円
- 名古屋城 500円
計 46,075円
新たに追加された訪問地
- 三重県
- 三重郡
- 菰野町
さいごに
今回の旅で三重県の未踏地はなくなりました。近鉄湯の山線に乗っていて気がついたのですが、新東名の亀山JCT迂回ルートは菰野町を通っていたんですよね。次に関西方面へ高速道を利用するときは通りそうな気がします。高速道路といえば4時間を越えるような長距離の高速バスは久しぶりに利用しました。今は2~3時間に1回の休憩が義務付けられているようで所要時間は長くなりましたが快適になりました。そもそも所要時間を気にするようならバスは使わないですからこれはいい変化です。時間に余裕がある時は選択肢に入れるようにしたいです。
帰路は新幹線のこだまを利用しました。のぞみを使えば1時間半程度の所をこだまだと2時間半程度でした。たしかに速達性はないですが、特急の乗車時間って考えるとそこまで気にならない感じです。また、グリーン車が割安に利用できる点もいいですね。名古屋くらいなら選択肢としてはありです。新大阪だと4時間かかるのでちょっと微妙かな。
総じて得るものが多かった旅となって大満足でした。
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