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2020-11-03

航空券の海外発券に関しての考察

序文

無事に修行も終えて、武漢ウィルスの影響で渡航はできないですが、海外旅行の計画は立ててみたくなりました。しかし、海外旅行というのは航空券が高い。旅行の費用の殆どを航空券が占めてしまうなんてことは普通です。私もだいぶいい年でしかも独り身なので老後の資金も大変気になるところ、旅行はしたいが、費用は気になる。そんな感じだったところ、「海外発券なら安くすむよ」ということを聞きました。
一度以上は聞いた言葉「海外発券」、修行は国内のみで行うと決めていたので修行を終えた今、もう一度念入りに考えてみることにします。

航空機の需要

海外発券とは簡単に言うと、日本以外で売られた航空券のことです。インターネットが発達し、航空券が電子化されたため、日本以外の航空券も手に入れるのが容易になりました。では、これがなぜ安さにつながるのか、それは航空券の値段について知ってなければならないです。
日本では交通機関の運賃は許可制で、各事業者が国交省の認可を経て運賃が決定されています。これは寡占状態にある交通の運賃を不当に値上げし利用者に不利益を与えないこと、または不当に値下げし品質低下を招かないようにという理由です。(いちよう建前は)
これが理由で鉄道の切符などは極端な割引が行われません。
国内の航空券も実は同じ制度なのですが、値引きだけはあります。
需要が多いときは値引きをせず、需要が少ないときは値引きをして乗客を集めるというわけです。
日本において需要が高い時期は次のとおりです。
  • 土曜・日曜
  • 祝日(特に土日と連休になるとき)
  • 年末年始
  • 8月中旬
以上です。
つまり、私が乗りたいときですよね。これは一般的な企業に勤めているとここにしか休みがないためです。学生が休みのじきもやや需要が高まりますが、学生に休みは長いので居給炭に集中しにくくなります。
一方で海外も休みのときに需要が高まりますが、休みのタイミングが異なります。これが海外発券の安さにつながってきます。
「土日」が休みなのはキリスト教とその影響を受けている地域だけです。「祝日」は国が定めているものなので日本と同じというのは稀です。「年末年始」はどこも休みと思われがちですが、キリスト教ではむしろクリスマス周辺のほうが長期休暇になりますし、仏教では旧暦の年末年始のほうが休みになります。

海外発券の使い方

さて、海外発券が安い仕組みがわかったので活用方法を考えます。海外発券は日本以外に居住する人のための切符なので、当然ながら日本以外から発着となります。

パターン1

②と③を海外発券の往復で購入し、①と④を日本発券の往復か、①と④をそれぞれLCCの片道で購入する。
赤い線:海外発券
青い線:日本発券
おそらくこれがわかりやすいパターンと思う。
海外発券分を半額で購入できたと仮定するなら、1.5往復分で2往復できることになる。
注意する点は往復きっぷの復路となる③と④をいつにするかということ。一般的には1年後までの航空券しか買えないので1年以内にA国に再訪問する必要がある。
A国にヘビーリピートするならともかく、数年に1回しか海外に行かない私向きではない。

パターン2

A国発券で日本を経由するルートを作り、A国との往復を日本発券で作る。
②と③、②と⑤の期間はある程度あいていてもいい。1年以内ならば
赤い線:海外発券
青い線:日本発券
3往復の2往復分を海外発券できるパターンになる。お得度はマシマシだけど、1年に3回も海外に行くというストロングスタイル。パターン1と同じでやっぱり私向きではない。
ちなみに、②③は以遠権と言って中継しながらより遠方に運航する方式になります。飛行機の航続距離が短かったときの名残で、航続距離が長くなった現代ではあまりない。

パターン3

多分これが一番利用しやすいパターンで、A国発券の航空機を利用しつつ、日本発券の航空機でA国に行くパターン
赤い線:海外発券
青い線:日本発券
注意が必要なのは①と②、③と④は通し発券にならないこと。航空会社と顧客は顧客を目的地まで運搬する契約を結んでいるので、①と②が通し発券になっているなら航空会社は顧客を日本からB国まで運ぶ義務を負うことになる。このため、①の便が何らかな理由で遅延・欠航したとしても航空会社はB国まで運んでくれる。しかし、通し発券になっていないと、①の便が遅延して②の便に間に合わなかったとしても顧客都合のキャンセルとなり旅行終了となる。
また、日本発券となる①と④は安く抑えるためにA国は日本に近いほうがいい。スターアライアンスで日本に近い場所に拠点を持っているのは、南朝鮮のフシアナ航空と支那国際航空である。フシアナ航空はLCC並のくだらない理由で墜落するし、支那国際航空の機内食は不味いことで有名である。どちらもできれば避けたい。次に近いのはタイ国際航空(武漢ウィルスの影響で倒産したけど)とシンガポール航空となる。ここまで来ると中継というより迂回になってしまうような気がする。なかなかにうまく行かない。
ちなみに、ワンワールドなら香港のキャセイパシフィック航空が使えるので少しマシかも知れない。また、キャセイ系のLCCが日本にも就航しているのでこのパターンの後押しになる。ただ、支那人が香港を奴隷化しているので今後どうなるかはわからない。

総括

海外発券、なかなかに奥深い。これらのパターンは通常のパターンだけど、セールとかもあるからもっと複雑化しそうです。特にパターン3の中継は航空会社を選べば有りかと思います。南朝鮮からルフトハンザドイツ航空を使ってヨーロッパに行ってもいいわけですしね。
タイとシンガポールは行ってみたいかな。南朝鮮は気が向いたら日帰り程度ならありかな。

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