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2021-04-25

NTTドコモ(TYO:9437)の株式を上場廃止後まで保有してみた

NTTドコモがNTTの完全子会社になり東証の上場が廃止されました。スマホはNTTドコモを使っていたこともあり、株式を保有していました。保有する株式が上場廃止されるのは珍しいので、今回のNTTドコモではどのようになったのか記録しておこうかと思います。

発表内容

今回、NTTとNTTドコモが最初に発表した内容の要点は次のとおりです。
  • NTTはNTTドコモの株式を公開買付する。
  • 買付数は無制限でNTTはNTTドコモの完全子会社化をはかる。
  • NTTドコモはこの買付に賛同する(敵対的でない)。
  • NTTはNTTドコモの株式を90%以上保有した暁には残りの株式を公開買付額面で強制買取する。

株主の選択

発表内容から既存の株主は次の選択肢から選択を行うことになります。
  • 公開買付日前(今回は2020年11月17日)に市場で売却する。
  • 公開買付に賛同しNTTに売却する。
  • 上場廃止後まで保有し、NTTの強制買取で売却する。

当初、私は公開買付で買い取ってもらおうかと思ってましたが、問題があったので上場廃止後まで保有となりました。

公開買付に賛同する場合

公開買付に賛同する場合は次のステップを踏みます。
  1. 所管の証券会社(今回は三菱モルガン・スタンレー)に口座を開設する。
  2. 現有の証券会社に所管の証券会社に株式の管理移管を申請する。
  3. 所管の証券会社に移管されたことを確認して、公開買付賛同の手続きを取る。
この方法も試みてみました。三菱モルガン・スタンレーは最近のネット証券とは違い、開設手続きは店頭か郵送となります。平日に時間をとるのは難しいので郵送でやり取りします。すごい時間かかる・・・
結局、公開買付日に間に合わなかったです。後で、そもそもNISA口座に入れていたのでいかんは無理だということも発覚しました。

強制買取の場合

  1. 強制買取の連絡が郵送されてくる。
  2. 交付金銭領収書が郵送されてくる。
  3. 2を郵便局に持っていくと現金がもらえる。
    または、銀行を指定して交付を委任する。この場合は指定口座に振り込まれる。
強制買取の議決は2020年11月でしたが、振り込みは2021年3月になりました。買取の段階で所有権を喪失するので証券会社のリストからは消えました。振り込みまでのタイムラグが結構あるので一時的に資産が動かせなくなりますね。

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