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2021-10-31

東京都新島旅行

はじめに

去年から始めた東京都島嶼部訪問を再開しましょう。3箇所目は新島となります。1週間前に10日天気予報を確認したところ晴天だったので東海汽船を予約しました。
今回は初めてインターネット予約に成功しました。東海汽船の乗船券のインターネット予約サイトは予約システムと連動してないのか空席あっても満席表示になっている気がします。予約はクレジットカードで決済しないと自動取り消しにされる仕組みですが、VISAは認証が通らなかったです。バックアップのmasterで決済しましたが、時代から遅れてる気がします。

旅程

今回の旅程(全体)

今回の旅程(新島拡大)

1日目

台風20号

実は予約した後に台風が発生してしまいました。直撃はしないコースになったものの台風から届く波は強烈なものです。今日がピークで明日は収まってくれる予報にはなってます。

注意事項が赤字でスタンプされた乗船券
窓口で受け取った乗船券には駄目なときは諦めろとスタンプされました。チケットを受け取るときも確認されました。

天気予報
予報では4メートル後3メートルとなかなかな数字が出ています。とりあえず出港するので東海汽船としては波浪が急速に弱まるという予測を立てているんでしょうね。

竹芝

竹芝ターミナル
10ヶ月ぶりの竹芝桟橋です。高校生がたくさんいて今日も賑やか

第2待合室入り口
今回の乗船口はA-3ということでした。A-3は第2待合室の先になります。

A-3乗船口
今回は武漢ウィルスの影響で等級別案内となっていました。特2等は下から3番めかな。

さるびあ丸

さるびあ丸
さるびあ丸に乗船します。今回で3回目だけど、毎回乗船口が違うのはなんでだろう?

特2等
今回は4デッキの特2等です。2~3デッキは窓がないですが、4デッキからは窓があります。GPSが受信できるかと期待してみましたが、通路側のこの席は受信できず、残念。
今回は混み合ってることもあって上段でした。隣近所も全て埋まっています。揺れると眠れなくなるかもしれないので早めに籠もってしまいましょう。

2日目

さるびあ丸で新島

大島
今日の大島は岡田港でした。昨夜は同室のメンバーが2時まで宴会やってて騒いでいたのでなかなか眠れませんでした。5時半には大島下船のためのアナウンスがあるので3時間くらいしか眠れてないです。心配していた波浪の方は急速に落ち着いて2m程度でした。朝の放送でも予定通りの就航ということで一安心です。

新島
乗船前にろーそんで買った朝ごはんを食べていると新島が見えてきました。さるびあ丸の食堂は朝は7時半からだったのでこっちでも良かったかも。

ようこそ新島

さるびあ丸
無事に新島に上陸しました。東京都島嶼部3つ目、3分の1制覇です。
予報ではかなりの波浪でしたが、実際は2m以下な感じでした。さるびあ丸のフィン・スタビライザーだと凪みたいなものですね。

帰路便の確保

到着したばかりですが、宿の予約も帰りの船の予約もせずに衝動的に片道切符を買ってしまったので、まずはターミナルに向かいます。

運航予定
帰りのさるびあ丸は12時前ですか。午後の高速船は予約でいっぱいみたいですが、下田行きが一番滞在できて良さそうですね。

下田行き乗船券
というわけで、下田行きの乗船券を買いました。窓口でカードを出したら、神新汽船は現金しか使えませんと断れれてしまいました。運航会社違うのか、切符は東海汽船ってあるんだけどなあ。

新島

新島本道
新島は特にプラン無しで来てしまったのでよくわからない。帰りの足も確保したのでとりあえず中心部に向かってみます。

本村内
集落はとても島っぽい感じですが、結構広いですね。自転車が借りられる場所を探してみます。
しかし、時間の問題なのか武漢ウィルスの問題なのかどこも空いていなかった。諦めて徒歩で回りましょう。

大峰展望台
徒歩で行ける範囲になるので、島の南の方をGoogleマップ片手に目指してみます。途中に展望台がありました。島が一望できます。素晴らしい光景ですが、標高は200mほどの位置です。訂正します。この島の観光はエンジンが必要です。

間々下海岸
反対側の海岸まで行こうかと思ってましたが、また200mの坂を登るのが面倒になりそうだったので、展望台から引き返して間々下海岸の方に降りてきました。天気がいいのもあって海がきれいな色をしています。ここの海の色はやや白っぽいですが、沖縄のように珊瑚ではなく、岩盤が削られて砂が浮いているからですね。まあ、素材的にはだいたい一緒か。
この海岸は整備途中なのか、誰も来ない。1時間ほど寝てしまいました。

三郎浜
お昼になったのでターミナルに戻ります。たしか、ターミナルに食堂の案内があったはず。

下田へ

ターミナルの食堂は武漢ウィルスの影響なのかテイクアウトしかやってなかった。600円のバーガーにしましたがちょっと物足りない感じ。そのあと、お土産屋でお土産を購入しました。どちらのお店も払え払え決済が使えました。

高速船と入れ替わりに入港
高速船と入れ替わるような感じで下田行きの船が入港してきました。利用者は少なく、新島から乗ったのは私だけでした。

フェリーあぜりあ
ランプウェイが降りて車両がそのまま降りてきます。この船はカーフェリーじゃないですか。さるびあ丸には車両甲板はなかったですよね。差別化ですかね。

2等船室
あぜりあの2等は古くからある2等の形式ですね。このようなスペースが4箇所あるのですが、今日の乗客も4組なのでちょうどいい感じです。コンセントはスペースに1つだけありました。スマホを充電させてもらおう。

入港案内
利島経由で下田に行きます。到着は16時半予定。昼寝にしましょう。

下田港
10分ほど早着しました。とりあえず、駅に向かおうかな。

さかなや道場

家まで帰ると晩御飯が遅くなりそうなので、ちょっと早いですが晩御飯にしようかと思います。しかし、早すぎたのかどのお店も空いていない。諦めて電車に乗ろうとしたら、電車も40分後という間の悪い時間帯でした。色々妥協で下田駅内にあるさかなや道場にしました。

アサヒスーパードライ
アサヒスーパードライ。このビールはあまり好みではない。

刺し身
メニューの写真は2人前だというお刺身5点盛。

卵焼き
卵焼きはなかなか美味しかった。しらすは抜きでも構わない。

かき揚げ
かき揚げはふんわりしていてとても美味しい。このふんわりのかき揚げはどうやって作るのか知りたい。自宅で揚げ物するのは面倒なのでめったに作らないけど。

この他に締めにお寿司5貫を食べたのですが、写真を取り忘れた。ちなみに、コンビニのお寿司のほうが美味しいと思う。

店員の対応も含めて、値段も高くいまいち。

川崎へ

今回の旅の終着は川崎ということにしたので川崎駅に向かいます。

伊豆急下田
最初は伊豆急行で伊東まで行きます。
17:57伊豆急下田出発

伊東
19:12伊東に到着
向かいに止まっている熱海行きに乗り換えます。
19:13伊東出発

熱海
19:36熱海に到着
地下道を別のホームに移動して東京上野ラインに乗り換えます。
19:42熱海出発

川崎
21:10川崎に到着
今回はここを旅の終着点とします。

お土産

お土産
新島港のお土産屋さんで購入しました。お店がくさや推しだったけどちょっと勇気が足りなかった。

費用

  • 交通費
    • 東海汽船
      • 東京→新島 特2等 8,090円
    • 神新汽船
      • 新島→下田 2等 4,170円
    • 伊豆急行
      • 伊豆急下田→伊東 1,645円
    • JR
      • 伊東→川崎 1,980円
      • 熱海→川崎 普通車グリーン 800円
  • 食費
    • 2日目朝 527円
    • 2日目昼 600円
    • 2日目夜 4,162円
    • その他 500円
  • その他
    • お土産 850円

計 23,324円

新たに追加された訪問地


さいごに

今回は衝動的に新島へ行ってきました。そのためか色々手探りでうまく行ってない部分もありました。2年ほど忙しくなるような予定が入ってしまったのでリフレッシュっていう感じですね。これから離島への訪問も数多くあると思いますが、移動手段は考えておいたほうがいいかも。そのあたりが今回の反省点です。

2021-10-24

鋸山・大岳山縦走

鋸山・大岳山

鋸山

鋸山山頂 標高1109m

大岳山

大岳山山頂 標高1266m

装備

  • 帽子
    • インナー
    • 半袖
    • 長袖
    • ウインドブレーカー
    • インナー
    • 長ズボン
  • 登山靴
  • ザック
    • レインコート上下
    • 水700ml
    • お湯700ml
    • カップインスタントパスタ
    • 非常用ご飯(昼ごはん用)
    • インスタントコーヒー
    • シリアルバー2本
    • きんつば
    • カップ
    • 医薬品
    • ヘッドライト
  • トレッキングポール

日程

2021年10月23日

行程

今回歩いた行程

奥多摩駅を出発して鋸尾根を使って鋸山へ、大岳山へ縦走、馬頭刈尾根を下山し、大滝分岐から大滝鍾乳洞入り口バス停を目指すコースです。
7:23奥多摩駅着の電車で、7:50出発。途中休憩を入れながら、16:59に大岳鍾乳洞入口バス停に到着する計画を立てました。単独行としては初の鎖場を含む中級コースで全行程9時間の長丁場になる予定です。大岳山の到着が遅れた場合は御岳山方面に向かい、ケーブルカーとバスで下山します。

7:28 奥多摩駅
この日は山手線が大規模工事で使えないので遠回りして南武線経由だったのですが、乗り継ぎが想定よりもうまく行って7:18着の電車が使えたので予定よりも早くスタートとなりました。今日の日没は16:58なので、スタートが早まるのはありがたいです。

7:33 愛宕神社入り口(登山道入り口)

7:44 階段
斜度は45度をぶっちぎる階段
段も等間隔でなく上面がすり減って斜めになってるという危険な階段です。トレッキングポールは危険なのでしまいます。このあと、ポールを使ったりしまったりが頻発することになる・・・

7:52 愛宕神社脇
本来の経路は使えないようなので迂回路が指定されていました。迂回路に気を取られててここが愛宕神社であることを見落とす。

7:56 愛宕神社前林道入口

8:01 林道から登山道へ

8:39 階段

8:43 鎖場

9:21 倒木
倒木は何箇所かあったのですが、ここのは乗り越えるのも大変な大きさでした。

9:42 天地山三角点
なかなか発見できなかったので見落としたかと思いましたが、なんか祀られていて見落としようがない感じになってました。正直、ようやくここかってレベルの疲れ具合です。

9:57 林道分岐
トイレと書いてありますが、見えるのは下向きのはしご
なかなかの覚悟が必要そう。

10:02 山頂手前の岩場
岩は風化でかなり尖っています。登山する人は素手派も多いですが、私は皮膚が薄いのでグローブを必ず付けてます。素手だと穴だらけになっちゃう。

10:04 鋸山山頂
計画からは1時間15分前倒しで鋸山に到着しました。
ここは樹林帯の中なので展望はありません。昨年からの登山では初の1000m超えですね。今朝は3時おきだったので、お腹が空きました。大岳山でお昼の予定でしたが、ここでお昼にします。

10:41 縦走中

10:54 1158ピーク付近
鋸山から大岳山までの道は快適な道です。登山は上りと下りは大変ですが、展望がなくてもこういう道を歩けるのはかなり好きです。

11:10 巻道分岐
鋸山から45分で大岳山山頂手前までやってきました。ここから130m程一気に登ります。

11:18 鎖場

11:26 岩場 よじ登ります

11:32 大岳山山頂
大岳山山頂に到着しました。ここまであまり人に合わずになかなかの道だからと思ったけど、ここはなかなかの人混み具合。御岳山からだと楽なのかな。

富士山
天気もいいので富士山がよく見えます。このあたりもここが混み合う原因なのかな。人が多いので山頂から少し離れたところでお昼ごはんその2にします。なんかすごいお腹がすく。

12:06 馬頭刈尾根への下り
30分少々休憩をして下山開始。下り道をすごい探した。ここは大岳山荘跡を経由すべきでした。細い急斜面でわかりにく道です。

12:09 下り道途中
立ち止まって地図を確認しながらの下山になります。

12:22 巻道と合流

12:26 馬頭刈尾根

12:31 馬頭刈尾根

12:35 大滝分岐
馬頭刈尾根は良い道で15分で大滝に下る分岐に到着しました。

12:47 まだましな階段

12:49 かつては石段だったんだろう
まずは北側斜面を沢まで降ります。北側斜面で日当たりが不十分なのか丸太や石材で作られた階段がだいぶ朽ちてます。足場を確認しながら慎重に降りる必要があります。1度、体重をかけたら段が崩壊した。

13:23 沢兼用登山道

13:25 しなる橋
沢まで降りると程なく南側斜面に沢を横断するので道はマシになります。

13:36 大滝

13:48 登山道入り口
大滝からはほぼ不安になるような道はなくなります。登山道入り口は駐車スペースがありました。レンタカーも多かったです。レンタカーで登山口まで移動するようになると選択肢が増えそう。下山後の疲労で運転しないといけないことが問題になりそうなので、帰り道の時間が難しそう。

14:19 大岳鍾乳洞入り口バス停
登山道入り口からは舗装道路(採石場周辺だけ舗装が剥がれてた)を歩いてバス停まで下っていきます。30分程度なのですが、疲労もあってひたすら長く感じました。
ここのバスは隣の上養沢始発なのですが、上養沢はここから上流方面へ170mしか離れていないので、そこまで歩くと出発準備中のバスに乗れるのでおすすめです。

総括

今回、単独行として初めて梯子や鎖場がある中級者コースを選択してみました。天候・時刻・体力などの条件が悪くなければ問題ないと感じました。ただ、体力の消耗はかなりありますね。体力の消耗で判断を鈍らせないようにしないといけないと感じました。緊急事態宣言がようやく解除されて初の登山でした。冬になる前にもう1座行ってみたいところですが、日程があるかなあ。