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2024-11-30

上海旅行ソウル付き 準備編

2泊3日のショートトリップでは事前準備はあまりしないのですが、行き先が中華人民共和国ということでしっかりとした準備をしていきます。


査証

中華人民共和国査証
9月に出張で訪問したときには査証を取得しました。これも日本で取得すると1ヶ月前を目安に取得が必要で1万円ほどかかります。出張なので会社経費になるのですが、問題は取得に必要な書類が多いことです。商用ビザでも家族(同居でなく親族という意味合いで)の氏名及び生年月日など細かい情報の提供が必要になります。嫌がらせか、情報収集のためなんでしょう。
しかし、緊急訪問用の査証申請だと5日前から前日までに申請で書類も少なく3000円程度の手数料で済みます。ただし、現地会社からの招聘が必須で申請も中華人民共和国で行わないといけない。

今回は観光なので観光用の査証が必要なのですが、トランジットの臨時入国という扱いで入国を試みます。これなら事前申請も不要で入国できるらしい。

銀聯カード (Union Pay)

銀聯のロゴ
中華人民共和国ではVISA・Master・American Express・JCB・Diners Clubなど全ての国際ブランドのカードは全滅しています。空港は例外的に使えるのですが、街中では駆逐されています。利便性を考えるとお店が対応しててもおかしくないのですが、見事に駆逐されているところを見ると許可・認可・申請の何かが必要なのでしょう。
中華人民共和国の銀行口座を持っていないのでクレジットカードが作りにくいのですが、三井住友が提携して発行してくれるようなので、今回はこちらを取得しました。
ただ、海外発行の銀聯カードは利用に一部制限があるのが注意点です。特に非接触決済ができないのが面倒です。ただ、カード自体は大連で使えたのでこの点は安心できます。

余談ですが、銀聯カードを取得して1週間後に三井住友の違法コピーサイトへ誘導する詐欺のSMSが届いたので中華人民共和国に情報を送った瞬間に漏れたらしい。個人情報秘匿の概念がない国だからなあ。

支付宝 (Alipay)

支付宝のロゴ
少額決済ではスマホの電子決済が一般化しています。偽札や盗難の観点からお店としても電子決済のほうが安心できるというのもあるからでしょう。支付宝は外国人でも利用可能なのでスマホにインストールしておきます。
利用の際に外国人は身分証明としてパスポートの登録が必要になります。
また、短期滞在者用にTour Card機能がありこれはクレジットカードで事前チャージして使えるということらしい。ただ、パスポートと顔写真を登録したのですが、申請が却下された。調べてみると税務コードとしてマイナンバーを登録するとすんなり行くらしい。マイナンバー取得要件をこのアプリは満たしていないので登録を拒否したからかもしれない。
そこで、クレジットカードの登録で代用できるか試みてみました。先の銀聯カードは国内発行でないという理由で拒否されました。ただ、日本発行のVISAカードは登録が許可されました。カード情報を抜きたいだけやん。個人情報の収集には余念がない。

VPN

中華人民共和国ではGoogleのサービスが利用できない。
これは現地の同僚からも聞いていました。VPNを使ってアクセス経路を偽装すれば利用できなくはないらしいが、そもそも暗号通信自体も基本的にNGとなっている。
旅行者として是非利用したい機能はGoogle MapとGoogle 翻訳とGoogle 検索です。Mapの方は中華人民共和国の情報遮断によって情報が更新されなくなっており、ほぼ利用ができない状態になっています。それでも他の機能は使いたいです。
大連に出張に行った際に色々試してみたところ、Ahamoのローミングサービスを利用しているときはGoogleへのアクセスが可能でした。ただ、現地の通信会社の種類に広告関連の遮断状況に差異がありました。
一方で公衆無線経由だと全滅します。つまり、かなり恣意的な遮断ということです。
今回の上海行きは海外ローミングでしのごうかと思います。


そんな感じに準備をしました。本当にこの5年間で不自由な国になってしまいましたね。

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