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2024-11-30

上海旅行ソウル付き 1日目

幻になったCA158便

エアチャイナ オンラインチェックイン画面
自宅で荷造りをしているときに航空券のオンラインチェックインを済ませておこうと画面を開いたらこんな画面になっていました。予約していた9時の便は欠航になって15時に振替になっていました。
今回はあくまでもトランジット観光になるので30時間のトランジット時間が7時間程度短くなってしまったようです。
欠航の詳細情報はありませんでしたが、振替便の埋まり具合から考えると、需給の問題で減便したのかもしれません。まあ、これは仕方のないことなので諦めてスケジュールを見直すことにします。

搭乗券が欲しい
諦めてそのまま処理を進めると搭乗券をDLするか印刷するかメールで送るかの選択肢が出てきました。しかし、どれも押せない・・・
理由が一切表示されていなので推測ですが、カウンターで査証の確認が必要なので自動発券を止めているのかもしれない。これは空港に行くしかないですね。

成田空港第1ターミナル南ウイング出発案内
7:15
成田空港までいちよう確認のためにやってきました。しかし、無常にも欠航の文字が出ていました。一縷の望みも絶たれた。
よく見ると13:15も欠航している。1日3便が1便になるほど需要が落ちてますか。

振替便のチケットを貰ってラウンジでのんびりくつろいでいればいいか。
しかし、6時にオープンしているはずのカウンターはクローズのままでした。
まあ、キオスク端末から発券すれば!?

すまんが、カウンター行ってくれ
なんてこったい。詰んでしまったようです。
午前中の便が全滅したからカウンターを開けないらしい。LCCかよ・・・

どこかで時間を潰すとしてカウンターが開く時間は確認したい。総合案内の人に相談すると航空会社に電話してくれました。そうしたらCA930便に関しては12時カウンターオープンという回答が得られました。

成田山

カウンタが開くまであと4時間というところです。空港内の喫茶店で時間を潰すには少々長い。

8:08
京成線で成田まで移動することにします。
アクセス特急西馬込行きに乗ります。

京成成田駅
8:17
京成成田駅に到着しました。
そのまま乗って一旦家に帰ろうかとちょっと思ってしまったけど、家でくつろぐ時間はないので断念しました。

ドトールコーヒーショップ 京成成田店
とりえあえず、駅前のドトールで朝ご飯食べながら考えるか。

ドトール モーニングセット
朝ごはんがわりにドトールのモーニングセットを頂きます。
成田空港に近いからなのか欧米人の方がよく入店している。

成田山表参道
せっかく成田まで来たので成田山に行ってみることにします。
成田空港にはよく来るけど成田山は初めてですね。成田山がお寺っていうのが一番の理由なんですけど。

成田山新勝寺 総門
表参道を辿っていくと総門がお出迎え

成田山新勝寺
階段を上がると本殿ですね。
構造としては普通のお寺ですね。

実のところ私はお寺の考え方が嫌いなのであんまりお寺に行くことはないんですね。財産を不浄だと決めつけて積極的に喜捨させて、その分で豪華絢爛な住居を建てるとか意味がわからない。

10:05
京成成田駅を出発します。
完全にスルーしてしまったのですが、成田山新勝寺の裏手には成田山公園があってこっちにも行ってみるべきでした。案内に美術館としか書かれてなかったので無視したんですね。

成田空港駅駅名標
10:14
少々早いのですが成田空港に戻ってきました。
利用する航空機は15時発なのですが1時間前の天津行きは運航するので11時にはカウンターが開くのではと思って早めに戻ってきました。

成田空港

成田空港カウンター
予想通り天津行きのために11時にカウンターがオープンしました。しかし、上海行きはこのカウンターじゃないと言われた。大人しく12時のオープンを待つしかないらしい。
オープンしたカウンターも長蛇の列ができていました。中国行きの乗客は荷物が多い。更に査証のチェックもあるので一人ひとりに時間がかかります。

各有私の場合も
「(パスポートを全ページ確認して)ビザは?」
「トランジットビザ免除を利用する予定で、乗継便はアシアナ航空(予約表を見せながら)」
「確認するので少々お待ち下さい」
と発券までに時間がかかりました。オンラインチェックインやキオスクが使えなかった時点である程度予想はしていたけどね。

ANA LOUNGE
出国の方はいつもどおり自動化ゲートでさっくり通過していつものANA LOUNGEを利用して時間調整します。

おにぎり
飛行機は15時出発なので機内食は16時位に提供かな。
流石にお昼ごはんには遅いので軽く食べておくとします。

成田空港第1ターミナル4-5サテライト間通路
少し仕事をしていた関係で第5サテライトのラウンジにいたのですが、出発ゲートは第4サテライトの42番ゲートになります。
成田空港の第4サテライトと第5サテライトは地下通路で繋がれています。
というのは地図で知っていたのですが、今回いい機会なので利用してみます。
空港職員しか使ってないんだけどw
客の動線としてはレアなのかな。

CA930便

成田空港42番ゲート
時間になったので搭乗ケードまできたのですが、搭乗開始時刻が変更になっていました。
航空路混雑が理由らしいです。
中華人民共和国は空の自由(オープンスカイ)協定が結ばれていない上に管制の入口が限られるのでまあそういうこともある。

B-8585
16:48
ようやく出発しました。当初の9時出発と比較すると8時間近く遅れたことになります。
機材はA321-232の小型機でした。ほぼ満席ではあるのですが、2便欠航しての満席と考えるとだいぶ調整したんだろうな。
離陸はRWY34Lからだったのですぐでした。

機内食
離陸後30分で機内食の提供がありました。機内食は軽食ボックスだけでした。
東京上海間って短距離扱いなのかな。中華系なので料理はちょっと期待していたんだけどこれは残念

19:09
上海浦東国際空港のRWY34Lに着陸して82番スポットに到着しました。
8時間遅れだよ・・・

入国手続

臨時入境
中華人民共和国は査証が必要な国なのですが、トランジットで一時入国する場合は査証なしの入国が許可されています。
この制度を利用するときは通常のアライバルカードではなく、ちょっと大きいこのカードを記入します。

記入後は入国審査の列に並びます。
審査で聞かれたのは
「乗継便は?」「明日夕方のアシアナ航空」
「ホテルは?」「全季酒店」
それぞれプリントアウトした予約表を持ってるので見せながら説明する。
「東京からきて、東京行きの飛行機に乗るのか?」「違う。東京から上海に来て、これからソウルに向かう」
乗り継ぎのアシアナが上海からソウル経由の成田で通し発券になってるのが微妙だったか
別の係員も呼んで相談を始めて、あとから来た係員についていくように指示される。あ、別室送りか?
係員からちょっとそこで待ってるように指示されていると臨時入境許可のシールをパスポートに張って返してくれました。
待っている間、行きた心地がしなかった。

市内へ

磁気浮上式鉄道

到着が遅くなったのでまずは市内のホテルに向かいます。
上海で道案内は百度地図にお任せします。

磁気浮上式鉄道
20:20
上海にきたら一度は乗ってみようと思ったのがこれです。世界で唯一営業運転している高速リニア鉄道です。
切符は券売機からアリペイ経由で買いました。

車内
車内は普通のエアポート特急って感じですね。

速度表示
静かで加速もよくスムーズに300km/hまで速度が上がりました。横の道路の車と比較すると段違いのスピードが出てるのがわかります。

20:31
龍陽路駅に到着しました。
10分で到着。早いですね。

しかし、この画期的な列車も利便性はいまいち良くはない。
龍陽路駅も結構な郊外に位置するので地下鉄2号線に乗らないと市内まで行けない。そして、その地下鉄2号線は浦東空港まで延伸してある。つまり、最初から地下鉄2号線に乗れば乗り継ぎなしなのである。
値段も高い。50RMBかかります。同区間の地下鉄は4RMBなので10倍以上です。しかも、しないからと考えると、リニア+地下鉄→54RMBで地下鉄のみ→6RMBになるので、なおの事意味がない。
最低でも延伸して市内を貫通し、虹橋空港まで結んで欲しいところです。

地下鉄

龍陽路駅
20:39
地下鉄2号線に乗り換えます。
上海の地下鉄は荷物検査があるのが面倒ですね。
ここでも切符は券売機でアリペイ払いしました。

江蘇路駅
21:08
江蘇路駅で下車します。
地下鉄自体は普通ですね。モスクワみたいに殺人的に閉まるドアでもないし。

延安西路
駅からは江蘇路を歩いて延安西路へ
中央はバスレーンでBRTって感じみたいです。
上の高架はバイパス道路らしいけど、どちらも混雑緩和にはまだまだという感じらしい。まあ、2000万人くらいいるらしいし、そこは難しいんでしょう

全季酒店

全季酒店 上海延安路店
上海で1泊お世話になるのは全季酒店さんです。
4つ星ホテルに該当します。
宿は3つ星を選ぶのですが、中華人民共和国の景気感が後退しているのもあって外国人差別もあるということなのでランクを上げておきました。

全季酒店 居室
4つ星の名に違わぬクオリティですね。
広々として清潔です。これは安心できます。

全季酒店 液晶テレビ
やたらでかい液晶テレビってところが時代の最先端をパクる中華人民共和国らしい。

全季酒店 バスルーム
バスルームも広くて快適ですね。このクラスでこの宿泊料金ならかなり安い方ですね。
でも、宿が安いってのは景気があんまり良くないってことなのかも。ちょっと考えちゃいますね。

卿家姆小馆

卿家姆小馆
ホテルで無事に上海の同僚に会うことができたので晩ごはんを食べに行くことします。
私の到着が遅れたのでレストランの予約も変更してくれたらしい。感謝です。

上海蟹
そしてついに食べることができた上海蟹です。
ここまで遠かったなあ。

見た目からして日本の蟹とは別物ですね。現地在住の同僚がいるので聞いてみると、上海蟹はカニ味噌を食べるもので身自体はあんまり食べないということです。なるほど、足とハサミばかり食べる日本とはまた違う文化だなあ。これらの蟹は湖で養殖されてカニ味噌が成長するこの時期が旬だということです。
というわけで、見様見真似で食べてみる。蟹身と異なり濃厚な蟹味がする。雑味が一切なくまろやかな味でもある。強いて言えば雲丹っぽいかな。なるほど、これは贅沢品だなあ。

紹興酒
上海料理には紹興酒ですよ。というとで紹興酒が次々に出てくる。大連だと紹興酒はあんまり飲まなくて白酒だけになるので国が広いと文化も大きく異なってくるものですね。

「紹興酒いけるならこれも多分気に入りますよ」って出された灰色の四角い物体。揚げ豆腐に似た食感でクセもない。確かにお酒の肴になりそう。で、正体は?
「これが臭豆腐ですよ」
な!?台湾で離れていても匂いでそれとわかる臭豆腐がこれ!?
聞いところ、加工中の匂いはすごいが調理後はこんなものだとか

お酒の持ち込みに関して
大連でも気になっていたのですが、中華人民共和国ではレストランにお酒を持ち込むことは合法になっているということです。当然、店内で買うよりも安いので持ち込む人は多いのだとか。つまり、日本のようにお酒と適当な冷凍食品でぼったくるという商法は通用しないらしい。食事を提供するならきっちり味で勝負しろってことか。

2時間ほど食事とお酒を堪能して宿まで送ってもらいました。
ありがとうございます。

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