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2026-03-29

カンボジア旅行 3日目

アンコールワット3大遺跡観光ツアー

アンコールワットの朝日

ホテルのロビー
カンボジア旅行3日目は1日観光の日です。私の旅行としては珍しく1日ツアーをベルトラを通じて予約しました。昨年の年末年始くらいまで隣国のタイと国境で戦闘が発生していて情勢がよくわからなかったので安全のために現地と確認の場を用意しました。
幸いにも停戦してシェムリアップの観光は問題ない状況になっています。
そのツアーはホテルまでの送迎がついているということなのでロビーでガイドさんと待ち合わせです。ガイドさんは日本語がかなりネイティブのカンボジア人でサムナムさんです。「サムナムです。三男でなく五男ですけどサムナムです」が持ちネタでした。なかなかおもしろい。
各所のホテルを回って計8人が今回のツアーで同じ旅路を過ごします。

アンコール遺跡群チケット販売所
アンコール遺跡群は共通の入場チケットが必要ということでまずはチケット販売所に行ってチケットを買います。チケットは1日券と3日券と7日券があり、私は1日券を購入します。チケットは顔写真付きでハサミが入った状態の写真を撮影していると紛失しても写真データで代用できるらしい。ハサミが入った状態なのは不正防止ですね。3日券や7日券は連続した日付でないので1日券も含めて利用時に該当日にハサミが入る感じです。

アンコールワット
まずは朝日を見るためにアンコールワットに向かいます。
そして、この人数で朝日を待ちます。すごい人ですが、サムナムさんによると春分の日や秋分の日前後は真正面から日の出が見られるので外国人からもカンボジア人からも人気らしい。

朝日
人混みのなか、待ちに待って朝日が見られました。
確かに正面からの朝日は特別感ありますね。アンコールワットといえばこの3つの尖塔のシルエットが有名ですね。

朝食休憩

朝食
朝日を鑑賞した後は一旦ホテルに戻って朝食と休憩になります。
Angkor Landの朝食はプール近く食堂でビュッフェスタイルです。ご飯と惣菜という感じですね。
青梗菜のほうが辛目の味付けで豚肉のほうが甘かったです。予想外だったのが卵焼きとケチャップと思ったらクレープにジャムでした。
朝食の時間込みで2時間くらい休憩できます。
サムナムさんによるとホテルに朝食に戻るのは日本人特有らしくて欧米人は朝日の後にお弁当を食べながらアンコールワットの見学を続けるらしい。これは日本人が朝食にがめつい、というわけでもなく西向きのアンコールワットでは午前中に逆光になって写真映えが悪いかららしい。そのため、日本人向けツアーではアンコールワット見学は午後になっているそうな。

アンコール・トムの南大門

南大門
午前中の見学はアンコール・トムの方になります。両者の区別がついてなかったのですが、説明によるとアンコールワットは寺院でアンコール・トムは城塞都市らしい。そうなると、アンコール・トムの中にアンコールワットがありそうですが、アンコールワットができてから別の場所にアンコール・トムを建設したのでトムとワットは離れた場所にあります。
アンコールトムは南がメインの入口のようです。

悪魔の像
城塞都市アンコールトムは堀で囲まれて東西南北の城門に橋がかけられています。なんか支那の城郭都市と同じですね。
橋には片側一列に悪魔の像が並んでいます。

神の像
反対側は神の像が並んでおりどちらもヘビが率いています。
ヒンドゥー教と仏教が混じって独自の文化になってる感じがしますね。

バイヨン寺院

バイヨン寺院
アンコールトムの中央にはバイヨン寺院があります。

尖塔
アンコール遺跡は崩壊が著しくて修復を続けている感じです。このバイヨン寺院は日本の修復が入っています。サムナムさんが場所ごとにフランスや日本など様々な国の支援で修復されていると伝えてくれます。
こんなにも崩れているのは材質の問題もありますが、それよりもカンボジアの歴史の影響が大きく、古くの宗教戦争からポル・ポト時代の内戦や国の混乱による盗掘などの影響があったようです。

壁画
寺院には壁の彫刻という形で当時の雰囲気がわかります。
当時の戦争の様子ですが、老若男女問わず参加していて支那人の傭兵も描かれているのが興味深いです。

象のテラス

象の彫刻
バイヨン寺院の北側は象のテラスと呼ばれている遺跡になっています。

闘像
色々用途はあったようですが、戦争で勝利したときに東の勝利の門から凱旋してくる舞台を閲兵したところみたいです。

ライオン
とにかく彫刻が多いのですが、平時では像に騎乗して戦うようなこともやっていたらしいです。

ライ王のテラス
アンコールトム内の遺跡はあまり残ってない感じだけど、他の建物は木造が多かったようで現在までは残っていないようです。
熱帯故にそのあたりは仕方ないのかな。

タ・プローム

入口
続いての遺跡はタ・プロームです。ここも定番のコースらしい。

この溝は雨季になると水が溜まるらしい。
ここに限らず雨季の水をためて使うというのはここでの基本らしい。

内部
タ・プロームは熱帯雨林に侵食されていてこの趣がトゥームレイダーの撮影に利用されたらしい。

内部
木々の侵食で内部は迷路の用になっています。サムナムさんからも迷うことがあるのでしっかりついてきてほしいと言われました。

内部
ここまでで12時過ぎなので昼食になります。このツアーは昼食と夕食が含まれています。

Neary Khmer Restaurant

Neary Khmer Restaurant
お昼は市街地のNeary Khmerというレストランになっていました。

昼食
ツアーに料理は含まれていて多分カンボジアらしい料理が並びました。参加者8名のうち6名がビールを頼む中で申し訳ないですがコーヒーを頼みました。ここで飲むと午後は倒れそうです。
料理は素材の旨味を出していてとても美味しいです。料理名はさっぱりわかんないのが難点で別の機会に頼むのは難しそう。ベトナムの方の料理と似ているところもあるので共通するところがあるんでしょうね。

御飯のあとはマッサージ屋さんにて休憩となりました。1日で最も暑い時間帯の遺跡見学を避けるためでもありますね。ツアーではマッサージと国立博物館の選択となりましたが、全員がマッサージを選択しました。

アンコールワット

番犬
15時半くらいから満を持してアンコールワットの見学になります。古今東西入口に番犬を置くのは変わらない文化ですね。ここはライオンらしい。尻尾は全て盗まれたとサムナムさんが説明してくれます。なんでわざわざかは尻尾の付け根に宝石が仕込まれているという噂があったかららしい。

補修
西からの入口はフランスの植民地時代から補修が進んでいます。
フランス植民地時代は遺跡のあり様を重視して補修するというユネスコの方針がなかった時代なので補修はコンクリで行われている。

入口
アンコールワットは西向きに作られているので午後のほうが写真映えするのは本当ですね。西向きの建築というのはかなり珍しいです。ただ、ヒンドゥーも仏教も西を特別な方角とする考え方があるのでその影響かもしれない。

王の門
朝はすし詰め状態だった入口もこの時間になると本来の参拝客が多いですね。
観光客は邪魔にならないように入っていきます。

門の銃痕
門の凹みはポル・ポト時代の内戦の銃撃の後で弾丸はまだめり込んでいました。
その他手榴弾の跡などがあちこちに残されていてカンボジアの歴史が刻まれているようです。

池に映る尖塔
アンコールワットは正面から3本の尖塔が見えることで有名ですが、実際は中央と四隅の計5本の構造です。手前の池からだと斜めに見えるので反射して5本の尖塔が見えます。手前の樹木はこんなに大きくなりすぎて尖塔を隠すようになってしまった。でも、世界遺産だから切るわけにもいかない。ということらしいです。まあ、樹木に隠される尖塔というのも悪くないとは思うんですけどね。

浴場
第1回廊を抜けてあるくぼみは王の浴場らしいです。お湯を貯めるのではなくて雨水を貯める方式らしいです。今でも排水溝を塞げば雨季に貯めることはできそうだけど重みで沈下するのでできないらしい。ただ、浴場に入る階段が急角度なのが気になる。王が使うには厳しすぎる気がする。

落書き
この遺跡自体は1200年前後に作られていてその後に様々な人が訪れていて色々な国の言葉で落書きが残されています。日本人のものもありますよ。日本人は墨で書いていくので遺跡に優しいです。とはサムナムさんの言葉です。異国の異文化の宗教施設に消えない落書きを書くのはどうなんだろうと思うけど後世だとこれも研究材料になるのでわからないものです。ちなみに墨は経年劣化に強い性質があるので千年単位で残り続けます。

中央
中央の施設がメインで手前の階段は一般人用で角度が非常に急です。サムナムさんの説明だと60度くらいの勾配があるとか、中央の階段は王専用で緩やかですというけど、それでも急角度です。浴場といいクメールの王は足腰が強くないとダメらしい。

登り口
かつては観光客も急階段を登っていたのですが、酔っ払って落ちた人がいるとかで東側にまだマシな階段が増設されています。まあ、本当にマシという感じですね。

上から北方向
上からの眺めはまずまずという感じです。平城の天守閣よりはだいぶ低い感じなのでそこまで遠くは見ることができないです。もしかしたら当時は一大都市で樹木を伐採していて遠くまで町並みが広がっていたのかもしれない。

第3回廊
上部は広くない回廊で一周できる感じです。
中央の尖塔の四方に祭壇があって用途のメインは祭事という感じですね。

第1回廊
回廊の比較的保存状態のいい部分で説明を受けています。
ここは中央が現世、上部が天国、下部が地獄を表していて、中央が審判をこれから受ける死者の列らしい。バイヨン寺院は戦争の様子だったので、こっちが改めて宗教施設というのがわかりますね。

夕日
ここでの見学時間は2時間半くらいで最後は夕日をみて終わるツアーとなっています。
17時くらいの段階では太陽が見えていたのですが、

夕焼け
日没時は西に雲が出てきて今日は日没を見ることはできませんでした。
気象情報を見ると西方では雨雲が出ているようですね。降雨には至らないけど夕方に雨雲が出るのは乾季では割とある。

Amazon Angkor Restaurant

Amazon Angkor
ツアーの最後はクメール文化の踊りを鑑賞しながら晩御飯です。
会場は市街地のAmazon Angkorです。かなり会場が広くて観光客も大勢が入っています。

ビュッフェ
晩御飯はビュッフェ形式になっていました。

夕食
この後はホテルに帰るだけなのでビールを飲むためのツマミをチョイスしてきました。

ココナツダンス
ココナツを持って踊るド直球のココナツダンス
軽快な音が印象的です。

メカラ
水の女神のメカラが悪魔のレアム・イサウを退治するストーリー
これは日本の神楽っぽいですね。

漁師の踊り
地方から伝来している地元の踊りらしい
これにもストーリーがあって地元の美人の少女に告白する少年らしい。

これは説明がなかったのでよくわからないけど孔雀なのかな。

アブサラ
最後はアンコール王朝時代の宮廷で踊られていたものらしい。
今はお金を出せば誰でも見れますね。とはサムナムさんの言葉です。

以上でツアーは終わりでホテルまで送ってくれました。
5時スタートで21時解散という長い1日ツアーでしたが、昼食・夕食込みで1万円少々なのでかなり割安です。この手のツアーよろしくお土産屋さんにもよるのですが、日本人が出しているお店で客引きしてこないのでのんびりすごせます。また、日本人がデザインしているお土産屋さんなので個包装のお菓子を売ってるなど非常に日本人にありがたい仕様になってます。そのため、お土産屋さん時間も満足行くものでした。
催行はサザンブリーズが行っています。リピートしてもいいと思えるツアーでした。

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