はじめに
博多にある支社に新人が入社しました。なんて物好きな。一緒に仕事をする機械にも恵まれたのでちょっと顔を拝みに行ってきます。ついでに五島行きのフェリーにも乗ってみます。
博多港から五島方面に行く野母商船の船は太古という名前で総トン数約1600トンで対馬航路のフェリーよりも小さいです。こんな小さい船で運航しているんだから需要もないってことだろうと高を括っていたら、予約するときには既に最下層のフリーダム雑魚寝エリア以外は埋まっていました。まじか・・・
旅程
旅程 |
旅程(九州北西部拡大) |
旅程(小値賀島拡大) |
旅程(中通島拡大) |
1日目
EH239
羽田空港第2ターミナル |
始発電車を乗り継いで羽田空港に来ました。
3連休前日の金曜日、休んで4連休にする人は多くないようでそこそこ多いなと行った印象程度です。
しかし、搭乗便は6:25発なので保安検査はあと5分です。急いで保安検査を受けます。
無事に保安検査を通過して、今日のゲートは61番です。検査場すぐの一番いい場所です。さすが福岡便は扱いが違いますね。
羽田空港61番ゲート |
ANAウィングスの運航で機材はB737-800でほぼ満席といった感じです。しかし、私の列は中央席が空席でした。これは幸運です。私の前の窓側席も空いてましたが、係員さんが名前を呼んで探している。どうも保安検査場を通過したあとに行方不明になったみたいです。結局ドアクローズまで現れませんでした。ご愁傷さまです。
6:30
そんなトラブルもありましたが、定刻5分遅れで羽田空港を出発します。今日はRWY34Rからの離陸になりました。
ほぼ定刻で福岡空港RWY16へ着陸しました。福岡空港はこの滑走路なら海から直接なので早くていいですね。スポットは12Rとなりました。羽田からの便とはいえ小型機なので端の方になりましたね。
大任町観光
今夜は野母商船のフェリー太古で五島方面へ行くのですが、その前に未踏の地である大任町に行ってみようかと思います。そのために福岡空港へは早朝の飛行機にしました。
大任町は北九州空港のほうが近いのですが、北九州空港は行橋方面とのアクセスが悪く、大任町へのアクセスが悪いです。一方で田川市には福岡県立大学があり、博多との間で高速バスが頻繁に往復しています。このため、福岡空港の方に軍配が上がります。
福岡市地下鉄1000N系 |
姪浜行きの地下鉄に乗って天神に向かいます。
天神高速バスターミナルへ到着しました。天神駅からは少し歩く感じですね。
今日は佐賀方面で大雨があったとかで筑肥線にダイヤ乱れがあり、その影響で空港線も遅延が生じていました。
9:18
9:18
福岡県立大学行きの西鉄バスに乗ります。このバスは天神が始発のようです。切符は自動券売機からクレカで購入しましたが、ICカード対応していたので事前購入不要でしたね。席は自由席で福岡都市高速を使うので乗客が多すぎた場合は次便に回される感じかな。
11:03
西鉄バス |
途中で渋滞もあって18分遅れで田川伊田駅に到着しました。バスは福岡県立大学まで行くのでここで見送ります。
見覚えがある田川伊田駅の駅舎です。2年前の2021年11月に来てますね。
さて、予定では10:58の田川市コミュニティバス伊加利線に乗る予定でしたが、とっくに出発してますね。どうしようかな。
11:32
田川伊田駅 |
さて、予定では10:58の田川市コミュニティバス伊加利線に乗る予定でしたが、とっくに出発してますね。どうしようかな。
大任町コミュニティバス |
駅前のベンチでどうしたものかと調べていると、コミュニティバスがやってきました。よく見ると行き先の大任町の文字が見えます。
目的地の道の駅まで行くか聞いてみると行くから乗れとのことです。これは渡りに船。
目的地の道の駅まで行くか聞いてみると行くから乗れとのことです。これは渡りに船。
あとから調べてみると、大任町のコミュニティバスは町民専用で伊田駅往復便のみ空席があれば乗せてくれるというものでした。なるほど、Google Mapに出てこないわけです。
しかも、このバスの利用は無料ということです。炭鉱閉山でメインの産業はジャパニーズマフィアのこの地でどういうお金の出処なんだか・・・
11:41
道の駅最寄りの六本松で下車しました。
降りるときは「大声で運転手に知らせる」ということでした。料金は本当にかからないので、料金表も料金箱もなし。本当にバスなんだろうか。
大任町の道の駅は半分地元のスーパーのようになっている感じのタイプの道の駅です。
しかし、フードコート形式の食堂と温泉施設があるのがありがたい。
道の駅おおとう桜街道 |
しかし、フードコート形式の食堂と温泉施設があるのがありがたい。
このあと福岡の同僚に会いに行くのでお土産を購入します。東京から福岡に会いに行くのに福岡のお土産を渡すという点には目を瞑ってもらおう。朝早すぎて羽田空港の売店は開いてなかったんですよ。
お昼ごはんはとり吉さんの唐揚げ定食にしました。唐揚げは注文から揚げるので少々時間はかかりますが、揚げたてが提供されます。熱々サクサクで味はふつうに美味しいくらいです。
とり吉 唐揚げ定食 |
食べながら何となくテレビのニュースを見てると田川市市長が大任町町長を強要未遂で刑事告訴したという報道がされていました。マフィアの顔役に対して何してんねん・・・
今晩は船なので温泉も利用させていただきます。493な土地柄なのでそういう系かと思ってましたが、こちらはスジモンお断りということでパンピーに優しい仕様になっていました。薬石浴が目玉っぽかったですが、追加料金が必要なのと時間がないので残念ながら割愛となりました。お風呂はぬる湯で私好みの温度でした。これはまた利用したいところです。
帰りは大任町のコミュニティバスの時間が合わないので田川市のコミュニティバスを利用しようかと思います。彦山川を渡り、1kmほど歩きます。
14:11
天然温泉さくら館 |
彦山川 |
田川市コミュニティバス |
マイクロバスがやってきたのでこれで田川伊田駅まで行きます。こちらは均一料金で200円の運賃が必要です。降車ボタンもあってちゃんとバスしてます。
14:20
14:20
田川伊田駅に到着です。
14:49
福岡県立大学から来た西鉄バスで博多に戻ります。同じ経路はつまらないかなと思ったのですが、時間的にこれになっちゃうのが難点です。
そう思ってたのですが、途中で飯塚庄内田川バイパスを離れて近大前で学生を大量に拾いました。なるほどと思っていましたが、近大生は新飯塚駅で降りて行きました。この間2kmなり。若者よ、歩けw
会社最寄りのバス停である荒戸一丁目で下車しました。ここまでは大濠公園行きでしたが、本数はとても多い感じです。所要時間は11分ほどでした。
タクシーに博多港へ送ってもらいまして、今日乗る船は野母商船の太古になります。
6時半になって観光案内所が開いたので今日の移動手段を借ります。
小値賀島は東西6km南北4km程度なので自転車で十分でしょう。ただ、火山島なのでアシストは必須と思いました。
出港は23:45なので、乗船手続きして少し待ってから乗るといういい時間かな。
そう思ってたら、乗客が多い影響なのか、21:45から乗船ということで既にもう乗船開始されていました。
そして、私がそれに気がついたのは22:40でした。これは寝床は絶望的かと思ってましたが、船員さんがきっちり詰め込めるように案内をしていたので寝床が確保できました。今日は本当に乗客が多いようで、キッズルームやリフレッシュルームも一般室開放されていました。遅れたにも関わらず、キッズルームが開いていました。キッズルームは怪我防止のために床が柔らかいクッション性で寝るには最適ですね。
23:44
船が岸壁から離れました。明日は朝が早いので特に見学もせずに就寝します。
2日目
小値賀観光
小値賀港ターミナル |
4:40
フェリー太古は小値賀島の小値賀港に到着しました。
太古は港の到着前後だけ照明をつけるようで小値賀の前の宇久でも目が覚めましたが、結構快適に寝れました。これ寝台だったら寝過ごしてたかもしれない。
まだ未明と行ったところでターミナル内に仮眠所が用意されていました。男女別になっていてなかなかしっかりしています。
ヤマハPAS |
小値賀島は東西6km南北4km程度なので自転車で十分でしょう。ただ、火山島なのでアシストは必須と思いました。
案内所でサイクリングマップももらったので、モデルコースを回ってこようかと思います。
コースは東廻り2時間、西廻り2.5時間という案内だったので、午前中は東で午後は西にします。食事処があるような集落はほぼ港周辺に限定されるのでお昼は港に戻ってくるようにします。
2つの島を繋げた公共事業の犠牲になった牛の慰霊塔らしい。
700年前の工事にしてはかなりの大規模な感じになるんだけど本当だろうか。今ではこの碑文でしかわからない。
文字通り赤い浜。この色は酸化鉄かな。この島が火山由来だからなのでしょうね。
コースは東廻り2時間、西廻り2.5時間という案内だったので、午前中は東で午後は西にします。食事処があるような集落はほぼ港周辺に限定されるのでお昼は港に戻ってくるようにします。
牛の塔 |
700年前の工事にしてはかなりの大規模な感じになるんだけど本当だろうか。今ではこの碑文でしかわからない。
赤浜海岸 |
海水浴には向かないということもあって誰もやって来ない。1時間半ほどのんびり過ごしました。この時間を無駄に使ってる感じは休暇っぽくもある。
小値賀空港 |
定期便はないのですが、廃止はされてなくて緊急時や災害時に使えるように管制業務はあるらしい。
地ノ神島神社 |
唐見崎 |
唐見とあるけど、方向は東なので絶対に見えないと思う。見えるのは野崎島で住民は1人らしい。観光地としては成立しているみたいで、同じ船に乗り合わせた人で野崎島に向かい人がいました。
島でよく見る牛注意の標識もあります。この標識の牛はなかなかの圧があってあると目に止まります。注意標識としては良く出来てる。
島内は牛の飼育が盛んなのであらゆる場所で牛を見かけますし、放牧している所も多いです。道路を横断しているのは見かけなかった。その代わり蟹がよく横断していました。蟹注意の標識はない。
路地の坂を上がっていった場所にあるなかなかおしゃれなお店です。
黒板にあった限定メニューの冷やし五島うどんにしました。冷やしてない方の五島うどんを知らないのですが、生パスタに甘辛い牛肉を乗せた感じです。とても美味しい。
うどんって感じじゃないんだけどな。
美味しかったので、このあと毎日五島うどんを食べることになる。
調べてみると、五島うどんは一般的なうどんとは異なり延ばす方法で製麺するらしい。その際に椿油を使って延ばすのが特徴とのこと。なんか太い素麺?
出汁はアゴだしでとても優しい味で食べやすいです。
午後は西廻りコースをめぐります。コースは時計回りなのですが、それだと最後が姫の松原になってしまうので、あえての逆回りをします。
美味しかったので、このあと毎日五島うどんを食べることになる。
調べてみると、五島うどんは一般的なうどんとは異なり延ばす方法で製麺するらしい。その際に椿油を使って延ばすのが特徴とのこと。なんか太い素麺?
出汁はアゴだしでとても優しい味で食べやすいです。
柿の浜海水浴場 |
まずは海水浴場です。私は金槌なので海水浴とは無縁なのですが、透明度の高い水でシュノーケリングしてる人もいました。ここは浴場として整備されているのでトイレやシャワー室もありました。
ちょうどいいので15分ほど食休みにします。
海水浴場を更に進んで長崎鼻と呼ばれる岬です。
ちょうどいいので15分ほど食休みにします。
長崎鼻 |
ダキはこの辺で崖を意味するらしい。崖にかこまれた浜辺という海賊でもいそうなスポットです。ここに来る道は舗装されてないのでちょっと注意が必要な感じでした。
隣の斑島に行くために橋を渡ります。
波と石ころが岩を縦に掘った穴が見れます。国内最大級らしい。
たぶん潮が満ちてると見えないのですが、ちょうど時間が良かったのか見ることができました。結構深い竪穴なのでなかなか怖い。
小値賀島に戻ってきて綺麗に整備された芝生の公園があったので50分ほど休憩しました。
サイクリンコースから少し離れますが、黒島園地によりました。
斑大橋 |
サンセットポイント |
斑島を時計回りに進みます。
最西端にサンセットポイントがあります。斑島はアップダウンがあって自転車ではなかなか大変です。また、観光案内所の営業が18時までなので、サイクリングでサンセットを見るのはなかなか難しそう。12月ならワンチャンあるか・・・?
計算してみると12月の冬至付近で日没時刻が17:17で、ここから港まで45分らしいので本当にぎりぎり行けそう。ポットホール |
たぶん潮が満ちてると見えないのですが、ちょうど時間が良かったのか見ることができました。結構深い竪穴なのでなかなか怖い。
前浜公園 |
天気がいいのでなかなか暑いです。
黒島園地 |
ここの眺めはよくて、笛吹集落と小値賀のメイン港が一望できるのがいい感じです。
じっくり見学したかったのですが、雷が鳴ってきて、雨が遠くに見えました。雨がふるかもしれないので戻ることにします。
西廻りは観光と休憩いれて3時間半くらいでした。
好みはあるのですが、どちらかといえば東周りの方が良かったかな。
好みはあるのですが、どちらかといえば東周りの方が良かったかな。
旅館タイプの部屋にはユニットバスもついています。
明日は今朝来るときに使った太古で中通島に向かうのでかなり早朝になります。宿の人に伝えると鍵をフロントの鍵指しにおいておけばいいですよということでした。手慣れた感じです。私と同じように太古で中通島方面に向かい人も多いのでしょう。
18時の夕食時になったのでご飯を探しに出かけます。
狭い島で予約なしの飛び込み予定なので夕食なしになるかもと怯えながら店をめぐり、4店目で入店することができました。やはり結構難しかった。
入れたのはこにしさんです。
生ビールがあったのでとりあえず頼みます。
お通しはお刺し身が出てきました。このへんは島ならではという感じです。
すぐ出る肴として冷奴を頼む。
大切りサイズで出てきた。これだけでお腹に溜まりそう。
基本は焼き鳥屋さんなのですが、見慣れないメニューとして鳥刺しがあったのでそれを頼みました。
この鶏に合うのは焼酎かな。
4:50
11:16
18時の夕食時になったのでご飯を探しに出かけます。
狭い島で予約なしの飛び込み予定なので夕食なしになるかもと怯えながら店をめぐり、4店目で入店することができました。やはり結構難しかった。
こにし 生ビール |
生ビールがあったのでとりあえず頼みます。
こにし 刺し身 |
こにし 冷奴 |
大切りサイズで出てきた。これだけでお腹に溜まりそう。
こにし 赤鶏のたたき |
こにし 焼酎水割り |
店員さんは父母息子といった家族経営な感じでした。お客は少なく入店時は私だけでした。鶏メインなので観光客の選択肢から外れるのが原因でしょうね。注文が入るまで3人がテレビを見ていて、注文が入ると動き出して、提供すると最初に戻るという感じ。RTSかな。テレビも店員からしか見えない位置に置いてあり、一人客が見れないのもいまいちな点です。
料理の味はそこそこ、量は多め、値段は島価格で高い。飛び込みでも問題なく入店できるのはメリットですけどね。
1時間ほどで退店して宿に帰って就寝します。
44kmほどサイクリングしたので疲れました。明日も早起きなので早寝します。
3日目
太古
3:00
起床。外から雨音が聞こえます。今日は雨かな。
3:30
宿を出発しましたが、雨は豪雨になっていました。
道が川になっとる・・・
しかし、雨が止むまで待ってたら遅くなるかもしれない。雷も鳴る中、覚悟を決めて港まで向かいます。
4:00
ターミナルがオープンして中にはいれました。
服は中まで上も下も濡れてしまった。とりあえず、着替えさせてもらいました。傘を差してたので着替えとスマホは死守できました。
しかし、乗船券を受け取るときにトラブルが
「これ、昨日の予約ですね」
なんですと!?
メールから予約を確認すると確かに昨日の日付になっていました。
今日の船を購入できるか聞いてみると問題ないということだったのでなんとか事なきを得ました。
どうやら、「昨日博多から到着した(金曜出発)」「翌日の便で青方に向かう(土曜出発)」で、「博多(金曜)→小値賀(土曜)、小値賀(土曜)→青方(土曜)」のルートが完成してしまったらしい。日付をまたぐときは要注意ですね。
野母商船 太古 |
青方港に向けて太古で出港します。
青方までは50分の船旅です。
船内の自販機で朝ごはんを購入しました。青方のターミナルで何か買ってもいいんですけど、船内でも時間ありますしね。
5:40
日清 シーフード |
船内の自販機で朝ごはんを購入しました。青方のターミナルで何か買ってもいいんですけど、船内でも時間ありますしね。
青方港 |
青方港に到着しました。
小値賀港よりも遥かに小さいのは予想してなかった・・・
予約時間まではまだ時間があるので、この休憩スペースで時間調整します。
なお、仮眠できるこの場所ですが、利用者は私しかいなかった。野母商船で中通島に来る人は少ないらしい。
なお、仮眠できるこの場所ですが、利用者は私しかいなかった。野母商船で中通島に来る人は少ないらしい。
なんなら、職員さんもさっさと窓口を閉めていなくなった。ええんかそれで
7:30
新上五島町観光
6:32
ターミナルを出発します。
レンタカーは有川で借りるので青方から有川まで移動しないといけません。
のんびり徒歩でも良かったのですが、今日は雨なので途中はバスを利用しようかと思います。
西肥バス |
7:18
青方から鯛ノ浦行きのバスに乗ります。青方港からにしてくれればいいのにとは思うけど、需要がないんだろうなあ。
そしてこのバスはICカード対応してありました。離島のバスまでもICカード使えるようになりましたか。
箒山バス停 |
トヨタレンタカーさんでアクアを借りることができました。
天候が悪いので無理かと思ったのですが、小値賀島までは5kmなので問題なく見ることができました。
有川まで戻るとお昼前でした。このあとは頭ヶ島に向かうのですが、向こうは大きな集落がないのでここでご飯にします。
五島うどんと鯨串が食べられる定食にしました。
うどん茶屋 遊麺三昧 |
遊麺三昧 鯨串定食 |
有川ではくじら料理が古くからあるということらしいです。クジラは初めて食べたのですが、確かに哺乳類の味がする。今まで味わったことない感じですが美味しいですね。そういえば最近は海の駄犬の話題を聞かなくなったな。日本がいなくなって資金源がなくなったんだろうか。
午後は頭ヶ島の教会に行ってみました。世界遺産らしいので観光客がいっぱいです。
頭ヶ島天主堂 |
日本仏教の墓石の上に十字架が生えとる。なるほど、キリスト教が融合するとこうなるのか。
頭ヶ島は上五島唯一の空港である上五島空港RJDKがあります。こちらも小値賀空港と同じで定期便はないが廃止もされていないという状態です。
北東まで行ったので逆方向の南西側にも行ってみます。
上五島空港 |
日島の石塔群 |
若松島・有福島を経由して日島にきました。ここは謎の石塔群がお出迎えしてくれます。
よくわからないらしいですが、隣は普通に墓地だったのでまあ墓石だったんじゃないかな。
日島と有福島は橋ではなく普通に埋め立て堤防で繋がっていました。元々砂嘴で繋がってるような感じだったのかな。
15時を過ぎてチェックインできる時間になったので宿に来ました。
よくわからないらしいですが、隣は普通に墓地だったのでまあ墓石だったんじゃないかな。
長崎県道169号線 |
ホテルマリンピア |
今日の宿はホテルマリンピアさんです。今日は時折豪雨も交じる天候で観光しにくいです。もう宿に引きこもってしまいます。雨程度なら傘を差して観光するのですが、豪雨になるとちょっとつらいです。
部屋は普通のシングルですね。
晩御飯は宿までの移動の途中にあったスーパーで調達してきました。というのも、この宿は有川の中心地から少し離れていて往復2kmほどあります。豪雨の可能性がある中をこれはつらい。車で移動すると飲酒ができないという点もあってスーパーで惣菜を買ってきました。
展望台からの景色は幻想的な感じでした。
ホテルマリンピア シングル |
カミティ 寿司 |
カミティ 天ぷら |
カミティ こなもん |
小値賀と違って新上五島は天候に嫌われちゃったなあ。
4日目
新上五島町観光
9:35
今日も天気は時折豪雨が交じる雨模様です。
そろそろチェックアウトして奈良尾港に向かわないとならない。
廬山の滝 |
港に向かう道すがら少し観光していきます。
雨がないと流れない滝が豪雨だとどうなるか、答えは濁流になる。
ものすごく土壌が削れてる気がします。
長崎県道22号線 |
昨日よりも雨が酷くて、前方の確認が難しくなるほどの雨がふることもあります。
安全な場所に駐車して雨が弱まるのを待ちます。ナビが冠水に注意と教えてくれるのも初めて聞きました。
米山展望台 |
奈良尾近くの展望台が最後の立ち寄り地です。
雨雲レーダーを確認して小ぶりになった隙間を見て展望台に向かいます。
奈良尾 |
これもいい感じなんだけど、ここが見せたかった景色はこういう感じじゃない気がする。
奈良尾港ターミナル |
奈良尾港近くのトヨタレンタカーさんに返却してターミナルまで送ってもらいました。
五島最後の食事も五島うどんで〆ることにしました。まあ、このうどん屋さんしか選択肢がなかったんですけどね。
長崎行きの九州商船のフェリーの出港までは2時間ほどありますね。
五島うどん・ならお |
ごぼう天うどん |
ごぼう天は注文受けてから粉を準備するという感じで少々時間がかかりますがとても美味しかったです。
その後、足湯でのんびりしたかったのですが、また豪雨が降り始めたので断念しました。ターミナルでフェリーを大人しく待ってよう。
13:35
帰路
13:00
ようやくカウンターが開いて乗船券が購入できました。出港35分前ですが間に合うくらいしか需要がないのかな。
九州商船 万葉 |
九州商船のフェリー「万葉」は定刻通りに長崎に向けて出発しました。
船は福江から奈留島を経由してやってきているので結構な人が乗船していました。奈良尾用スペースが2つだけ確保されていたのですが、ジジババツアーと重なり奈良尾からも結構な人数が乗り込みました。こちらは野母商船と違って最適に敷き詰める船員がいないです。スペースを確保することができてよかった。
長崎の入り口にある女神大橋が見えてきたら船旅も終了ですね。
女神大橋 |
長崎港に到着しました。
長崎空港は長崎の街からは離れた位置にあるのでバスで移動します。
これから長崎空港に向かうのですが、長崎港ターミナルからは空港行きのバスはないみたい。駅前からかな。
県営バス 高速バスターミナル |
長崎駅前のバスターミナルから空港行きバスに乗ります。こちらのバスもICカード対応済みでした。駅前からの乗車は少なかったのですが、途中の中華街で多くの乗客が乗ってきて乗車率は8割位になりました。
18:07
長崎空港 |
長崎空港に到着です。50分くらいかな。広島や大分よりは近いですけど、それでも結構時間かかりますね。
晩ごはん時ということもあって空港のレストランには行列ができていましたが、蜂の家さんだけは空席がありました。1階の隅という立地の問題だろうか。
蜂の家 レモンステーキ |
注文は佐世保名物のレモンステーキにしました。こちらのお店は配膳がセルフにも関わらず強気の空港価格設定でした。正直に高い。この辺が空席の多さに繋がってるのかもしれない。
帰りの飛行機は最終便でまだ時間があるのでカードラウンジでのんびり過ごすことにします。長崎空港のラウンジは制限エリア外というのが少し使いにくいです。
アザレア ビールセット |
6J38
帰りの飛行機はソラシドエアの最終便です。ラウンジにいるときに既に25分遅れの発表がされていました。しかし、到着便は21:07にようやく長崎空港に着陸しました。この時点で30分遅れの発表がありましたが、搭乗案内開始が21:30で出発が21:35は流石に無理そう。もっと遅れそうです。
21:54
JA802X |
ソラシドエア38便は長崎空港の9番スポットから出発しました。RWY14からの離陸になりました。定刻よりも49分遅くなりました。搭乗率もほぼ満席という状況なので搭乗に時間がかかるのは仕方ないです。
ソラシドエアは普段あまり利用することがないので同社のオリジナルであるアゴユズスープを頼みました。五島うどんと同じ味がします。ゆず感はあんまりないかな。
アゴユズスープ |
23:30
羽田空港RWY23への着陸になりました。ここへの着陸は初めてですね。ただ、駐機スポットまでは遠そう。
駐機スポットは54番でしたが移動は8分かかりました。
終電は諦めました。さあ、どうやって帰ろうかな・・・。
お土産は五島うどんを買って帰りました。五島のうどんが美味しかったので楽しみです。
計 118,603円
お土産
お土産 |
費用
- 交通費
- ANA
- 羽田→福岡 15,550円
- 長崎→羽田 21,770円
- 野母商船
- 博多→小値賀 4,000円
- 小値賀→青方 960円
- キャンセル料 960円
- 毛布 100円
- トヨタレンタカー
- 1日3時間0分 198km 18,810円
- 割引 ▲2,882円
- マイル ▲850円
- ガソリン 7.00L 1,430円 (28.29km/L)
- 福岡市地下鉄
- 福岡空港→天神 260円
- 大濠公園→天神 210円
- 西鉄バス
- 西鉄天神高速バスターミナル→伊田駅 1,520円
- 伊田駅→中洲 1,520円
- 中洲→荒戸一丁目 240円
- 大任町コミュニティバス
- 伊田駅→六本松 0円
- 田川市コミュニティバス
- 伊加利公民館→田川伊田駅前 200円
- タクシー
- 天神→博多港 1,150円
- 西肥バス
- 青方→箒山 290円
- 九州商船
- 奈良尾→長崎 4,080円
- 長崎県営バス
- 長崎駅→長崎空港 1,200円
- 宿泊費
- 2日目 8,500円
- 3日目 6,600円
- 食費
- 1日目昼 580円
- 1日目夜 6,000円
- 2日目朝 550円
- 2日目昼 980円
- 2日目夜 4,130円
- 3日目朝 250円
- 3日目昼 1,200円
- 3日目夜 2,148円
- 4日目朝 89円
- 4日目昼 800円
- 4日目夜 3,000円
- その他 1,419円
- その他
- 天然温泉さくら館
- 入浴料 650円
- マッサージチェア 200円
- おぢかアイランドツーリズム
- レンタサイクル 2,000円
- 長崎空港
- アザレア ビールセット 650円
- マッサージチェア 300円
- お土産 8,039円
計 118,603円
新たに追加された訪問地
さいごに
長崎の五島列島をホッピングしてきました。まだ、五島市があるのですがこちらは休日が不足していたのでまた後日に訪れようかと思います。小値賀島は風光明媚な島で今回は島を巡るのに1日自転車を漕ぎ続けましたが、のんびりと時間を浪費するのも良さそうです。日焼け止めは塗っていたのですが、見事に貫通したので涼しくなってからのほうが安心だったかもしれないです。
その一方で新上五島は連日の豪雨に見舞われました。移動手段的に逆にならなくてよかったのですが、この点は残念でした。また、小値賀と違ってキリスト教が生き残っている地域のようでここの観光は教会めぐりをするというのがおすすめらしいですが、訪問したのが日曜日だったのでいちばん有名な1箇所だけの訪問としました。これらのことから新上五島の魅力は十分に味わえなかったのではないかと思います。
今回はフェリーの予約日を間違えるという大きな間違いをしてしまいました。幸いにも空席があって事なきを得ましたが、乗れなかった場合は小値賀→佐世保→有川と1日かけて迂回するしかなかったです。夜行便が絡むと予約日を間違いやすくなるので注意していたのですが、確認が甘かったです。別の旅程も再確認しておくとしましょう。
ちなみに4日目の次の日は普通に朝から仕事だったので羽田からはタクシーで帰宅しました。追加出費はなかなかのものでした・・・。
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