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2026-01-12

エジプト旅行 3日目

エジプト入国

降機したのでエジプト入国へ進みます。機内で白いカードを貰ったのでこれが入国カードかと思っていましたら通路の途中に検問があってそこで回収していました。検問はあるけど記帳台はない。そういうわけで床や壁を利用してカードの記入を始める乗客たち、とてもシュールな光景です。私も壁際で記入して提出しました。どうやら武漢ウィルスの際の臨時健康調査の体制がまだ続いているらしい。
イミグレーションの前には入国カードと記帳台があってこっちが本来のものらしい。色は緑と赤の2色で緑はアラビア語しか書かれてないのでエジプト人用らしい。ここに限らずアラビア語で書かれていたらエジプト人向け、英語だと外国人向け案内なので割とわかりやすいです。
入国カードは簡単に記入ができたのですがビザカウンターが見つからない。VOAカウンターの案内はあるんだけど矢印の先には銀行しかないんですよね。どうにも見つからないので銀行のカウンターで聞いてみると、「25ドルだ」と返答されました。ここかーい!
特にパスポートの確認もなしに買えたVOAと入国カードとパスポートをイミグレーションに渡すと特に質問もなくパスポートにVOAを貼り付けてスタンプが押されて入国完了です。
e-Visaの申請と戦った意味よ・・・
なんか、入場券を買って入場しましたって感じでした。
ちなみに銀行の両替はというと深夜時間帯はやってないということで開くのは朝5時からだと教えてくれました。
到着ロビーにでるとタクシーの勧誘がありましたが、深夜時間帯だと行く先がないので断って出発ロビーに上がりました。出発ロビーは人が多いし、入場には搭乗券の確認があるので朝まで過ごすには問題なさそう。
ちなみに2時間後に成田からエジプト航空の直行便が到着しました。日本語の案内があって直行便の存在を知って愕然としました。私は2日がかりでやってきたのに・・・

Caffè Ritazza

Caffè Ritazza
朝まで待って銀行が両替業務を始めたので100USDを両替しました。返ってきたのは4760EGPでした。100EGP札で返ってきたのでなかなかの札束になりました。この100EGPはもっとも手軽に流通されているようでここで100EGPがたくさん手に入ったのはとても助かりました。エジプトは日本の物価の3分の1くらいなのかな。

パニーニ
到着ロビーのカフェで朝ごはんにしました。この旅でお金を出した初めての食事になりました。この組み合わせで1000円くらいなので多分に空港価格という感じです。

エジプト考古学博物館

エジプト考古学博物館
空港からUberを利用してエジプト考古学博物館にきました。カイロ空港のターミナル3からUberを利用する際は駐車場のB-5看板がピックアップポイントらしいです。ちなみにピックアップポイントとは全く書いていない。お陰で合流するのに凄く手間がかかりました。それでも忍耐強く運転手が待ってくれたのは私がUberの支払方法を間違って現金払いにしていたかららしい。最初の請求額は現金で25USDでしたが20USDまで値切れました。後日の利用を考えると15USDまでは値切れそうでした。Uberの提示額は207EGPなのでだいぶ高い。この種の交渉はUberの規約には反する行為ではあるのでとりあえず通報しておきましたが、Uberとしても妥協している点がありそう。
無事に送り届けてもらったエジプト考古学博物館はなかなか大きな建物で建物の前は池があって建物が反射して映っていてとても美しいです。手前の池はオアシスのイメージなのでしょうね。

館内
館内も広いのですが、それ以上に収蔵品が多いです。
収蔵品はミイラ文化を中心としたものや生活用品や文書類と豊富に揃っていて見ていて飽きない。

石棺
石棺も非常に多く収蔵されています。材質も1種類じゃなくて砂岩・花崗岩・玄武岩と様々です。どの素材でも精巧に加工されているのが印象的で当時の石工技術の高さがわかります。ちなみに5000年くらい前になるので日本は文化や文明がまだなかった。中国王朝の周代よりも前なので私としては時代感が全くわからない。
調べてみると大きく2つの時代があって、5000年くらい前の旧王国時代と3000年くらい前の新王国時代があったと考えて良さそう。前者がカイロ・ギザの感じで後者がルクソール中心という感じです。

ミイラ
日本人としてはやはりミイラの印象が強いですが、このミイラの収蔵品も多いです。ミイラを重ねた棚が端から端までズラッとある。ミイラ制作は一般的な埋葬の位置づけだったらしくて時代を減るごとに一般化していって最終盤では民間人もミイラになっていたかららしい。ただ、ミイラ制作は技術も時間も必要だったので用意できる費用でミイラのレベルが変わったらしい。制作に時間と費用をかけるとより長期保存できるミイラになるらしい。なんというか、とても現代的です。

死者の書
ミイラと同じく有名なのが死者の書です。この死者の書も収蔵品が多数あります。死者の書というので正確に書き記した写本がたくさんあるのかと思ったらそういうわけでもなく、長さも内容もまちまちのものがたくさんあります。実はこれも埋葬品で死者が死んでから迷わないようにこれからの行程を書いたガイドブックらしい。これも葬儀費用によって長さが変わる。なんというか、とても現代的です。
エジプト文明を学ぶと技術レベルの高さと現代に通じる経済概念に驚きます。これに比べると欧州中世時代なんかはよっぽど原始的です。エジプトは隣国のイスラエルで発生したキリスト教やらイスラム教に繰り返し征服されてナイル川の文明レベルは失われていったみたいです。一神教の支配と制服の力は強い。

ONATY

ONATY
たっぷり3時間以上見学して13時頃に博物館の敷地内にあるレストランに昼食のために入りました。これでも見きれないくらい収蔵品が多いです。

アイスコーヒー
食事ならコフタがおすすめということなので、それを頼んでドリンクはコーヒーを頼んだらお砂糖とミルクたっぷりのアイスコーヒーが出てきました。

スープ
牛肉を頼んだら冷静スープが出てきました。旨味たっぷりで穀類が入っていてなかなかボリューミーです。レモンを加えると酸味でさっぱりしてとても美味しい。
パンはエジプシャンでナンのように薄く焼いたパンです。
お皿の白いものは初めて見ますが胡麻ペーストのタヒーナです。パンと一緒に食べると美味しい。

ご飯
メインプレートのようにやってきたのはご飯と野菜です。ご飯は意外にも短粒種です。ただ、日本米のような粘り気はない感じなので食感は長粒米と同じような感じです。
野菜にフライドポテトが交じるのが見慣れない感じですが、エジプトでフライドポテトは付け合せとしては普通らしい。

コフタ
そして頼んだコフタが満を持してやってきました。そんなつもりはなかったのですがどうやらフルコースの料理だったみたいです。4000円は結構高いなあと思ったけどこれだけのセット料理なら納得です。
コフタは牛肉の挽肉を串につけて焼いた料理です。形態的にはつくねが近いかな。スパイスの効いた牛挽肉でとても美味しいです。
量がとても多くお腹に溜まる感じな料理でした。

カイロ・タワー

カイロ・タワー
博物館の後はカイロ・タワーへ移動しました。移動はUberを利用しました。今回はきっちりカードを登録してUber経由で決済しました。金額交渉もなくスムーズです。
カイロ・タワーは高さが東京タワーの半分くらいで展望台とレストランとカフェがあります。
展望台とカフェ・レストランの利用は別のチケットが必要で展望台とカフェ利用でチケットを買いました。展望台の利用は地元人は100EGPで外国人は350EGPなので3.5倍高い。全体的に外国人は3~4倍高い傾向があるので、ここは普通の外国人価格って感じです。

ナイル川下流方向
展望台は狭くてそして剥き出しです。周りに遮るものがないので風が強い。そして、案内の係員があっちを写真に取れとか動画を撮れとかとてもうるさい。極めて落ち着けない観光ポイントです。エジプト人は邪魔なくらい世話好きなのですが、ここはどうも理由があるみたいで展望台が狭いので時間制限があるみたいです。そのため効率よく見学できるようにやっているんだろうなあ。

ギザ方向
良かったのはギザ方面でピラミッドが見えます。結構遠くに見えるけどここから10km程度しか離れてないです。割と霞んでみるのは砂漠の砂埃とナイル川から発生する靄のせいらしい。

ナイル川
そんな感じで展望台は落ち着けないのでカフェをセットにしたのは正解でした。
カイロ・タワーがあるのはナイル川の中洲にあるゲズィーラ島なのでナイル川がよく見えます。広大なナイルデルタを有する川なのですが驚くほど水が綺麗です。これはアスワンにできた巨大なダムで土砂が沈降する影響で本来流れるはずの土砂の量が減っている影響らしい。

ナイル河岸

10月6日橋
カイロ・タワーを降りてナイル河岸を散策してみました。
見ている間ずっと渋滞していた10月6日橋も渡ってみます。カイロとギザはナイル川を挟んだ都市なのですが2つの都市で巨大な都市圏を構成しています。そのためナイル川が物流のボトルネックになるようでどの橋も常に渋滞している感じです。

ナイル河岸
ナイル川の河岸はホテルがあって、カイロ滞在はこういうホテルでも良さそうですね。また、ナイル川クルーズの船もたくさん停泊していてナイル川の各都市を観光して回ることもできるらしいです。クルーズだとアスワン辺りまで行けるらしい。

カイロ・タワー
日が落ちていくカイロ・タワーをみてのんびり河岸を散歩しました。
ちなみに、フェリー乗り場付近はチケットがないと入れなかった。

ABELA

Bashtil駅
ナイル川から今日乗る夜行列車の発車駅までUberを使ってやってきました。今回は少々トラブルがあって偶然に同タイミングで別の人が呼んだUberが到着してしまって違う車に乗ってしまいました。出発前にドライバーとお互いにお前じゃねえなというやり取りが発生してしまった。車のナンバーの数字がアラビア語なのでわからないんですよね。Uberもアプリでアラビア語の数字で表示して欲しいところです。
正しい方のドライバーは申し分なくて方面の関係から駅の到着は道路を挟んで反対側だったのですが、わざわざUターンして駅に寄せてくれました。ここでいいよとは言ったのですが、いやいや駅だろUターンするから乗ってろって言われました。チップは弾んだ。

Bashtil駅コンコース
駅に入るときに警備員からチケットを出せと言われました。チケットは中で受け取るんだと伝えたけど、チケットがないとダメだと入れてくれない。Whatappで代理店の人が中で待ってるよと連絡をくれるにどうしたものかと思っていたら、警備員がいなくなったのでその隙に入場しました。ええんだろうか。
チケット売り場前で代理店の人が待っていたのでチケットを受け取ります。チケットの内容をすごく丁寧に説明する代理店の人ですがチップを渡すとチケットをくれて去っていきました。とても現金的でよろしいw
エジプトの鉄道は基本的に1ヶ月前に現地で切符を購入する必要があります。そのため、旅行者が利用するときは代理店の存在が必須です。一般的には滞在するホテルに届けてもらうのですが、私は空港から直接来ているので駅で受け取りたいと事前に連絡していました。配達料と考えればチップは安いものです。この仕組みめんどくさいなあと思ったのですが、実のところ日本のみどりの窓口も同じ仕組みなのでなんとも言えない。他にもエジプトで外国人が鉄道を利用するにはパスポートと顔写真が必要になります。これも代理店にメールで送っていました。エジプトでは外国人が都市間を移動する際は必ず記録を取るようにしているようです。調べてみるとエジプト内で外国人が拉致されて国際問題になるのを防ぐ目的らしい。エチオピアと同じで国境を組織が超えることを防げないらしい。

Bashtil駅ホーム
売店で水を購入してからチケットを警備員に提示してホームに入りました。
ホームの案内はないので駅員に場所を確認しないとわからない。ホームの入口は自動改札があるので間違いないかと思いきや、自動改札は動いてないから常時開けているところから入るように言われる。ホームの電光表示板は常に黒い。エジプト鉄道の利用はハードモードです。
ホームにはトイレが有るのですが、利用するなら紙代が10EGPとおばちゃんに言われる。50EGPしかないというと、それで十分だと全部持っていかれた。釣り銭・・・

機関車
ホームで列車を待っていると自動小銃を持った軍人がやってきて、どこに行くんだと尋ねる。切符を見せると次の列車だと教えてくれました。警官も巡回していてこちらはサブマシンガンを所持しています。別に引き金に手をかけているわけではないので、安全装置をかけて携帯しているだけなんでしょうけど、使用する可能性はあるという土地柄なのでしょうね。
ホームで待っていると出発の55分前に入線してきました。電化されていないのでディーゼルエンジンの音が遠くからでもわかります。特に信号機も見当たらないので無線で司令とやり取りして運行しているのかな。

車両
車両はだいぶくたびれた感じですね。特に外国人が利用するからと特別な車両は用意してないらしい。

寝台
車掌に確認してコンパートメントに入りました。
B寝台個室って感じかな。2段ベッドです。今夜は貸切で指定しているのでここは私だけの利用になります。
照明は暗いです。スイッチは部屋にあるのでそこはありがたい。
コンセントは鏡台に1つありました。しかし、電圧が安定してなくて割と使えない。昨日のアジス・アベバから充電環境がない状況が続いているので困りました。ノートPCの電力もスマホの方に融通して節電体制です。ネットに繋がらなくなると私は死ぬ。
寝台は3cm程度のあるのかないのかわからない程度のマットと薄い毛布だけです。
トイレは車端部に共用の物があって垂れ流し式です。そのため、駅付近では車掌が施錠して使えない。なお、2台のうち1台は壊れていて水が流れない。なかなかに過酷な状況です。

夕食
21:40
定刻の30分遅れで出発しました。
出発して30分で車掌が夕食を持ってきました。チケットに食事が2食分含まれています。でも食後の珈琲は別料金だった。
焼き飯にコフタかな。ご飯は豆で増量してあります。見た目よりもずっとお腹に溜まるメニューで食べすぎました。そのためこの後に流れないトイレと戦うことになる・・・

沿線
夜が明けて周囲が見えるようになりました。ナイル川の沿線は砂漠のオアシスという感じで今までに見たどの地域とも違う風景が見られますね。
砂漠の夜は寒いって言う話はよくありますよね。気温は10度以上あったんですよ。でも、風が吹くと寒い感じなんですよ。この車両は窓が完全に閉まらなくて隙間風がすごいんですよ。極寒でした・・・
東京で着ていたダウンのジャケットを着て、厚着して、薄い毛布にくるまって、トイレと戦って一睡もできないなかでようやく日が昇りました。流石に暖房がないか探したんですが、スイッチ類には文字がなくなんのスイッチかわからない。全ての組み合わせを試しても暖房はなかった。

朝食
7:30に朝食を持ってきてくれたのですが、正直もうお腹に入らない。申し訳ないけどヨーグルトだけ食べてほぼ全てお返ししました。

ルクソール駅ホーム
8:10
ルクソール駅に到着しました。
割とみんなここで降りていく感じですね。

ルクソール駅名標
なんかルクソーールって感じの駅名標です。
両隣の駅はカイロとアスワンでは絶対にないのでたぶん観光客用なのかな。

ルクソール駅
完全に体力が底をついている状況です。
まずはホテルに向かって早いけどチェックインできるか聞いてみよう。ホテルはナイル川の反対側にあるので、まずは川に向かって行きます。

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