Best Western Hotel at 108
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Best Western Hotel at 108 |
7時に起床しました。
窓なしシングルのお部屋ですが28000円くらいはするので、北欧はやはり物価は高いみたい。
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朝食 |
ただ、宿は朝食付きなのでしっかり食べていきます。
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ミルクココア |
食後の珈琲と思ってコーヒーマシンを操作したらココアが出てきました。そういうパターンもあるのか。
ストックホルム観光
宿近く
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ストックホルム商科大学 |
10時に宿をチェックアウトしました。
今日は17時の電車でこの街を離れるので7時間くらい観光できますね。
宿の近くのドームがある建物は大学らしい。
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Rehnsgatan |
こっちは宿の近くの通りですが非常に綺麗です。
北欧はサービスやマナーがいいようですね。
ストックホルム市庁舎
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Klara Sjö |
T-Centralenまで地下鉄を利用して運河沿いを徒歩でストックホルム市庁舎に向かいます。
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市庁舎 |
ストックホルムの視聴者は毎年ノーベル賞の記念晩餐会が開かれることで知られています。
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中庭 |
中庭もあってちょっとした宮殿のようですね。
実際に設計者はベネチアのドゥカーレ宮殿を意識したらしい。
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回廊 |
今日は土曜日で観光客以外にも式服姿の男女が多いです。
スウェーデンでは土曜日は結婚式の日として選ばれるらしいです。金曜日までは仕事で日曜日は教会の行事があるということで土曜日になる。この市庁舎にも場所が用意されているとか。日本の市役所が結婚式場を用意することはないので、案外こういうところが少子化対策としていいのかもしれない。そもそも日本は土曜に届け出も怪しいしなあ。
Riddarfjärden
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Norr Mälarstrand |
市庁舎を見物したあとはフィヨルド沿いを散歩していきます。
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通り沿い |
通り沿いの建築はアムステルダムとよく似ていますね。
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zeam |
フェリー乗り場がありました。
これはGPSを利用して自動航行する渡し船らしいです。ところが、昼休み中でした。機械も昼休みするのか。
Kungsträdgården
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Kungsträdgården |
船を使うのは諦めて、地下鉄をRådhusetからKungsträdgårdenまで利用して宮殿のあるガムラスタンに行ってみます。
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Kungsträdgården |
Kungsträdgården駅にはこのようなものがたくさんおいてあります。
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Kungsträdgården |
実のところこれに意味はないです。ストックホルムの地下鉄は芸術家に出資してこのような意味のない造形物を作ってもらっているらしい。
このため、駅のデザインに統一感はない。
王立公園
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王立公園 |
地下鉄駅を出ると王立公園があります。
公園を宮殿方面に向かいます。
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Karl XII:s staty |
公園の入口にはカール12世の像があります。
カール12世は早逝した王ですが対ロシアの英雄とも言える側面があるらしい。
Riksdagshuset
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Riksdagshuset |
宮殿から運河を挟んだヘランズホルメン島には国会議事堂があります。
国会議事堂の前はイベント会場のようになっていますが、今日のストックホルム・マラソンのもののようです。ストックホルム・マラソンは東京のそれのように観光名所を巡るものらしい。
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Riksgatan |
普通に中庭が通れる。国会は市民の代表の集まりというのが思想らしい。いや、民主主義の基本なんだけど、日本の議会は必ずしもそうではないからなあ。
ストックホルム宮殿
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ストックホルム宮殿 |
国会議事堂のあとは宮殿にきました。
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衛兵交代式 |
ちょうど衛兵交代式が行われていました。
交代前後で服装が違うのは部隊が違うらしい。スウェーデンの宮殿の衛兵は軍隊の一部門が担当していて、部隊の違いが服装の違いに出るらしい。
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衛兵 |
ただし、装備は旧式の銃剣のようなのであくまでも儀礼的ということなのかな。
ロンドンのバッキンガム宮殿は自動小銃だったからなあ。
Borgmästar'n Bistro & Bar
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Borgmästar'n Bistro & Bar |
宮殿見学のあとは昼食にします。
道にテーブルを置いている店に適当に入りました。
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Visby stout |
スタウトを注文して料理を待ちます。
苦みよりも濃い味のビールです。
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Gösfilé |
料理は白身魚のフライでした。
レモンやトマトや玉ねぎなどあっさりめの味わいです。
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Sleepy bulldog |
料理が美味しかったのでビールも追加します。
ビール2本にメインを1品で8000円です。うーん、美味しいしサービスがいいのだけど高い。というより、日本の物価が安すぎる。たぶん、日本のサービスを考えたら価格は北欧くらいでも問題ないんだろうなあ。
ガムラスタン
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通り |
ガムラスタンは宮殿の城下町という感じですが、フィヨルドの小島という立地条件もあり道は基本的に狭いです。
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脇道 |
ただ、景観は良くて地図を見ずにふらふら歩くのには最適ですね。
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Mårten Trotzigs gränd |
道そのものが観光名所になっているのはここで世界で一番細い小路らしい。
日本の路地のほうがもっと狭い気がするけど違いは何なんだろう。公道か私道の違いなんだろうか。
Nobel Prize Museum
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Nobel Prize Museum |
ガムラスタンにはノーベル賞博物館があるので見学していきます。
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青色LED |
日本人のノーベル賞受賞者はかなり多いですが、私が一番だと思っているのはこの青色LEDですね。これはすごいテクノブレイクでした。
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光電子増倍管 |
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IPS細胞 |
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イベルメクチン |
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グラファイト |
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CP対称性の破れ |
それ以外にも多数の展示がありました。
しかし、昨年のノーベル賞受賞はありませんでした。このあたりに日本の衰退を感じますね。この20年くらいは特に民主党の暴挙もあって研究分野は縮小されてしまっています。
SJ94
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ストックホルム中央駅 |
出発時間の50分前くらいに中央駅に戻ってきました。
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SJ94 |
50分前が早いかといえばそうでもなくて、40分前には入線してきました。
今晩の宿となる夜行列車のSJ94便です。
今夜はこの列車でノルウェーのナルビクまで行きます。所要時間は約20時間となります。
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2等寝台 |
予約したのは2等寝台で3台寝台なので3人個室らしい。設備的にはオーストリア鉄道のナイトジェットと同じものですね。
流石に20時間乗るので個室貸切料金を払いました。貸し切りにすると上段で寝ろということで上段はすでに寝台セットされた状態になっていました。ちなみに、中断利用時は説明書を見て自力で組み立てろと説明にあったので2等にベッドメイクはないらしい。
17:13
ストックホルム中央駅を出発しました。
案内によるとBodenで分割されて一部はLuleåに行くらしい。
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食堂車 |
食堂車があったので晩ごはんを調達してきます。
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晩ごはん |
基本的にここで晩ごはんをする人はいないらしくて晩御飯になりそうなものは少なかったです。かろうじてパスタと書かれているものにしました。
ビールを買ったらその場で開栓されました。
缶ビールなのに?
どうやら車内で飲酒は禁止ということで許されているのは食堂車で食堂車で購入したものを飲むだけらしい。誰か酔って暴れたんだろうか。
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朝ごはん |
7時位に起床して朝ごはんにします。
朝ごはんは乗車前にコンビニで買っておきました。
Bodenを出発して1時間くらい北上したこのあたりで昼間の時間は2時間になりました。白夜地帯ももうすぐですね。
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キルナ |
キルナの鉄鉱山が見えてきました。
ルーレオとナルビクを結ぶ鉄道路線は本来このキルナの鉄鉱石の輸送用です。もちろん今もこの鉄鉱山は現役で稼働されています。
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キルナ駅 |
9時半ごろキルナ駅に到着しました。
大きな鉱山街なので下車する人もそこそこいる感じでした。
ただ、キルナ駅とキルナ市街地は少し離れているのでシャトルバスが出るらしい。鉱山拡大で町の場所が変わったのかな。
キルナまで来ると白夜地帯になりました。気温は4度くらいで真冬並みです。ストックホルムは15度くらいだったのでだいぶ下がりましたね。^
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Torneträsk |
キルナを出発してしばらくするとトーネ湖が見えてきました。
地形的に氷河堰止湖なのかな。6月というのに一部が凍っています。
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Abisko östra |
この路線は当然のように単線でしかも貨物優先になっています。
旅客便は遅延しやすいのですがダイヤに余裕はあるようでここで時間調整が入っているようです。今日の列車は割と順調なようでここまで数分の遅れだったのですが、ここでスケジュール通りになりそうです。
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Bjørnfjell |
国境をまたいでノルウェーに入国しました。
ここで記念すべき20カ国目となります。20カ国は目標にしていたところがあるので感慨深いです。
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雪解け水 |
そして列車はここからが観光のハイライトになります。
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Ruoppakjohka |
渓谷からフィヨルドへ風光明媚な区間を一気に駆け下ります。
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フィヨルドに注ぐ雪解け水 |
私も含めて観光客は窓に釘付けですね
ちょうど雪解け水で水量が増す時期のようでフィヨルドに注ぐ滝がいくつも形成されていました。
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オフォトフィヨルド |
列車の目的地であるナルビクもあるフィヨルドが見えてきました。
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ナルビク駅 |
12:45
ナルビク駅に到着しました。
約20時間の列車旅でしたが遅延なく到着しました。
日本ではもう味わえないロング路線でしたが快適に過ごすことができました。
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