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2026-01-12

エジプト旅行 3日目

エジプト入国

降機したのでエジプト入国へ進みます。機内で白いカードを貰ったのでこれが入国カードかと思っていましたら通路の途中に検問があってそこで回収していました。検問はあるけど記帳台はない。そういうわけで床や壁を利用してカードの記入を始める乗客たち、とてもシュールな光景です。私も壁際で記入して提出しました。どうやら武漢ウィルスの際の臨時健康調査の体制がまだ続いているらしい。
イミグレーションの前には入国カードと記帳台があってこっちが本来のものらしい。色は緑と赤の2色で緑はアラビア語しか書かれてないのでエジプト人用らしい。ここに限らずアラビア語で書かれていたらエジプト人向け、英語だと外国人向け案内なので割とわかりやすいです。
入国カードは簡単に記入ができたのですがビザカウンターが見つからない。VOAカウンターの案内はあるんだけど矢印の先には銀行しかないんですよね。どうにも見つからないので銀行のカウンターで聞いてみると、「25ドルだ」と返答されました。ここかーい!
特にパスポートの確認もなしに買えたVOAと入国カードとパスポートをイミグレーションに渡すと特に質問もなくパスポートにVOAを貼り付けてスタンプが押されて入国完了です。
e-Visaの申請と戦った意味よ・・・
なんか、入場券を買って入場しましたって感じでした。
ちなみに銀行の両替はというと深夜時間帯はやってないということで開くのは朝5時からだと教えてくれました。
到着ロビーにでるとタクシーの勧誘がありましたが、深夜時間帯だと行く先がないので断って出発ロビーに上がりました。出発ロビーは人が多いし、入場には搭乗券の確認があるので朝まで過ごすには問題なさそう。
ちなみに2時間後に成田からエジプト航空の直行便が到着しました。日本語の案内があって直行便の存在を知って愕然としました。私は2日がかりでやってきたのに・・・

Caffè Ritazza

Caffè Ritazza
朝まで待って銀行が両替業務を始めたので100USDを両替しました。返ってきたのは4760EGPでした。100EGP札で返ってきたのでなかなかの札束になりました。この100EGPはもっとも手軽に流通されているようでここで100EGPがたくさん手に入ったのはとても助かりました。エジプトは日本の物価の3分の1くらいなのかな。

パニーニ
到着ロビーのカフェで朝ごはんにしました。この旅でお金を出した初めての食事になりました。この組み合わせで1000円くらいなので多分に空港価格という感じです。

エジプト考古学博物館

エジプト考古学博物館
空港からUberを利用してエジプト考古学博物館にきました。カイロ空港のターミナル3からUberを利用する際は駐車場のB-5看板がピックアップポイントらしいです。ちなみにピックアップポイントとは全く書いていない。お陰で合流するのに凄く手間がかかりました。それでも忍耐強く運転手が待ってくれたのは私がUberの支払方法を間違って現金払いにしていたかららしい。最初の請求額は現金で25USDでしたが20USDまで値切れました。後日の利用を考えると15USDまでは値切れそうでした。Uberの提示額は207EGPなのでだいぶ高い。この種の交渉はUberの規約には反する行為ではあるのでとりあえず通報しておきましたが、Uberとしても妥協している点がありそう。
無事に送り届けてもらったエジプト考古学博物館はなかなか大きな建物で建物の前は池があって建物が反射して映っていてとても美しいです。手前の池はオアシスのイメージなのでしょうね。

館内
館内も広いのですが、それ以上に収蔵品が多いです。
収蔵品はミイラ文化を中心としたものや生活用品や文書類と豊富に揃っていて見ていて飽きない。

石棺
石棺も非常に多く収蔵されています。材質も1種類じゃなくて砂岩・花崗岩・玄武岩と様々です。どの素材でも精巧に加工されているのが印象的で当時の石工技術の高さがわかります。ちなみに5000年くらい前になるので日本は文化や文明がまだなかった。中国王朝の周代よりも前なので私としては時代感が全くわからない。
調べてみると大きく2つの時代があって、5000年くらい前の旧王国時代と3000年くらい前の新王国時代があったと考えて良さそう。前者がカイロ・ギザの感じで後者がルクソール中心という感じです。

ミイラ
日本人としてはやはりミイラの印象が強いですが、このミイラの収蔵品も多いです。ミイラを重ねた棚が端から端までズラッとある。ミイラ制作は一般的な埋葬の位置づけだったらしくて時代を減るごとに一般化していって最終盤では民間人もミイラになっていたかららしい。ただ、ミイラ制作は技術も時間も必要だったので用意できる費用でミイラのレベルが変わったらしい。制作に時間と費用をかけるとより長期保存できるミイラになるらしい。なんというか、とても現代的です。

死者の書
ミイラと同じく有名なのが死者の書です。この死者の書も収蔵品が多数あります。死者の書というので正確に書き記した写本がたくさんあるのかと思ったらそういうわけでもなく、長さも内容もまちまちのものがたくさんあります。実はこれも埋葬品で死者が死んでから迷わないようにこれからの行程を書いたガイドブックらしい。これも葬儀費用によって長さが変わる。なんというか、とても現代的です。
エジプト文明を学ぶと技術レベルの高さと現代に通じる経済概念に驚きます。これに比べると欧州中世時代なんかはよっぽど原始的です。エジプトは隣国のイスラエルで発生したキリスト教やらイスラム教に繰り返し征服されてナイル川の文明レベルは失われていったみたいです。一神教の支配と制服の力は強い。

ONATY

ONATY
たっぷり3時間以上見学して13時頃に博物館の敷地内にあるレストランに昼食のために入りました。これでも見きれないくらい収蔵品が多いです。

アイスコーヒー
食事ならコフタがおすすめということなので、それを頼んでドリンクはコーヒーを頼んだらお砂糖とミルクたっぷりのアイスコーヒーが出てきました。

スープ
牛肉を頼んだら冷静スープが出てきました。旨味たっぷりで穀類が入っていてなかなかボリューミーです。レモンを加えると酸味でさっぱりしてとても美味しい。
パンはエジプシャンでナンのように薄く焼いたパンです。
お皿の白いものは初めて見ますが胡麻ペーストのタヒーナです。パンと一緒に食べると美味しい。

ご飯
メインプレートのようにやってきたのはご飯と野菜です。ご飯は意外にも短粒種です。ただ、日本米のような粘り気はない感じなので食感は長粒米と同じような感じです。
野菜にフライドポテトが交じるのが見慣れない感じですが、エジプトでフライドポテトは付け合せとしては普通らしい。

コフタ
そして頼んだコフタが満を持してやってきました。そんなつもりはなかったのですがどうやらフルコースの料理だったみたいです。4000円は結構高いなあと思ったけどこれだけのセット料理なら納得です。
コフタは牛肉の挽肉を串につけて焼いた料理です。形態的にはつくねが近いかな。スパイスの効いた牛挽肉でとても美味しいです。
量がとても多くお腹に溜まる感じな料理でした。

カイロ・タワー

カイロ・タワー
博物館の後はカイロ・タワーへ移動しました。移動はUberを利用しました。今回はきっちりカードを登録してUber経由で決済しました。金額交渉もなくスムーズです。
カイロ・タワーは高さが東京タワーの半分くらいで展望台とレストランとカフェがあります。
展望台とカフェ・レストランの利用は別のチケットが必要で展望台とカフェ利用でチケットを買いました。展望台の利用は地元人は100EGPで外国人は350EGPなので3.5倍高い。全体的に外国人は3~4倍高い傾向があるので、ここは普通の外国人価格って感じです。

ナイル川下流方向
展望台は狭くてそして剥き出しです。周りに遮るものがないので風が強い。そして、案内の係員があっちを写真に取れとか動画を撮れとかとてもうるさい。極めて落ち着けない観光ポイントです。エジプト人は邪魔なくらい世話好きなのですが、ここはどうも理由があるみたいで展望台が狭いので時間制限があるみたいです。そのため効率よく見学できるようにやっているんだろうなあ。

ギザ方向
良かったのはギザ方面でピラミッドが見えます。結構遠くに見えるけどここから10km程度しか離れてないです。割と霞んでみるのは砂漠の砂埃とナイル川から発生する靄のせいらしい。

ナイル川
そんな感じで展望台は落ち着けないのでカフェをセットにしたのは正解でした。
カイロ・タワーがあるのはナイル川の中洲にあるゲズィーラ島なのでナイル川がよく見えます。広大なナイルデルタを有する川なのですが驚くほど水が綺麗です。これはアスワンにできた巨大なダムで土砂が沈降する影響で本来流れるはずの土砂の量が減っている影響らしい。

ナイル河岸

10月6日橋
カイロ・タワーを降りてナイル河岸を散策してみました。
見ている間ずっと渋滞していた10月6日橋も渡ってみます。カイロとギザはナイル川を挟んだ都市なのですが2つの都市で巨大な都市圏を構成しています。そのためナイル川が物流のボトルネックになるようでどの橋も常に渋滞している感じです。

ナイル河岸
ナイル川の河岸はホテルがあって、カイロ滞在はこういうホテルでも良さそうですね。また、ナイル川クルーズの船もたくさん停泊していてナイル川の各都市を観光して回ることもできるらしいです。クルーズだとアスワン辺りまで行けるらしい。

カイロ・タワー
日が落ちていくカイロ・タワーをみてのんびり河岸を散歩しました。
ちなみに、フェリー乗り場付近はチケットがないと入れなかった。

ABELA

Bashtil駅
ナイル川から今日乗る夜行列車の発車駅までUberを使ってやってきました。今回は少々トラブルがあって偶然に同タイミングで別の人が呼んだUberが到着してしまって違う車に乗ってしまいました。出発前にドライバーとお互いにお前じゃねえなというやり取りが発生してしまった。車のナンバーの数字がアラビア語なのでわからないんですよね。Uberもアプリでアラビア語の数字で表示して欲しいところです。
正しい方のドライバーは申し分なくて方面の関係から駅の到着は道路を挟んで反対側だったのですが、わざわざUターンして駅に寄せてくれました。ここでいいよとは言ったのですが、いやいや駅だろUターンするから乗ってろって言われました。チップは弾んだ。

Bashtil駅コンコース
駅に入るときに警備員からチケットを出せと言われました。チケットは中で受け取るんだと伝えたけど、チケットがないとダメだと入れてくれない。Whatappで代理店の人が中で待ってるよと連絡をくれるにどうしたものかと思っていたら、警備員がいなくなったのでその隙に入場しました。ええんだろうか。
チケット売り場前で代理店の人が待っていたのでチケットを受け取ります。チケットの内容をすごく丁寧に説明する代理店の人ですがチップを渡すとチケットをくれて去っていきました。とても現金的でよろしいw
エジプトの鉄道は基本的に1ヶ月前に現地で切符を購入する必要があります。そのため、旅行者が利用するときは代理店の存在が必須です。一般的には滞在するホテルに届けてもらうのですが、私は空港から直接来ているので駅で受け取りたいと事前に連絡していました。配達料と考えればチップは安いものです。この仕組みめんどくさいなあと思ったのですが、実のところ日本のみどりの窓口も同じ仕組みなのでなんとも言えない。他にもエジプトで外国人が鉄道を利用するにはパスポートと顔写真が必要になります。これも代理店にメールで送っていました。エジプトでは外国人が都市間を移動する際は必ず記録を取るようにしているようです。調べてみるとエジプト内で外国人が拉致されて国際問題になるのを防ぐ目的らしい。エチオピアと同じで国境を組織が超えることを防げないらしい。

Bashtil駅ホーム
売店で水を購入してからチケットを警備員に提示してホームに入りました。
ホームの案内はないので駅員に場所を確認しないとわからない。ホームの入口は自動改札があるので間違いないかと思いきや、自動改札は動いてないから常時開けているところから入るように言われる。ホームの電光表示板は常に黒い。エジプト鉄道の利用はハードモードです。
ホームにはトイレが有るのですが、利用するなら紙代が10EGPとおばちゃんに言われる。50EGPしかないというと、それで十分だと全部持っていかれた。釣り銭・・・

機関車
ホームで列車を待っていると自動小銃を持った軍人がやってきて、どこに行くんだと尋ねる。切符を見せると次の列車だと教えてくれました。警官も巡回していてこちらはサブマシンガンを所持しています。別に引き金に手をかけているわけではないので、安全装置をかけて携帯しているだけなんでしょうけど、使用する可能性はあるという土地柄なのでしょうね。
ホームで待っていると出発の55分前に入線してきました。電化されていないのでディーゼルエンジンの音が遠くからでもわかります。特に信号機も見当たらないので無線で司令とやり取りして運行しているのかな。

車両
車両はだいぶくたびれた感じですね。特に外国人が利用するからと特別な車両は用意してないらしい。

寝台
車掌に確認してコンパートメントに入りました。
B寝台個室って感じかな。2段ベッドです。今夜は貸切で指定しているのでここは私だけの利用になります。
照明は暗いです。スイッチは部屋にあるのでそこはありがたい。
コンセントは鏡台に1つありました。しかし、電圧が安定してなくて割と使えない。昨日のアジス・アベバから充電環境がない状況が続いているので困りました。ノートPCの電力もスマホの方に融通して節電体制です。ネットに繋がらなくなると私は死ぬ。
寝台は3cm程度のあるのかないのかわからない程度のマットと薄い毛布だけです。
トイレは車端部に共用の物があって垂れ流し式です。そのため、駅付近では車掌が施錠して使えない。なお、2台のうち1台は壊れていて水が流れない。なかなかに過酷な状況です。

夕食
21:40
定刻の30分遅れで出発しました。
出発して30分で車掌が夕食を持ってきました。チケットに食事が2食分含まれています。でも食後の珈琲は別料金だった。
焼き飯にコフタかな。ご飯は豆で増量してあります。見た目よりもずっとお腹に溜まるメニューで食べすぎました。そのためこの後に流れないトイレと戦うことになる・・・

沿線
夜が明けて周囲が見えるようになりました。ナイル川の沿線は砂漠のオアシスという感じで今までに見たどの地域とも違う風景が見られますね。
砂漠の夜は寒いって言う話はよくありますよね。気温は10度以上あったんですよ。でも、風が吹くと寒い感じなんですよ。この車両は窓が完全に閉まらなくて隙間風がすごいんですよ。極寒でした・・・
東京で着ていたダウンのジャケットを着て、厚着して、薄い毛布にくるまって、トイレと戦って一睡もできないなかでようやく日が昇りました。流石に暖房がないか探したんですが、スイッチ類には文字がなくなんのスイッチかわからない。全ての組み合わせを試しても暖房はなかった。

朝食
7:30に朝食を持ってきてくれたのですが、正直もうお腹に入らない。申し訳ないけどヨーグルトだけ食べてほぼ全てお返ししました。

ルクソール駅ホーム
8:10
ルクソール駅に到着しました。
割とみんなここで降りていく感じですね。

ルクソール駅名標
なんかルクソーールって感じの駅名標です。
両隣の駅はカイロとアスワンでは絶対にないのでたぶん観光客用なのかな。

ルクソール駅
完全に体力が底をついている状況です。
まずはホテルに向かって早いけどチェックインできるか聞いてみよう。ホテルはナイル川の反対側にあるので、まずは川に向かって行きます。

2026-01-10

エジプト旅行 2日目

ET673便

仁川空港12番ゲート
トランスファーの保安検査を経て12番ゲートに戻ってきました。ボーディングタイムは23:30だけど30分で折り返しは無理では?

ET-AOP
0:04
割となんとかなるみたいで定刻通りに出発となりました。
今度はRWY16Lから離陸して仁川を離れました。

機内食
なんとなく出るんじゃないかなあと思っていましたが、深夜便ですが機内食のサービスが離陸後80分でありました。さっき食べたばかりな気がするんだけど
深夜便ということもあって機内食を食べてない人も多いみたいですが、長いフライトなのでできるだけ食べておきます。メニューは鳥の唐揚げを炒めたような感じです。まあまあ辛い。ドリンクで赤ワインを頼むと小瓶でもらえました。水もどうですかとCAさんが勧めてくれました。エチオピア航空は機内サービスがなかなかいいです。

機内食
10時間後、ワインを飲んで眠っていたところでもう一度機内食のサービスが始まりました。メニューとしては朝食の扱いみたいですね。ワッフルとクロワッサンと円パン、炭水化物ばっかり。ワッフルはなかなの硬さと重量でこれだけでお腹いっぱいになりますね。

バス
7:05
定刻よりはやや早くエチオピアのアジス・アベバにあるボレ国際空港のRWY25Lに着陸しました。タキシングして止まったのはS5番スポットみたいです。沖止めなのでバスで到着エリアに向かいます。ちゃんと複数台のバスが用意されているのでスムーズに降機できました。ちなみにバスによって向かった到着エリアが違ったようでツアーの人が逸れるようなことがあったらしい。添乗員さんも大変だなあ。

アジス・アベバ

ボレ国際空港

到着エリア
初めての空港、というかアフリカ自体が初めての地でもあります。
ボレ国際空港で入国するには床の青いラインに沿っていけばいいみたいです。他にもトランスファーとかも色分けされているので目印としてはわかりやすいです。
イミグレーションの隣にVOAカウンターがあったので並ぶと、トランジットホテル利用は不要だと言われたのでイミグレーションの方の列に並びます。
カウンターでトランジットだと目的を伝えてパスポートと航空券とホテルのバウチャーを出すとパスポートのスキャンと顔写真の撮影だけで特にスタンプも押さずに入国できました。とても簡易的だなあ。それだけトランジットホテルの利用で入国する人間が多いということなのかな。ともあれ、エチオピア入国で25カ国目です。

両替
手荷物を回収するエリアに銀行があったので両替してもらいます。
よく見てるとみんな列に並んでいるわけでなくてお金とパスポートを渡している。どうも両替自体をやってる人は一人だけで受付順に処理しているだけらしい。両替してもらってる人を見ると札束をもらっている人が多い。100USDを渡すと大金が返ってきそうだったので50USDを渡します。しばらく待って順番が来て受け取ったのは7900ETBでした。200ETBが39枚です。使い古しの紙幣ということもあってなかなかの束で返ってきました。
しかし、一抱えの札束を受け取ってる人は何なんだろうか。枚数がえげつないので一人あたりの両替にもかなり時間がかかっています。この疑問は後で解消する。

到着ロビー
両替も終わったのでトランジットホテルに向かいます。
制限エリアから出るにも手荷物検査が必要でした。なんとも面倒な空港です。

Ethiopian Skylight Hotel

送迎バス
空港から出るとホテルのシャトルバス乗り場の案内があります。ホテルの名前を持ったスタッフが何人かいたので「Skylightは?」と聞くと、それはあいつだと担当者を教えてくれました。担当者がもうすぐバスが来るからそこで待ってろというので待っていると立派なバスがやってきました。

Ethiopian Skylight Hotel
Skylight Hotelはエチオピア航空の直営のようで空港の目の前にありました。歩いていけそうなものだけど、こういうときに勝手に歩いていくとろくなことにはならないので大人しく待つのがいいですね。ホテルの入口は手荷物検査がありました。

部屋
チェックインを済ませて案内された部屋は広々として大きなベッドがひとつある感じです。

バスルーム
バスルームにいたってはバスタブがシャワーとは別にあります。
えらく高級なホテルだなあ。そして構造がなんとなく中国のホテルと似ている。建設したのは中国の会社なんじゃないかな。

インジェラ
ホテルのバウチャーには朝食・昼食・夕食があるのですが、機内食も食べたので朝食はスキップして部屋でのんびりしていました。
昼食のバイキング会場に行くとインジェラがありました。これは一度は食べておかないとですね。エチオピアの料理で主食の立ち位置にあります。テフという米も麦もないこの地で育つ穀物を加工したものですが、かなり食えないイネ科の食物らしく、粉にしたうえで乳酸菌で発酵させてようやく栄養にできる代物らしい。ちなみに「見た目は雑巾、味は吐瀉物」という酷い評価の代物なんですがどうだろう。
見た目は灰色というか黒い。ただ、黒ゴマの豆腐もこんな感じの色なので日本人としては色合いにあまり抵抗感はない。薄く伸ばして焼いているのだが発酵品だからなのか気泡が多分に含まれている。生地に粘り気がないので気泡のせいでボロボロである。感触としてはめっさ安物のウレタンスポンジという感じです。有り体に食感が良くない。味は乳酸らしい酸味があるが爽やかさとは無縁でいつまでも舌に残る不快な酸味です。結論として単独で食べるのはきつい。付け合せの副菜で誤魔化さないと酸味でどうかなりそうです。
ちなみにホテルでこれを食べているのは私だけでした。現地の人も他に食べるものがあったら食べないんじゃなかろうか。これしかないなら食べてもいい。そのくらいの感じの食べ物でした。

国立博物館

国立博物館
午後はちょっと観光してみたいのでホテルのカウンターで国立博物館に行きたいんだがUberが使えるか相談したら、往復でタクシーをチャーターしたほうが安全だと言われました。アジス・アベバはそんな感じなのか。往復と見学で3時間くらいのチャーターで40USDでいいということなのでお願いすることにしました。高い気がするけどホテルが交渉してくれるなら安全なんだろう。40USD現金で払えるかと言われたのでカードじゃダメか聞くとあいつについていけと従業員に連れられて行ったのはホテル内の銀行、そこでETBをキャッシング、どういうことだろうか。どういうことかよくわからないままETBの札束を用意してフロントまで戻ると、今すぐその金をポケットにしまえ、博物館から帰ってきたら運転手にその金を渡せ。
なるほど、タクシーはカードが使えないし現金を持ってると強盗に会うということか・・・
お金を鞄にしまうと、よしあの車に乗るんだ、と言われました。つまり、ホテルの取り分無しで手配してくれたらしい。エチオピア航空ありがたい。
そんな国立博物館はホテルから車で30分程度のところにあります。運転手がまずは1階を回ってそれから地下に行くのがいいとアドバイスをくれました。
ここの入館は50ETBなので51円です。外国人価格とかないんだ。正直もうちょっとぼってもいいとは思う。

ルーシー
国立博物館の展示の目玉は地下にあるルーシーです。類人猿と人類の間の猿人の化石としてエチオピアで発掘されました。この発見は進化がいつどこで行われたかがわかる重要な物となっています。発見部位は少ないのですが、骨盤と大腿骨、顎や後頭部といった生物の大きさや姿勢がわかる部位が発見された点がとても大きいです。

王座
1階の中央には目立つように歴代の支配者の展示がありました。
エチオピアはアフリカでは珍しく欧州の植民地時代に植民地化されなかった土地です。そのため、言語も古いものがしっかり残っています。
エチオピアはこの独立性が結構自慢らしい。周辺はスーダン・南スーダン・ソマリアと割と国家の形態をなしてない国が多いですが、独立国家の形態を保っています。

館内
そんな歴史の長い国の国立博物館の収蔵品はしょっぱい。さして広くないフロアが2つのフロアしかないです。階段もあるので建物はもう少し広そうだけど、閉鎖されています。
どうも、国内が不安定化している影響のようで収蔵品が権利を主張する団体の手で散り散りになっているらしい。また、国内情勢が良くないので追加の発掘もできてないようです。

1時間ほど見学して運転手さんとともにホテルに戻ります。
ホテルの敷地に入るときにタクシーの座席やトランクを警備員が厳重に調査するのには驚きました。爆発物を探しているみたい。運転手に聞くと、エチオピアはソマリアみたいな国と接していて、向こうからそういう人間が入り込んでしまうから仕方がない、ということでした。陸の国境ってそういうものなのか。アフリカは厳しい。

ボレ国際空港

出発ロビー
ホテルのバウチャーに記載しているチェックアウトタイムは出発時間の2時間前です。でも、2時間前にチェックアウトするとバスの移動や保安検査を考えると結構時間に余裕がなさそうです。そんなわけで3時間半前にチェックアウトして空港に向かいます。ホテルのバスは空港とホテルを往復しているようでホテルのロビーで30分ほど待っているとバスが来ました。
ボレ国際空港は空港に入るときと制限エリアに入るときの2回の保安検査が必要です。靴も脱ぐ必要があり、保安検査には結構時間がかかります。やはり早めにホテルを出発していてよかった。

GOLD LOUNGE
さっくり出国してエチオピア航空のラウンジに行きます。
エチオピアはキリスト教国ですが、イスラム教徒も乗客には多いですね。そしてイスラム教徒のおばちゃんたちが列を無視して受付に特攻するので受付の人がキレている。うーん、たくましいなあ。

カレー
ホテルでは食べなかったのでラウンジで夕食にしました。
色々種類はなかったのでカレーにしておきました。結構スパイシーで美味しい。
かなり広いラウンジでソファーもたくさんあっていい感じなのですが、コンセントはない。ホテルでフル充電していたのでここでは問題ないですが、この点だけはちょっと不便ですね。

ET452便

ボレ国際空港A14番ゲート
搭乗時刻になったのでA14番ゲートまできました。ラウンジから近いのがいいですね。
この横はDゲートでそっちは保安検査がありました。ヨーロッパ方面はもう1回保安検査を受ける必要があるみたいです。なかなか厳しい。

ET-AOP
22:34
定刻より遅れて出発になりました。機材は東京からと同じB787-8です。調べてみたところ成田から乗ったやつと全く同じやつでした。私がアジス・アベバを観光している間にモザンビーク往復をやってたらしい。
飛行機はRWY07Rから離陸していきました。いよいよ次は目的地のエジプトです。

機内食
離陸から1時間で機内食が提供されました。ここでもご飯が出るのがありがたい。流石に長粒種にはなっていますがお米があると安心感が出ます。
主菜のチキンはトマトベースの煮込みかなこれもまずまずです。サラダがキヌアだったのがちょっと残念です。キヌアはあんまり得意じゃないんですよね。
飲み物は飛行時間が短いのでコーラにしました。酔っ払ってイスラム教の国には入れない。

限灯されたので仮眠を取っていたら空席だった隣にイスラム教のおばちゃんがやってきて足をこっちに伸ばして寝ていました。日本だとイスラム教徒の女性は権利が厳しく制限されているみたいな印象操作があって常々そんなことないだろうと思ってましたが、おばちゃんはイスラム教徒でもおばちゃんであることは変わらないですね。たくましい。なんか安心しました。

1:23
飛行機は定刻でカイロ国際空港のRWY23Lに着陸してG2番スポットに到着しました。
1時間半くらい仮眠できた感じですね。

エジプト旅行 1日目

成田空港

成田空港第1ターミナル
12月27日の夕方の17時の成田空港にやってきました。年末年始の大旅行はここから始まります。
実はこの時点で割と色々と不安になっています。
1つ目は仁川空港での乗り継ぎがよくわからない。以遠権フライトを利用するのは初めてなのでどうにも勝手がわからない。
2つ目はアジス・アベバでの入国方法がわからない。出発当日にエチオピア航空からメールでトランジットホテルのバウチャーが送られてきたのですが、はっきりと査証が必要って書いてあるんですよね。
3つ目はエジプトのe-Visaを事前に申請したのですが書類と申請内容が一致しないという謎の理由で却下された点です。情報によるとアライバルビザで問題ないらしいけどどうなんでしょうか。
4つ目はカイロからルクソールまでの列車のチケットが受領できてない点です。現地の代理店の話だと駅で受け取れるという話でしたが可能なのでしょうか。

成田空港第1ターミナル南ウィング
エチオピア航空からオンラインチェックインの案内もありましたが、色々確認したいこともあったのでカウンターに並びます。エチオピア航空はスターアライアンスゴールドメンバーに対しては最上位クラスの扱いになるようで赤絨毯の専用レーンで長蛇の列を大幅にスキップできました。エチオピア航空のステータスレーンの赤絨毯はエチオピア航空のこだわりのようで自社のロゴ入り赤絨毯をどの空港でも見かけました。
チケットを貰うときに仁川は降機して乗り継ぎを経由する必要があると説明を受けました。そして、トランジットホテルのバウチャーのプリントアウトしたものをここで改めてもらいました。実はこのプリントアウトが非常に重要だったことを帰路で知ることになります。

ANA LOUNGE
成田空港は出国も入国も多くの人で混雑していましたがステータス用レーンでさっくり通過していつもの第5サテライトのANA LOUNGEで搭乗開始時刻まで時間調整します。
エチオピア航空は20:30出発なので夜便としては少し遅めの時間です。
ラウンジ内も混雑していましたが、夕方便の乗客がどんどん抜けていく感じでした。

きつねそば
年越しはエジプトになるので年越しそばということできつねそばを頼みました。
何故かオンライン注文ができなくてカウンターで直接注文しました。混雑していたので一時的に止めていたのかな。
そばとお揚げというシンプルな構成で味はちょい濃いめですね。

ビール
今回の旅はだいぶ不安なのですが、ここまで来たら帰るわけにも行かないのでビールを飲んで落ち着きましょう。エジプトはイスラム教の国だからお酒はないだろうなあ。

ET673便

成田空港47番ゲート
搭乗開始時刻に近づいたのでゲートまで移動してきました。
ゲート付近まで来て驚いたのが乗客の大半が日本人であることです。日本の空港だから不思議ではないのですが国際線でこんなに日本人を見かけるのは最近ではちょっとなかったので驚きです。まあ、超ハイシーズンで日本人がいない日本便というのはちょっと困るのでこれが普通といえばそうなんですけどね。
ツアーのお客さんもだいぶ多いというのが印象的ですね。

ET-AOP
20:30
定刻ぴったりの出発となりました。機材はB787-8です。
個人用モニターの言語選択が4種類で英語とフランス語と中国語ともう一つが見慣れない。これがアムハラ語かと思って調べたらヒンディー語でした。謎のチョイスである。
RWY16Rから飛行機は離陸していきます。

機内食
離陸から40分で機内食が提供されました。エチオピアはキリスト教なのでお酒ももちろんあります。ビールを頼むとデンマークのカールスバーグのピルスナーがもらえました。
味も素っ気もない辛いだけのキムチもあるしこのケータリングは仁川の積み込みなのかな。主菜のチキンは辛味は抑えめでちゃんと味があってまあまあって感じです。

仁川国際空港
23:02
仁川空港のRWY15Lに着陸して12晩スポットに到着しました。
12番はすぐ前に乗り継ぎの検査場があるので近くていいですね。パスポートと航空券を提示して持ち込みて荷物をスキャンするというどこでもあるステップで再び12番ゲートまで戻って来る感じです。
乗り継ぎ先が同じ飛行機で同じ座席に戻るという点を除けば普通の国際線乗り継ぎって感じですね。乗り継ぎ時間は1時間でしたが20分で元のゲートまで戻ってくることができました。
ここまでは序章って感じでここからがロングフライト本番ですね。